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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
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2024/03/19 (Tue) 18:28
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2011/09/13 (Tue) 10:30

角川書店
2011年7月

防犯コンサルタント(本職は泥棒?)・榎本と弁護士・純子のコンビが、4つの超絶密室トリックに挑む。表題作ほか「佇む男」「歪んだ箱」「密室劇場」を収録。防犯探偵・榎本シリーズ、待望の最新刊登場!





う~ん、トリックよりも二人の掛け合いに期待していたんだけど、今回はちょっとおとなしめかな。
キャラを前面に出したほうが断然面白くなると思うのですが…。
二人のファンである私にはちょっと物足りなかったです。

内容★★★



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2011/05/23 (Mon) 19:05

角川ホラー文庫
1996年4月

賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパスだった。その能力を活かして阪神大震災後、ボランティアで被災者の心のケアをしていた彼女は、西宮の病院に長期入院中の森谷千尋という少女に会う。由香里は、千尋の中に複数の人格が同居しているのを目のあたりにする。このあどけない少女が多重人格障害であることに胸を痛めつつ、しだいにうちとけて幾つかの人格と言葉を交わす由香里。だがやがて、十三番目の人格「ISOLA」の出現に、彼女は身も凍る思いがした。第三回日本ホラー小説大賞長編賞佳作。





印象としては、「七瀬」+「エクソシスト」といった感じでしょうか。
デビュー作ですが、貴志さん独特の色はしっかり出ていたように思います。
現在に比べると、スリルや狂気はちょっと控えめな気もしますが、心理の描写が詳しく概ね楽しめました。


これで貴志さんの作品も制覇!

内容★★★★


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2011/05/19 (Thu) 21:26

角川書店
2008年3月

『硝子のハンマー』(日本推理作家協会賞)から4年。弁護士・純子&防犯探偵・榎本、堂々のカムバック。ますますヒートアップ!ちょっぴりファニーなコンビが4つの密室に挑む傑作ミステリ。

長野県の平和な農村で殺人事件が発生。一家が松本の親戚宅に出かけている間、一人残った中学3年の長女が自宅で殺害されたのだ。強い力で突き飛ばされて、柱に頭をぶつけ、脳内出血を起こしたのが死因と思われた。現場は、築百年は経とうかという古い日本家屋。玄関は内側から鍵がかけられた密室状態。第一発見者の父親が容疑者となり、青砥純子が父親の弁護にあたる。純子は、防犯ショップの店長、榎本径を現場に呼ぶ。この男、本職は泥棒としか思えないが、推理の冴えは抜群だった。(『狐火の家』)。






短編集ということで侮っていました。すみません、面白かったです。
まず、二人の会話が面白いです。
第4話の「ちくわ」はかなりツボでした。
おどろおどろしいのありの、グロテスクありの、コメディありの、バラエティに富んだ作品集でした。
特に第2話の蜘蛛のお話は夢に出てきそうで、ちょっぴり読んだことを後悔しました。
「このミス」によると、このコンビの続編がまた出るようなので、とても楽しみです。

内容★★★★



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2011/05/09 (Mon) 20:34

講談社
2008年1月

見せかけの平和がいま崩れる。
人類が手にしたのは、神の力か、悪魔の力か。
空前絶後のエンターテインメント、ついに佳境!

八丁標の外に出てはいけない――悪鬼と業魔から町を守るために、大人たちが作った忌まわしい伝説。いま伝説が、「実体」となって町に迫る。
新しい秩序とは、おびただしい流血でしか生まれないのか。少女は、決死の冒険に身を投じる。





最後まで、物語のエネルギーは一向に衰えることなく突き進みました。
もう、すごい本だとしかいいようがないです。
ストーリー的に楽しめるのは勿論、人間としていろいろ考えさせられることも散りばめられていました。

「このミステリーがすごい!」の貴志さんの話によると、この作品の前日譚もそのうち発表されるとか。
超能力者と普通の人たちの戦いが描かれるのかな?
発売がとても待ち遠しいです。

内容★★★★★



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2011/05/03 (Tue) 19:30

講談社
2008年1月

ここは汚れなき理想郷のはずだった。
1000年後の日本。伝説。消える子供たち。
著者頂点をきわめる、3年半ぶり書き下ろし長編小説!

子供たちは、大人になるために「呪力」を手に入れなければならない。一見のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。
いつわりの共同体が隠しているものとは――。何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかる!






確立された世界観に圧倒されました。
すごい想像力ですね。貴志さんの頭の中ってどうなってんだろう。
それだけでなく、手に汗握る臨場感も相変わらず凄いです。
この上巻を読み終わって本から離れても、なんだかまだ現実世界に完全に戻っていないような酔った感じがしてます。
読み始めは、貴志版ハリーポッターというイメージで読んでいましたが、やはり恐怖もグロさも世界観も遥かに凌駕していました。

内容★★★★★



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