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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2017/08/21 (Mon) 17:26
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2011/08/11 (Thu) 22:07

祥伝社
2011年5月

「道子さんを殺したのは、私なのよ――」
認知症が進んでから母はよく喋るようになった。
しかし、その話の大半は出鱈目だ。妻は自分がいつ殺されたのと笑うだろう。施設を見舞うたびに進行していく症状。子どもの頃に父が家出して以来、女手ひとつで自分と弟を育ててくれた母をぼくは不憫に思えてならない。久しぶりに訪れた実家の庭でぼくは、むかし大のお気に入りだった人形を見つける。40年ぶりに手にした懐かしい人形。だが、それはおそろしい過去をよみがえらせた……(「母の記憶」より)。サスペンス、ファンタジー、ホラー……、様々な18話の物語、そのすべての最後の1行が衝撃的な台詞になっているという凝った構成。
『永遠の0』『ボックス!』『錨を上げよ』で話題の百田尚樹は長編だけじゃなかった。星新一、阿刀田高、筒井康隆という名手顔負けの掌編小説集を世に送り出した!

母の記憶/夜の訪問者/そっくりさん/おとなしい妻/残りもの/豹変/生命保険/痴漢/ブス談義/再会/償い/ビデオレター/ママの魅力/淑女協定/深夜の乗客/隠れた殺人/催眠術/幸福な生活






百田さん、今度はこう来ましたか。
ブラック色の強い作品集でしたね。
最後の一行のオチに向かっていく統一された形式にマンネリ化を危惧したのですが、いらぬ心配だったようです。
どれもなかなか質がよかったと思います。
次はどんなのを読ませてくれるのか、次回作が楽しみです。

内容★★★★


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2011/05/23 (Mon) 11:13

講談社
2009年3月

「女だけの帝国」が誇る最強のハンター。その名はマリア。彼女の身体はそのすべてが戦いのために作られた。堅固な鎧をまとい、疾風のように飛ぶ。無尽蔵のスタミナを誇り、鋭い牙であらゆる虫を噛み砕く。恋もせず、母となる喜びにも背を向け、妹たちのためにひたすら狩りを続ける自然界最強のハタラキバチ。切ないまでに短く激しい命が尽きるとき、マリアはなにを見るのか。






お話に夢中になっているうちに、オオスズメバチ他、ハチの生態について詳しくなれます。
ハチが擬人化されていて、感情移入もしてしまいますが、残酷な場面になると、やはり人間とは違うことに気づかされます。
残酷と私はいっていますが、彼女たちには死活問題で当たり前の話で、あくまで人間の視点ですが。
何のために生きているのだろうと時に思う私ですが、ハチの過酷さを見ていると、彼女たちこそ何のために存在しているのか考えてしまいます。
虫が苦手な私ですが、この作品のハチといい、貴志さんの蜘蛛といい、望んでいるわけではないのに最近やたら詳しくなっている自分に不思議な感じがします。
でも、こういう風に楽しめながら、知識が増える本っていいですね。


これでようやく、百田尚樹さんの本を制覇。
湊かなえさんに続いて、まだ二人目なんですよね。

内容★★★★★


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2011/02/08 (Tue) 11:02

講談社
2010年11月

なぜ自ら嵐に飛び込むのか。それとも、この男が嵐を呼び寄せるのか。大阪を飛び出した又三は、東京へ、そして日本最東端の地へ――予想もつかない大展開! 又三の航海に終わりはあるのか!
講談社創業100周年記念出版

16世紀の悪漢小説(ピカレスクロマン)を現代の日本を舞台に甦らせた、途方もないエネルギーに満ちた物語。感動の最終章!

作田又三、24歳、すべてをなげうち、大阪を飛び出した。何の目的もあてもない。「どこかへ行きたかっただけだ。行く先などどこでもよかったのだ」昭和50年代の東京を漂流した又三は、ついに北海道根室に立つ。緊迫する北方領土の海に跋扈する特攻船! 又三の航海に暴風が吹き荒れる! はたして錨を下ろす「終着の港」にたどりつけるのか?





下巻は30歳までを描く社会人編。
北方領土での密漁とか、個々のエピソードでは面白いときもあるのだけれど、主人公のあまりの身勝手さが私の許容範囲を超えてるかなぁ。
若き過ちは誰にでもあることだし、まあ仕方がないとしても、自己正当化がちょっと鼻につきました。少なくとも共感は出来ないかな。酔いしれているようにも見えちゃったし。
百田→作田ってことで、自伝的な部分もあるのでしょうか。
だとすると、う~ん…。

ともかく、本屋大賞2011年ノミネート作も残るは1冊となりました。

内容★★★


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2011/02/03 (Thu) 16:49

講談社
2010年11月

戦争が終わってちょうど十年目、いまだ空襲の跡が残る大阪の下町に生まれた作田又三。高度経済成長、六十年安保闘争、東京オリンピック、大阪万博、よど号ハイジャック事件、日本列島改造論、石油ショック―激動の昭和の時代、生まれながらの野生児、作田又三は、人生という荒海を渡っていく。いざ、海図なき嵐の海へ。さあ、錨を上げよ!疾風怒濤の2400枚。圧倒的青春小説。





まるで自分が大海原に投げ出されたように感じました。
600ページも読んでまだ半分ですよ。しかも、物語の行方なんて全然見えてないし。
この上巻は、又三の小学生~大学生時代を描く学生編。(といいつつ、下巻も最後まで大学生のままだったりして)
又三の行動には、共感も少しはありましたが、大半はイラついてました。
やる気を出したと思ったら突然怠けだしたり、女には左右されっぱなしだし、惚れっぽいし、喧嘩っ早いし、卑怯だし…。
でも、人間の愚かさや醜さを隠さない、少なくとも自分には正直なところは悪くないと思う。
なんだかんだ言っても、彼の行く末はとっても気になっています。

内容★★★★


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2011/01/20 (Thu) 13:20

講談社文庫
2010年11月

幸せな空気溢れるクリスマスイブ。恵子は、7年間働いた会社からリストラされた。さらに倒産の危機に瀕する弟になけなしの貯金まで渡してしまう。「高望みなんてしない。平凡な幸せが欲しいだけなのに」。それでも困っている人を放っておけない恵子は、一人の男性を助けようとするが―。5編の泣ける奇蹟。




クリスマスに絡めた5つのお話。
前半3作は短編ながらも結構好きです。
「魔法の万年筆」の主人公、「猫」の獣医、「ケーキ」の美容院の店長がいい人で泣かせます。
読後感のよいお話ばかりで、安心して読むことが出来ます。
でもやっぱり百田さんの長編には敵わないかなぁ。

内容★★★★


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