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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
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2024/03/19 (Tue) 16:29
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2010/09/16 (Thu) 21:39

講談社
2010年4月

奥松島に住む仙台箪笥職人・井上孝夫のもとへ、箪笥修理の仕事が入る。名古屋の旧家・正岡家が所有する、使われていない別荘へ箪笥を受け取りに行った井上。だが、その夜、修理を依頼してきた別荘の管理人は何者かに殺害されてしまった……! さらに、その箪笥を追って奥松島へやって来た男も死体となって発見される。「事件の鍵は箪笥にあり」と考える正岡家の依頼を受けた浅見は一路、奥松島へと向かうのだった――。






三角形がタイトルだけに、浅見光彦も三角関係に巻き込まれるのかな、なんて思ったりしましたが、それはなかったです。それらしき女性が2人も登場するのにね。残念。
ケータイを所持していることにも触れられていて、一応刊行順に時間は流れているのかな、と。
推理モノとしては普通といった感じですが、登場人物たちに気持ちのいい人たちが多く、殺人事件があったにも拘らず、なんとなくほんわかしたムードが漂っている気がしました。
それがこのシリーズの味なのかな?
今回は、浅見光彦さん、かなり金銭面でも優遇されてます。

ほとんど地元といっていい名古屋が舞台のひとつでしたが、そのモデルの場所の見当はつきませんでした。
奥松島のほうの方言はあったのに、名古屋弁はなかったのが、残念というか、気になりました。正岡さんたち、ずっと住んでるはずですよねぇ。
でもまあ、今回の終わり方は嫌いじゃないです。

内容★★★★


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2010/07/08 (Thu) 19:41

文藝春秋
2010年3月

ファン待望の「浅見光彦シリーズ」最新作『神苦楽島』の舞台は淡路島。秋葉原で若い女性の不審死に遭遇した浅見光彦は、出張先の淡路にて日本神話、民俗、古くからの習慣が絡み合う、不可解な殺人事件に巻き込まれる。やがて政治家の陰謀まで見え隠れし、事件の背後にある組織に光彦は戦慄(せんりつ)するのだった――。著者が「オウム真理教の事件を踏まえ、ぜひ書きたかったテーマ」と語る本書は、読者に「信仰」の意味を問いかける問題作です。





う~ん、なんか平凡。
まさに2時間サスペンスといった感じがします。
神懸り的なことは、私もよくわからないので、スタンス的には浅見光彦に近いものはありますが…。
なんだろうね、やっぱり緊迫感が足りないのかなぁ。
イマイチ人気の秘密がわからないです。
携帯電話は一応、ちょっとした伏線にはなっていたようです。

内容★★★


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2010/07/01 (Thu) 09:16

文藝春秋
2010年3月

秋葉原で若い女性の不審死に遭遇した浅見光彦は、出張先の淡路にて日本神話、民俗、古くからの習慣が絡み合う、不可解な殺人事件に巻き込まれる。やがて政治家の陰謀まで見え隠れし、事件の背後にある組織に光彦は戦慄するのだった――。
古事記に描かれた「国産み」神話、伊勢や奈良の遺跡、淡路の「拝み屋」の呪詛、民間信仰などが登場する一方、官僚や政治家と大企業の癒着、怪しい団体まで描かれる傑作長編ミステリーです。





内田康夫作家デビュー30周年3ヵ月連続刊行第2弾。

浅見光彦が、始めて携帯を所有した記念すべき(?)作品。
ちなみに、契約会社はドコモです。関係ないですが、私はauです。
しかし、母の許可を得ないと携帯の所有が認められないとか、事件に関わるのも、母に怒られるのを恐れ、こっそりやっていることとか、もはや笑えるのを通り越して、寒くなるときさえあります。
女性にオクテなのは許せるとしても…。

今回の舞台は淡路島。
読んでいると、行ってみたくさせてくれるのと、その地域のことをわかりやすくざっくり教えてくれるのはありがたいことですが、内容的にはありふれた感じというか、インパクトに欠けるというか、緊迫感がないというか、イマイチのめり込めないものがありました。
無難にまとまりすぎているというか…。
下巻では急展開があることを期待しつつ…。

内容★★★


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2010/05/19 (Wed) 10:42

中央公論新社
2010年2月

中学校の教室で殺害された元教師が遺した新人女性教師の写真!? 机に向かわない生徒、自己中心的な保護者、自信を失った教師――浅見家の「落ちこぼれ」光彦が教育問題に直面する。





デビュー30周年となる内田康夫さんの3か月連続刊行の第1弾ということです。
といっても私はまだ内田康夫さんの本は2、3冊しか読んでいませんが。
この本を読んでいて思ったのは、何と言っても、主人公の浅見光彦の人柄の魅力が人気の秘密だということ。
あの穏やかな性格は、読んでいるだけで癒されます。
ドラマもほとんど見ていませんが、今回無意識のうち、沢村一樹さんをイメージして読んでいました。
いつか全巻制覇できるといいのですが、まあ気長に。

今回の事件は「伊香保殺人事件」とほぼ同じ場所。
「伊香保殺人事件」の登場人物も何人か登場するので、そちらを読んでいたほうが寄り楽しめるかもしれません。勿論、読まなくても支障はまったくないのですが。
ミステリーとしては2時間TVドラマといった感じでしたが、教員採用問題を通して、日本に根深く浸透しているコネの問題をとてもわかりやすく取り上げているのは、さすがベテランといったところでしょうか。

内容★★★★


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