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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2024/03/19 (Tue) 18:06
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2011/09/27 (Tue) 09:25

集英社
2011年7月

<マンガ喫茶の悪魔>
マンガ喫茶「まんが合衆国」に新人アルバイトとして入ったキノキダくんは、東大法科大学院を修了予定の弁護士の卵。自分とは違う世界の人間に脅威を覚えるカザマ店長や他のバイト仲間たちとの日常を描く。
<洋服屋のいばら姫>
渋谷のファッションビル内に店を構える〈LOVE & DREAM〉。女性店員たちは、夢、恋愛、人間関係に悩みながらも、日々の売上ノルマに追われている。そんな中、リーダー・ミカコさんが、店の服が減っていることに気づいて……。
<パチンコ屋の亡霊たち>
広告代理店の営業部長だったカナモリは、死んだ父親に代わってパチンコ屋の支配人を継ぐことに。あるファイルから、従業員全員に前科があることを知ったカナモリは、娘のサオリを店員として働かせ、内情を探らせることにしたが……。
<野菜畑のピーターパン>
ヨーコは実家で、夫・テツヤと父・トシゾウと三人暮らし。父に負い目を感じたヨーコは、実家の休耕地で野菜を作り自分たちで稼ぐことを決意する。そんな中かつてのバンド仲間キョウイチが、あやしげなクッキーを持って現れる。
<ネットワークの王子様>
親の借金返済に苦しむリンコが出会ったのは、自称イケメンヒキオタニートのリュウセイ。リンコの事情を知ったリュウセイは、リンコの家に居候させることを条件に、ネットゲームのサポートスタッフの仕事を紹介する。
仕事と人間の関係が変わる時、新しい世界への扉が開く。





軽くお気楽なムードが全体に漂っている気がします。
不安になってばかりいても仕方ないのかもしれませんが、なんだか、こんな調子では日本に未来があるのだろうかと思ってしまう…。
ストーリーはあまり面白いとは思わなかったけれど、知らない業種のシステムを少しでも知ることが出来たのはよかったかな。

内容★★★


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2011/09/23 (Fri) 11:43

早川書房 ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
2010年10月

陸地の大半が水没した25世紀、人工都市に住む陸上民の国家連合と遺伝子改変で海に適応した海上民との確執の最中、この星は再度人類に過酷な試練を与える。黙示録的海洋SF巨篇!

ホットプルームの活性化による海底隆起で、多くの陸地が水没した25世紀。未曾有の危機と混乱を乗り越えた人類は、再び繁栄を謳歌していた。陸上民は残された土地と海上都市で高度な情報社会を維持し、海上民は海洋域で〈魚舟〉と呼ばれる生物船を駆り生活する。
陸の国家連合と海上社会との確執が次第に深まる中、日本政府の外交官・青澄誠司は、アジア海域での政府と海上民との対立を解消すべく、海上民の女性長(オサ)・ツキソメと会談する。両者はお互いの立場を理解し合うが、政府官僚同士の諍いや各国家連合の思惑が、障壁となってふたりの前に立ち塞がる。
同じ頃、IERA〈国際環境研究連合〉はこの星が再度人類に与える過酷な試練の予兆を掴み、極秘計画を発案した――。
最新の地球惑星科学をベースに、地球と人類の運命を真正面から描く、黙示録的海洋SF巨篇。






壮大なスケールとボリューム、その情報量に圧倒されました。
よく考えて創られていることも、とても感じられました。
様々なことをグローバルな視点から考えさせてくれる本でした。
「SFが読みたい!」2011年第一位というのも納得。

内容★★★★★


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2011/09/13 (Tue) 09:55

新潮文庫
2011年6月

東京の片隅で、中年店主が老いた父親を抱えながらほそぼそとやっている中華料理屋「昭和軒」。そこへ、住み込みで働きたいと、わけありげな女性があらわれ…「夕映え天使」。定年を目前に控え、三陸へひとり旅に出た警官。漁師町で寒さしのぎと喫茶店へ入るが、目の前で珈琲を淹れている男は、交番の手配書で見慣れたあの…「琥珀」。人生の喜怒哀楽が、心に沁みいる六篇。

夕映え天使/切符/特別な一日/琥珀/丘の上の白い家/樹海の人





心情的に読者任せのところがあり、私はちょっと苦手かも。
どのお話も悪くはないのだけれど…。
心に沁みいってはこなかったかな。

内容★★★


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2011/09/06 (Tue) 13:33

アスベクト
2007年3月

"字の本"なんか読まなくても、小説は書ける! ----日本中の小説家志望者に告ぐ! 「小説をたくさん読まないと小説家になれない」なんて大ウソ!人気作家になりたかったら、まず人気マンガから学ぶべし!
 過去最多の小説入門書で言われるとおりに古典の名作小説ばかり読んでいても、それは"小説を読める人"になれるだけで、いつまでたっても小説家にはなれません。むしろ「すべての物語はパターンとバリエーションから成り立っている」と割り切ってしまえば、今、大人気のマンガやアニメ、ゲームの方が得るものは多いのです! 小説とは売れる部数のケタがまるで違うマンガの方が、より「売れる作家になる」ための秘訣が隠されているはずと思いませんか? 
 前代未聞、空前絶後の「マンガで始めるストーリー作法」、すべての小説家、ライトノベル作家志望者に精魂込めて捧げます!





確かに、オリジナルを生み出そうなんていうのは至難の業ですよね。
そしてそのオリジナルのデメリットも挙げられていて納得。
考えてみれば、あれはあれの影響を受けていて…。なんて思い当たる作品が多いかも。
これを読んだからといって小説が書けるようになるわけじゃないと思いますが、モチベーションは上がると思います。

内容★★★★


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2011/08/24 (Wed) 19:47

小学館
2010年11月

「その特許がなければロケットは飛ばない――。
大田区の町工場が取得した最先端特許をめぐる、中小企業vs大企業の熱い戦い!
かつて研究者としてロケット開発に携わっていた佃航平は、打ち上げ失敗の責任を取って研究者の道を辞し、いまは親の跡を継いで従業員200人の小さな会社、佃製作所を経営していた。
下請けいじめ、資金繰り難――。
ご多分に洩れず中小企業の悲哀を味わいつつも、日々奮闘している佃のもとに、ある日一通の訴状が届く。
相手は、容赦無い法廷戦略を駆使し、ライバル企業を叩き潰すことで知られるナカシマ工業だ。
否応なく法廷闘争に巻き込まれる佃製作所は、社会的信用を失い、会社存亡に危機に立たされる。
そんな中、佃製作所が取得した特許技術が、日本を代表する大企業、帝国重工に大きな衝撃を与えていた――。
会社は小さくても技術は負けない――。
モノ作りに情熱を燃やし続ける男たちの矜恃と卑劣な企業戦略の息詰まるガチンコ勝負。
さらに日本を代表する大企業との特許技術(知財)を巡る駆け引きの中で、佃が見出したものは――?
夢と現実。社員と家族。かつてロケットエンジンに夢を馳せた佃の、そして男たちの意地とプライドを賭した戦いがここにある。」





燃えました。そして、殿村さんや江原さんと共に泣きました。
日本を支えてきた「ものづくり」をテーマに、よくぞここまで夢中にさせてくれました。
読書っていいな、って本当に実感しています。
また、「ものづくり」に携わる一人として、姿勢を改めなければとも思わされました。

内容★★★★★


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