2011/02/01 (Tue) 13:33
新潮社
2010年11月
もどかしい過去を思い返す、無為なひととき。森見登美彦さん、ミムラさんオススメの涼しい笑いに充ちた画文集。
あのとき、ああ言えばよかったと「思い出し推敲」し、「思い出し怒り」に駆られても、同じ状況はなかなかやってこない。「取り戻したい過去」など特に思い浮かばないが、記憶の波が時折り押し寄せ、溺れそうになる……脳内に散らばる、よしなしごとを検索探訪し、マンガとエッセイで描く、初の試み。オススメも納得の傑作著作。
何だろう、不思議な面白さです。
激しく同感なのもあれば、こんな見方もあるのかと感心したり。
何故笑えるのかよくわからないけど、つい笑ってしまっている自分がいます。
なんだかいいですね、この本。
内容★★★★
PR
Comment