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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2024/03/29 (Fri) 21:09
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2011/07/25 (Mon) 11:51

角川学芸出版
2011年4月

愛知県立刈谷東高校に赴任した著者は、元不登校の生徒たちが自分たちの経験を語る朗読劇を上演。大きな感動を呼んだ同校演劇部の活動は、生きづらさを抱える大人たちも参加する、大きなうねりへと育っていった―。自分を認め、人と向きあう心と体を発見した先生と生徒と大人たちの、“再生”の物語。




正直、地元の話ということで手に取っただけでしたが、これほどとは。
著者の、真っ向から生徒と向き合いながら常に考える姿には頭が下がります。
確かに「人と向き合うこと」は不登校の生徒たちだけではなく、ほとんどの人ができていないのだと思います。
自分を省みても、避けるかかわしているのがほとんどです。
ごまかしでなく本当に人とうまくやっていくために、著者の実践している授業はどこでもやったほうがいいと思いました。
勉強より大事なことだと思います。

内容★★★★


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2011/07/22 (Fri) 09:56

NHK出版
2011年5月

今日も真夜中のキッチンで私は電子レンジの「あたためスタート」ボタンを押す。 人気歌人・穂村弘の「食べ物」をテーマにした異色エッセイ集! 料理ができず、味音痴で、飲食店にひとりで入れない……、という著者の奮闘する姿に 思わずニヤリとさせられるものの、「自分もそうかも??」と我が身を振り返ってしま うこと必至です!





なごみますね~。
年齢は穂村先生のほうがかなり?先輩ですが、昔の食品のほとんどが共感できました。(宝石箱!ありましたね、そんなの)
懐かしい気持ちと共に、昭和生まれでよかったと思いました。
私もグルメではなくお酒は弱いので、他の部分でも共感しきり。
ありえない~っと思うところもありますが、その文化の違い?がまた面白かったです。
こうやって、肩肘張らずに生活していきたいものです。

内容★★★★


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2011/07/19 (Tue) 19:04

小学館
2011年5月

私は手記募集で応募してきた女性に関心を持ち面接するが、彼女は女優であり、その波乱の人生に興味を持ち交際を始める。彼女には息子がいたが夫の影はなく、同じく娘を持つ私は共感を覚え密かな情事を深めていく。しかし彼女の家に出入りするうち私は監視されていることに気づき、息子の父親であるかつての「恋人」が指名手配されていることを知る。
蓮見圭一氏は2001年11月、書き下ろしの長編恋愛小説『水曜の朝、午前三時』でデビュー。1970年に大阪で開かれた万国博覧会を舞台に国籍問題で引き裂かれていく男女の恋愛をミステリアスな筆致で描いた同作品は、新人作家の第一作にもかかわらず多数の読者の支持を得ました。
「別れの時まで」は、蓮見氏が10年ぶりに満を持して発表する恋愛長編小説。「水曜の朝、午前三時」で展開されたミステリアスな筆致はさらに増強され、読者は謎が謎を呼ぶ主人公の恋愛にいつのまにかひきこまれ、どうしてもその行方を知りたいという衝動に包まれます。





前半が甘いだけに、ラストはかなり苦く感じてしまいました。
松永の間違いはどれなのか、そのどれもなのか、考えても未だにわかりません。
いろいろな要素やタイミングも関係あるのかな?
よかれと思って判断したはずなのに、結果は…。
人の心って難しいですね…。
心が離れてしまったその理由を知りたいです。
わからないままでは、まさに現実と同じではないですか。

内容★★★


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2011/07/09 (Sat) 15:37

光文社
2011年5月

共に暮らしてきた犬に死なれ、ペットロスに苦しむ夫婦。互いの気持ちがささくれ立ち、二人の関係も少しずつおかしくなってきていた。そんなある日、夫は月明かりの中に鳴く子犬の声を聞いた......。(グッドバイ)
東京で職を失った犬嫌いの青年。金もやる気も失い、実家の信州まで徒歩で向かおうと思い立つ。甲州街道を一人歩き、野宿をつづける彼だが、そのうち一匹の犬がつかず離れず、ついてきた。うっとうしく感じていたが、野宿していた神社で彼が暴漢に襲われたとき、その犬は......。(バックパッカー)他3編。
犬との出会い、日々、別れをリリカルかつ真摯な筆致で描いた、静かな感動を呼び起こす作品集。






心に傷を負った人々とそれに寄り添う犬たちの物語。
言葉を交わすことが出来ない関係…。
なので、けんかをしたり、言い争うこともなく、ただ寄り添っていてくれる。
話しかければ、多分黙って聞いていてくれる。そして、裏切ることもない。
心に寂しさを感じる人には、実は人間よりよりも犬のほうが必要なのかもしれない。そんなことを思いました。

内容★★★★


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2011/07/04 (Mon) 18:25

ポプラ社
2011年4月

主将を交通事故で亡くし、勢いを失った弓が丘第一中学水泳部。やる気のない顧問の教師から廃部を詰め寄られた代表選手の龍一は、「水泳部を再建して、メドレーリレーで大会優勝してみせる」とタンカを切ってしまう。けれど残っていたのは、飛び込みも息継ぎもできないような、ダメダメ部員ばかり。メンバー集めに奔走する中、人魚のように泳ぐ謎の美少女が彼らに希望をもたらすが…。大人と子供、ジェンダーの壁にぶつかりながら、痛みとともに成長していく新たな青春小説の傑作。第5回ポプラ社小説大賞特別賞受賞作。





ベタな設定ですねー、なんて読み始めたけどちょっと捻ってあった感じで、なかなか楽しめました。
一人ではなく、みんなでやっていく素晴らしさを、主人公の成長と共に教えてくれます。
クサくてもいいので最後は盛り上がりたかったと思うのは、私がこの物語にのめりこんだ証拠かもしれません。

内容★★★★


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