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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2024/04/25 (Thu) 00:34
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2011/04/30 (Sat) 17:20

祥伝社
2011年3月

企業の論理か、おのれの正義か? 息を呑む、迫真の傑作サスペンス 1オンス金貨2000枚を支払え! 拒否すれば、毒針を仕込んだぬいぐるみを全国にばらまく―― 老舗おもちゃメーカーに届いた脅迫メール。 2億円に相当する金貨を1週間以内に用意しろというのだ。 お客様相談室の佐伯は警察の協力を仰ぐよう訴えるが、会社上層部は秘密裏に犯人への接触をはかるよう指示。風評被害を恐れ、消費者の安全を考えないのだ。 会社のやり方に憤りながら調査を進める佐伯は、3年前に起こった自社製品のトラブルに注目した。あの事故のクレーマーが脅迫犯では? だが居場所を突き止めた佐伯を待っていたのは驚愕の事実だった……。企業のあるべき姿を問う衝撃作!






気づけば私もいつからか、(さだまさしさんの詩を借りれば)、「コップ一杯の水と引き換えに嘘なんて言葉を飲み込めるようになった」んでしょう。
当たり前になっちゃってて、考えることもしない自分が悲しいです。
そんな私に、純真だった頃の自分を思い出させてくれる本でした。
トリックはともかく、主人公の処遇や、予定調和な終わり方も早い段階から読めちゃうのは残念でしたけど。

内容★★★


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2011/04/25 (Mon) 11:34

新潮社
2011年2月

殺人罪に服した七年間に、どうやら俺は修羅を飼ってたらしい―。出所直後から週刊誌の取材攻勢に曝され、気づけば一転、有名人に祭り上げられた男。その空騒ぎのただ中で、彼は七年の彼方からシグナルを受け取った。計画を始動する時が来たのだ。被害者側と加害者側をたやすく逆転させて楽しむ世間を、「消去」してやる必要があった。





予想以上に読んでいる間楽しめました。
マスコミについて、お金について、環境問題を訴える活動をする芸能人についてなど、作者の考えが前面に出ていて、なかなかに勉強&参考になりました。
それぞれの登場人物の思考の流れの描写も詳細で上手いなと思いました。
ただ、ストーリー的に結末は残念だったかな。

内容★★★★


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2011/04/12 (Tue) 19:01

講談社
2010年12月

「大藪春彦賞&日本冒険小説協会大賞」W受賞第一作!

くたばりぞこないに、怖いモノなし!
警察に追われ、ヤクザに撃ちまくられても、ひたすら突っ走る!
生きているという真の意味を問うために――。

ネット心中を計画した5人の男女が、山中で実行間際に、ヤクザに追われている少女を助ける。自殺延期を決めた5人だったが、山を下りると、自分たちが指名手配されたことを知る。ネット心中者に仕掛けられた「罠」。誰が味方で、誰が敵なのか――。
ノンストップのジェットコースター・ノベル!!






痛快ドタバタ活劇。
思いっきり楽しめました。
車は何回空飛んだかな?
ありえない~なんていうのは、この小説では野暮というもの。
何しろ活躍するのは自殺志願者たち。
そんな彼らが沈まず行動するには、かなりの勢いとエネルギーのある舞台がなければ。
考える暇もなく、行動し続ける彼ら。生きるってそういうことなのかも。
とにかく、元気のもらえる小説でした、
「俺たちに明日はない」や「トゥルー・ロマンス」に近いものも感じました。

内容★★★★


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2011/04/08 (Fri) 14:30

講談社
2011年1月

人生賭けたい夢がある。でも、内定は欲しい。かつて、高校生でギタリストデビューを果たした山木太郎。しかし栄光も束の間、バンドは解散。すっかり燻り、大学三年の秋を迎えた太郎の周囲は「シューカツ」に向けて慌しく動き出していた。その“一発逆転システム”に魅せられ、就活戦線に身を投じる決意をする太郎。「元有名人」枠で楽々内定を勝ち取れると思っていたのだが―。就職氷河期「以下」の今に問いかける、書き下ろし最新長篇。





とくになりたいものがあるわけでもなく、でも今決めた仕事が一生を左右してしまう…。将来に漠然と不安があるから、わからないから、とりあえず人気のある職に就こうと考える学生たち。
就活に必死になる人たち、システムのおかしさを醒めた目で見ている主人公の描写がよかったです。
今時の就職前線の大変さや滑稽さもわかり、大変勉強にもまりました。
ただ、恵のこととか、てっきり伏線かなと思ったところとか回収されずほったらかしなのが気になりました。

内容★★★★


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2011/03/21 (Mon) 12:53

アスペクト
2011年1月

ビジュアルで見るケータイの四半世紀とこれから。

1985年から2010年、さらに未来のケータイまで、時代をつくったデザインをビジュアルで展開。日本発のケータイビジュアルブック。
*「The Future」もうすぐ手に取ることになるコンセプトデザインと呼ばれるモデルを集めた。
*「Today」(2009~2010年)スマートフォンに注目が集まるも、定番の折りたたみタイプ、スライドタイプなども紹介。
*「Classic」(1985~2008年)1985年に発売された肩から下げる重量級の電話から、軽量化、小型化、デザインの重視性、通信範囲の広がりなど、劇的な進化を紹介。






とにかく、ここ3年~5年先に発売されるかもしれないコンセプトモデルがすごかったです。
どれもこれも手にとってみたくなってしまうデザインは見事としか言いようがないです。
私は、哀しいかな、あまり携帯は使わないのですが(所有しているのは未だにワンセグさえない機種)、どれもこれも欲しくなってしまいました。

内容★★★★


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