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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2024/03/19 (Tue) 11:16
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2011/09/14 (Wed) 14:38

文藝春秋
2011年7月

下町の小さなハンバーグ店に集う、おかしな人たち。みんなちょっとずつ何かが欠けていて、つながりあって、ひとつの命になっている。世界の美しい色を回復させる、滋養たっぷりの小宇宙。





自分を見つめるための本、と私は捉えました。
すべては自分の受け止め方しだいなのかなと。
充実した毎日かどうかは、状況や他人が決めるのではなく、自分がどう思うかで変わってしまうものですよね。
私もみっちゃんみたいにいいように捉えるようになりたいです。それだけでかなり楽しく生きていけそうです。

内容★★★


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2011/01/24 (Mon) 09:38

新潮社
2010年11月

姉の名はどん子、妹の名はぐり子。突然の事故で奪われた、大好きだった両親の笑顔。気むずかしいおじいさんの世話をしながら、学んだ大切なこと。苦しい時間を姉妹は手をとりあって、生きてきた。とめどなく広がる人生で、自分を見失わないように。気持ちが少し楽になる居場所、それが「どんぐり姉妹」。「私たちはサイトの中にしか、存在しない姉妹です。私たちにいつでもメールをください。時間はかかっても、お返事をします。」―メールは祈りをのせて。ネットが癒やす物語。





辛いことがあったはずなのに、あまりそれを感じさせないやさしい文体に感じました。
それが独特の雰囲気を醸し出しているようですが、私には感情移入しにくく、あまり物語に入り込めなかったです。
時々洞察力の鋭い表現が現れ、はっとさせられました。

内容★★★


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2010/11/20 (Sat) 09:55

毎日新聞社
2010年9月

お父さんが知らない女と心中してしまった。残された私は、自分の人生をやり直すため、下北沢に部屋を借り、近所の小さなビストロで働き始めた。ところが、ようやく日常生活を取り戻しつつあった頃、突然お母さんが私の部屋に転がり込んできて、奇妙な共同生活が始まる。
決して埋めることのできない喪失感、孤独を抱える母娘を下北沢の街がやさしく包み込む――。
どこにでもある、でも、たったひとつの人と街の愛しい物語。






逝ってしまうということは、残された者たちにどれだけ疵跡を残してゆくのでしょうか。
そして、そこから歩き出すのに、どれだけの時間、どれだけの苦しみを味わえばいいのでしょう。
それには、周りの支え、住むところ、食事などいろいろ縋る要素も必要です。
頑張るとか、努力する一辺倒じゃなく、肩の力を抜くことも、適当にやっていくことも需要なんだなぁと思いました。
人って、生きることって、複雑ですね。
励まし慰めるのではなく、見守る優しさを学びました。

内容★★★★


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