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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2017/10/21 (Sat) 12:19
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2011/07/25 (Mon) 13:28

講談社
2011年3月

苦難に立ち向かわなければならないとき。人に優しくありたいと思ったとき。どうしようもない力に押し潰されたとき。自分のふがいなさが嫌になったとき。大切な人を失ってしまったとき。とてつもない悲しみに包まれたとき。こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。

人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている
「いろいろ事情があるんだろうよ……」大人はそういう言い方をする。なぜか? 人間一人が、この世を生き抜いていこうとすると、他人には話せぬ(とても人には言えないという表現でもいいが)事情をかかえるものだ。他人のかかえる事情は、当人以外の人には想像がつかぬものがあると私は考えている。――<「妻と死別した日のこと」より>






大人の生き方として、参考になるものもあれば、そうでないものも。
打率的にはちょっと低目か。
読んでいてどうかと思うものもありましたが、やっぱり他人、意見が違うこともあって当然ですね。だからこそ読む価値があるのだと思います。
酒とギャンブルにはまったく縁のない私ですが、読んでいて感じたのは、この方は私と違い自分に揺らぎなく生きているのだなということです。
ゆらゆらしている私は、まだまだ子供です。

内容★★★


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2011/06/27 (Mon) 14:43

集英社
2011年4月

女優であった妻の死は入院200日後に唐突にやってきた。癌だった。やり場のない憤りと虚脱感が酒とギャンブルにのめりこませた。半年後にはアルコール依存症になり、ボクは心身ともボロボロに壊れてしまった。幻聴や幻覚も僕を苦しめる。それまでの仕事を整理し、無為な日々を過ごしているときに、知り合いにある人物を紹介された。小説家にして、エッセイスト、そしてギャンブルの神様と呼ばれる“先生”だった。ひと目見た瞬間からそのチャーミングな人柄に魅かれ、いつしか二人きりで競輪の“旅打ち”に出かけることになった。
先生は酒場でも競輪場のスタンドでも、どこでも突然、眠ってしまう。ナルコレプシー(眠り病)という難病のせいだった。また、幻覚、幻聴もあらわれると言う。実は先生もボクと同じものに苦しめられていた。ボクも旅の最中、しばしば発作に苦しめられたが、先生の限りなくやさしい懐に触れるたびに、奇妙な安堵感に包まれていくのを感じた。そして……。ボクは脱出することができた。得体の知れない不安や恐怖という感情がボクの身体の中から消え去っていくのがわかった。





人との出会いの不思議さと大切さを教えられた気がしました。
ギャンブルとアルコールは私は苦手で、その点では共感は出来ませんでしたが、のんびりした旅行は憧れちゃいます。
勿論、こういう人と人とのつながりもうらやましいです。

内容★★★★


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2010/08/17 (Tue) 21:06

講談社
2010年6月

あなたは、こんな夫に、こんな父親に、会ったことがありますか。
 家族を守ることが生きてゆくこと。そこに迷いはなかった!
 ボクにはオジさんがいた。久しぶりに帰郷したボクは、かつて父のもとで働いていた権三から、若き日の父とオジさんの話を初めて聞き衝撃を受けた。 少年はひとりで日本に渡り、働き続け、家族を持った。戦乱、終戦。妻の弟・吾郎は家族と祖国のある半島に帰る。5年後、朝鮮戦争が勃発。吾郎は戦乱に巻き込まれる。過酷な潜伏生活を強いられた弟のために、妻は夫に救済を求める。戦火の中、夫・宗次郎は義弟を助けに戦場に突進する。救いを求める弟。生還を祈る妻と家族。戦火を走る主人公たち。
 家族の絆を命がけで守り抜く父の姿を描いた、伊集院文学の原点。新たな代表作というべき、自伝的長篇小説の決定版。





時代や背景が姜尚中さん著「母 -オモニ」とほとんど重なっていて、いっきにこの時代の朝鮮事情に詳しくなった気がしています。
戦争はやはり悲惨で、現地の人たちは過酷過ぎる状況を強いられてしまいます。
宗次郎の勇気と行動力は驚嘆に価しますが、もしお金がなかったらと思うと…。そのお金は戦争特需のおかげなのが皮肉です。しかしそもそも戦争がなければ、そんな危険なこともする必要がないわけで。
核家族(しかもそれさえも崩壊している事件さえ多発)化している現在では考えられない、大きな意味での家族愛。それがここに描かれています。

連載当時は「ボクのおじさん」というタイトルだったそうですが、書いているうちに方向が変わったのか、興味深いところです。
読み終わった今、現タイトルの意味がしっかり胸に落ち着きます。

内容★★★★


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