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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2024/04/27 (Sat) 09:44
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2011/03/14 (Mon) 13:12

ポプラ社
2010年12月

「人のために何かするって、どうしてこんなにうれしいんだろう」
母・林真理子が娘とすべての日本の子どもたちへ贈る物語。

不登校の小学生・理沙と、戦時下を生きる雪子。
時代を超えて結ばれた二人の友情は読んだ人すべての人の心を温かくします。

心に響く 感動の最新作!





今では簡単に手に入ってしまうために、ありがたみが希薄になっている食べ物。
特に今の子供たちには、それが顕著なように思われます。
食事にありつけるというのは当たり前なことではないのだと、そんなことをやさしく教えてくれる本です。
また、友達の大切さもさりげなく教えてくれます。
今不自由なく生活している子供たちに読ませたい本ですね。

内容★★★★


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2011/02/22 (Tue) 21:04

講談社
2010年12月

佐賀県・武雄市民、そして、市外・県外・日本中から感動の声、声、声!
「武雄市始まったな」
「絶対に市役所なんか就職したくないと思っていたけど、いまは選択肢のひとつにいいかなって」
「行政を海外に売りたい、なんてどーゆーこと? がんばれ! ムチャ振り市長!!」
「武雄市は変わりました! 活気があるって、一生懸命って素晴らしい」
「いやあ~市長、闘ってますね~、ボクでもリコールまでは受けない」(某有名知事)

「たわしではありません。ひ・わたしです」
ひょんなことから故郷・佐賀県武雄市の市長に立候補してしまった青年が、現職を破り奇跡の当選――
次々とユニークな「まちおこし策」を打ち出し、一躍、脚光を浴びるものの、役所の古参幹部、自民や共産市議、医師会、地元マスコミのドン……
次々と立ちはだかる難敵とのガチンコ大バトルの末、ついにリコール再選挙!
ダメダメ日本を元気にする愛と感動のノンストップ冒険物語

【首長】シュチョウ
  ある集団・団体・組織の長。主宰者。
  狭義では、地方自治体の長(知事、市長、町長)を指す。
  行政関係者は、「クビチョウ」と呼ぶ。[――選挙]

「とほほとは何ですか、とほほとは! あんたね、武雄の未来をよくしたいと言って市長になったんでしょう。
この町の未来にとって決定的に重要な問題を解決できないのなら、市長なんか辞めてしまわれたらどうですか」
(本文より)





市長って想像以上に大変ですね。
しかも、何か新しいことをやろうとするならばなおさら。
地方のしがらみは強固で、妨害の嵐・嵐・嵐。
志は勿論大事だけど、精神的によほど強くないとやれないと思いました。
支える奥さんもですけどね。
こういう住み易い、よりよい地域を作っていこうという流れはとても大事だと思います。
これが日本全国に広がるとよいのになぁ、と心底思います。
「地方院」という考えにも賛成です。

内容★★★★


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2011/02/14 (Mon) 11:20

文藝春秋
2010年11月

妻は仕事、夫は家事――。いわゆる「主夫」である主人公の男性の視点から、近所の主婦たちとの交流を描いた、第143回芥川賞候補作。子育て、料理に、公園デビュー。ある日、公園での友達である女性と心中させられそうになり――。雑誌「すばる」に掲載された佳作「シレーヌと海老」も併録。






芥川賞候補というのには食指は動かなかったけれど、地元というのと年齢が変わらないのが気になり読んでみました。
主人公の考え方や語りが面白く、吹き出してしまう場面も何度か。一人でいるときでよかった。
「死ぬよりまし」とか言って自分をごまかしながらも、滲み出てくる不満とかの表現が絶妙でした。
人物や周りの些細なことの観察もうまく、よく描けているなと感心もしました。
大きな事件とかがあるわけじゃないけれど、ずっと読んでいたい気持ちにさせられる温かい本でした。
三河弁もドラゴンズも懐かしかったなぁ。
この本面白いじゃん。みんな、読んでみりん。

内容★★★★


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2011/02/01 (Tue) 13:33

新潮社
2010年11月

もどかしい過去を思い返す、無為なひととき。森見登美彦さん、ミムラさんオススメの涼しい笑いに充ちた画文集。

あのとき、ああ言えばよかったと「思い出し推敲」し、「思い出し怒り」に駆られても、同じ状況はなかなかやってこない。「取り戻したい過去」など特に思い浮かばないが、記憶の波が時折り押し寄せ、溺れそうになる……脳内に散らばる、よしなしごとを検索探訪し、マンガとエッセイで描く、初の試み。オススメも納得の傑作著作。





何だろう、不思議な面白さです。
激しく同感なのもあれば、こんな見方もあるのかと感心したり。
何故笑えるのかよくわからないけど、つい笑ってしまっている自分がいます。
なんだかいいですね、この本。

内容★★★★


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2011/01/27 (Thu) 08:55

小学館
2010年9月

執事とお嬢様刑事が、6つの事件を名推理!
ミステリ界に新たなヒーロー誕生! 主人公は、国立署の新米警部である宝生麗子ですが、彼女と事件の話をするうちに真犯人を特定するのは、なんと日本初!?の安楽椅子探偵、執事の影山です。
彼は、いくつもの企業を擁する世界的に有名な「宝生グループ」、宝生家のお嬢様麗子のお抱え運転手です。本当は、プロの探偵か野球選手になりたかったという影山は、謎を解明しない麗子に時に容赦ない暴言を吐きながら、事件の核心に迫っていきます。
本格ものの謎解きを満喫でき、ユーモアたっぷりのふたりの掛け合いが楽しい連作ミステリです。






とにかく主役の麗子お嬢様と執事・景山プラス麗子の上司・風祭の三人のキャラが面白くていいですね。
あまりにも会話が楽しいので、謎解きそっちのけでキャラばかり追ってしまいます。(ミステリーとしても、もちろんしっかりしています。)
一話一話もすっきりうまくまとまっているし、読んでいていい感じです。
これで終わってしまうのはあまりに名残惜しいです。シリーズ化しますよね?
いつか、景山と風祭の会話も見てみたいです。

内容★★★★


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