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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2017/06/28 (Wed) 10:45
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2011/07/21 (Thu) 17:10

集英社
2011年5月

中学二年のふたりが計画する「悲劇」の行方
親の無理解、友人との関係に閉塞感を抱く「リア充」少女の小林アン。普通の中学生とは違う「特別な存在」となるために、同級生の「昆虫系」男子、徳川に自分が被害者となる殺人事件を依頼する。




タイトルからは想像もつかない、息詰る中二の心理が鮮やかに描かれていました。
孤立することを恐れ、すべてことに意味を見出せず、わかってないなりに死を意識し、見栄を張り、恥を何より恐れ、大人は邪魔な存在でしかなく…。
書き出すときりがないけど、そんな身勝手で視野の狭い自分の中学時代を思い出させるほどリアルに感じました。
仲間はずれのシーンなどは、辛すぎて読むのを断念しようかと思ったくらいでした。
「若さは恥の記憶の連続で…」とありましたが、その通りだと思います。
でもそのときそのときは全力だったわけで、恥ずかしさの中に愛おしさもあります。
切ない本でしたが、ラストでホッとさせてくれます。

内容★★★★★


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2011/05/23 (Mon) 10:32

講談社ノベルズ
2010年2月

怠惰な生活を送るティーのもとに、三年前に別れた恋人、極上の美女アールからかかってきた一本の電話。「アタシの酷い噂話や嘘をたくさん聞くことになると思う。ティーにだけは知っておいて欲しいと思って。アタシは変わっていない」街に出たティーが友人たちから聞くアールの姿は、まるで別人のように痛々しく、荒んだものだった―。彼女が自らを貶め、危険を恐れずに求めたものとは…。


チヨダ・コーキ。本名、千代田公輝。主に、中高生からの絶大な人気を誇る小説家。人を完全な手駒として描くスラップスティックやブラックユーモアを得意とする反面、その中に社会的な風刺や現代人の病といったモチーフを巧妙に織り交ぜるのが作風。
十五年前、高校在学中に、弱冠十七歳にして『V.T.R.』で代々社のノベル新人賞を受賞しデビュー。以降、次々に著作を発表し、デビューの二年後には『モルヒネの贈り物』(代々社刊)が最初のテレビアニメ化。その後、発表されたチヨダ・コーキの小説はそのほとんどがアニメやゲーム、漫画等々、別のメディアとミックスされて取り扱われている。小説やアニメ、フィギュアなどのグッズ、彼の生み出した世界にまつわる全てのものは、総称して『チヨダブランド』と呼ばれる。
軽やかな文体で、必要なことだけを明確な言葉にすること、そのメッセージ性。剣や魔法が登場する異世界を舞台にし、また現実世界の中にもおよそありえないファンタジーの世界観を持ち込む。(『スロウハイツの神様』(上)より)





「スロウハイツの神様」の登場人物チヨダ・コーキのデビュー作という設定ということで、興味津々読んでみました。
なるほど、こういう作品というイメージだったわけですね。
軽やかな文体に、ちょっと軽い主人公だけに、後半のハードな展開には意表を突かれました。
私の解釈としては、多分アールのすべての行動は、ティーの背中を押すためだったのだと思っています。
なんにせよ、これはデビュー作ということなので、「モルヒネの贈り物」他全盛期の作品も是非読んでみたいですね。

内容★★★★




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2011/04/29 (Fri) 10:34

角川書店
2011年2月

一世一代のたくらみを胸に秘める美人双子姉妹、クレーマー新婦に振り回されっぱなしのウェディングプランナー、大好きな叔母の結婚にフクザツな心境の男子小学生、誰にも言えない重大な秘密を抱えたまま当日を迎えてしまった新郎。憧れの高級結婚式場で、同日に行われる4つの結婚式。それぞれの思惑と事情が臨界点に達した、そのとき―。世界一幸せな一日を舞台にした、パニック・エンターテインメント長編の大傑作。






結婚式かぁ、懐かしいな、なんて気持ちで読んでいました。
私が式を挙げてからずいぶん経ちますが、そんなに変わるものじゃないんですね。それだけ完成形に近いってことなのかな。考察の余地ありです。
私の相手も双子で、もうそれだけで親近感。こんな事件があったわけではないですけれど。
放火は、そういえばそんな事件あったなぁ、こんな心理だったのかなんて思ったり。
みんな、いろんな想いがありますね。読んでいて楽しかったです。考えてみると、娘の式もそんなには遠くない。楽しみのような、怖いような…。

この作品も過去の作品の登場人物が登場しているらしいですね。
しまったなぁ。早く辻村さんの作品読破しないと。

内容★★★★★


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2011/02/07 (Mon) 16:32

講談社ノベルズ

『スロウハイツ』二〇二号室。そこには、わたしたちの神様が住んでいる。人気作家チヨダ・コーキが暮らす『スロウハイツ』の住人たちは、平和な日々を送っていた。新たな入居者、加々美莉々亜がくるまでは―。コーキに急接近する莉々亜の存在が、不穏な空気を漂わせるなか、突如判明した驚愕の事実。赤羽環のプライドを脅かすこの事件は、どんな結末を迎えるのか…。環を中心とした『スロウハイツ』の環は、激しい衝突と優しい修復を繰り返しながら、それでもゆっくりと着実に自分たちなりの円を描いていく。未成熟な卵たちが、ここを巣立つ時とは。





真実が明らかになっていく後半が、特に素晴らしかったです。
あのときのこれはこういうことだったのか、というのがどんどんわかってきて、それがまた感動で…。圧巻です。
環&桃花姉妹の健気な学生時代は、今思い出しても涙ぐみそうになります。
「ツナグ」もよかったし、辻村深月さんの既刊、かなり気になっています。

内容★★★★★



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2011/01/31 (Mon) 16:30

講談社ノベルズ
2007年1月

悲劇(『チヨダ・コーキの小説のせいで人が死んだ』)から10年――。
神様とひとつ屋根の下、幸福な時間を過ごすはずが……。
新たなる青春群像の傑作が生まれた!

ある快晴の日。人気作家チヨダ・コーキの小説のせいで、人が死んだ。猟奇的なファンによる、小説を模倣した大量殺人。この事件を境に筆を折ったチヨダ・コーキだったが、ある新聞記事をきっかけに見事復活を遂げる。闇の底にいた彼を救ったもの、それは『コーキの天使』と名付けられた少女からの128通にも及ぶ手紙だった。事件から10年――。売れっ子脚本家・赤羽環と、その友人たちとの幸せな共同生活をスタートさせたコーキ。しかし『スロウハイツ』の日々は、謎の少女・加々美莉々亜(かがみりりあ)の出現により、思わぬ方向へゆっくりと変化を始める……。






青春群像劇なのかな。
それぞれに弱い面を持った男女が、一つ屋根の下、悩みながら迷いながら生きている姿が描かれています。
2冊に分かれているのでこの上巻だけでは判断できませんが、評価が高いようなので下巻に期待です。
みんなの焦燥感は伝わってきました。

内容★★★★



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