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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2024/04/27 (Sat) 22:07
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2011/09/13 (Tue) 09:41

集英社
2011年7月

平成の家族小説シリーズ第2弾!
完璧すぎる妻のおかげで帰宅拒否症になった夫。両親が離婚するらしいと気づいてしまった娘。里帰りのしきたりに戸惑う新婚夫婦。誰の家にもきっとある、ささやかだけれど悩ましい6つのドラマ。

甘い生活?/ハズバンド/絵里のエイプリル/夫とUFO/里帰り/妻とマラソン





みんなそれぞれ悩みを抱えてるんだなぁ。
他人の家族は幸せに見えるけれど、そうでもないのかな。
細かいところまで描写されていて、とてもリアルに感じました。
他人と付き合うのも大変ですが、家族を築くというのもなかなかに難しいです。

内容★★★★


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2011/03/16 (Wed) 21:25

光文社
2011年1月

坂本純平、21歳。埼玉県東松山市出身。新宿・歌舞伎町のチンピラにしてみんなの人気者。
心酔する兄貴分の命令は何でも聞くし、しゃべり方の真似もする。女はちょっと苦手だが、困っている人を見るとほうっておけない。
そんなアナクロな純平が組長から受けた指令、それは鉄砲玉(暗殺)。

決行までの三日間、自由時間を与えられた純平は羽を伸ばし、さまざまな人たちと出会う。
しかしその間、携帯サイトではなんと「純平」に関するスレッドが立ち、ふらちな書き込み合戦が白熱していく──。






おかしくも哀しい物語。
夢中で読ませてしまうのは、純平君が魅力的なせいだと思います。
彼の行く末が気になって気になって、中断することが出来ませんでした。
根が真面目な彼の決断は揺らぐはずはないとは思っていましたが、周りの人たちや不可抗力で駄目になることをずっと願っていました。
狡猾な人もいれば、温かい人もいる。
簡単には判断できない人もいる。
いろいろな予期せぬ出会いがあり、触れ合いがあり…。
世の中って、思っているほど悪いところではないのかも、と思わせてくれる本でした。

内容★★★★


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2010/06/24 (Thu) 20:00

文藝春秋
2009年9月

町村合併でできた人口12万人のゆめの市。古くからある商店街はさびれ、国道沿いの「ドリームタウン」が唯一の盛り場だ。この街で暮らす5人――社会福祉事務所で生活保護支給業務に就く相原友則、東京生活を夢見る女子高生の久保史恵、詐欺まがいの商品を売りつけるセールスマンの加藤裕也、スーパーの保安員をくびになり、新興宗教に救いを求める堀部妙子、県議会に打って出る腹積もりの市議会議員・山本順一――が鬱屈を抱えたまま日々を送り、やがて思いがけない事態に陥っていく。奥田ファン待望、『最悪』『邪魔』以来となる渾身の群像劇。






550ページもあり、ちょっと怯みましたが、読み始めると止まらなかったです。
5人の主人公のエピソードが順繰りで進んでいくのですが、途中拉致される人もいたりして、若干順番が違ったりもしました。
生活保護、公務員の怠慢、援助交際、引きこもり、訪問販売、新興宗教、などなどこれでもかというくらいの現代社会の問題点が浮き彫りにされ、勉強になった部分もありますが、憂鬱にもなりました。
読んでいるうちは、愚かだなぁなんて思ったりもしましたが、これが人間なんだと、作者の温かい目も感じたような気もしたのですが、終わり方はそうでもなく、ちょっと裏切られたような…。
かなり面白かったんだけど、最後だけ丸投げ感があり、ちょっと残念でした。

内容★★★★


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