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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2024/05/17 (Fri) 15:39
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2010/09/20 (Mon) 19:24

宝島社
2010年7月

シンガーソングライター・植村花菜が亡き祖母との思い出を歌った「トイレの神様」は、9分52秒という長さの曲にもかかわらず「聴く人誰もが泣ける歌」として話題となり、3月の発売以来10週連続で有線リクエストランキング10位以内、オリコンチャートでも上位を継続しています。
植村花菜はじめての著書となる本書では、祖母との心温まるエピソードや、この曲が生まれるまでの誕生秘話を初公開します。
おばあちゃん、ホンマにありがとう。最愛の家族への思いを綴った、今いちばん泣ける歌「トイレの神様」感動の誕生秘話。





世間の流れについていけない私は、正直この曲を知りませんでした。
今ネットで調べてみて、その反響の大きさにびっくり。
さぞかし感動する歌なのでしょうね。
曲を聴いたことがなくても、この本の文章からも、植村花菜さんの素直さ、ストレートさが判るので、その曲の歌詞も心に訴えるものがあるのだろうと思います。

「いつも、まだ私にできること、しなくてはいけないことを探してがんばっている真っ最中です。」
「人が悲しい思いをすること、苦労することは、決して悪いことではないよね。だって、それによって何気ない日常がどれほど幸せなことか、忘れてはいけないことを思い出せるもんね。」
というように、彼女はいつも明るく前向きです。
だから、複雑な家庭環境にありながらも、真っ直ぐに生きてこられたのかな、なんて思います。
しかし、緊張しないようにと思ったら、本当に緊張しなくなったなんて、どうゆうふうしているのか教えて欲しいです。

曲は彼女のミニアルバム「わたしのかけらたち」に収録されているようです。別ヴァージョンは最新作「花菜 ~My Favorite Things~」に収録。
また、絵本も出ているみたいですね。
まずは曲を聴かないことには、話になりませんね。

内容★★★★



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2010/09/20 (Mon) 02:21

新潮社
2010年7月

京都の大学で、『アンネの日記』を教材にドイツ語を学ぶ乙女たち。日本式の努力と根性を愛するバッハマン教授のもと、スピーチコンテストに向け、「一九四四年四月九日、日曜日の夜」の暗記に励んでいる。ところがある日、教授と女学生の間に黒い噂が流れ……。言葉とアイデンティティの問題をユーモア交えて描く芥川賞受賞作。




うわぁ、これは…。
全然良さがわかんなかったです。そもそも何が言いたいのか…。
乙女ってそんなもんなんですか?

磯崎憲一郎さんの「終の住処」とこの作品しか読んでいないので、判断してはいけないのでしょうが、私には芥川賞は理解できないみたいですね。

しかも、この薄さでこの値段!
楽しめたのなら、そうは思わなかったのでしょうが…。

内容★★


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2010/09/01 (Wed) 11:29

武田ランダムハウスジャパン
2009年10月

日々のアクセス数10万件を超える、精神世界系サイトで圧倒的な人気を誇るブログ『伊勢―白山道』。その著者が撮影した伊勢や白山を中心とした写真に、感応コメントをつけた初の全編新作の写真集。四季に合わせ七色に変化する白山と天空の様相を撮影し、合わせて綴られた著者の言葉はきっと、読む人の心に染み入るでしょう。ブログからのファンならず、初めての方にもオススメな写真集です。※PC壁紙を収納したCD-ROM付き。




自然の圧倒的スケールが写真から伝わってきます。
ということは、本物を目の当たりにしたら、どんななんでしょうね。
是非訪れてみたいです。
考えてみると、外国はおろか、日本に住みながらも、日本の名所でいったことのあるのって少ないなぁ。
もっといろいろな場所の、こういう写真集を読んで、思いを馳せたいです。いや、行かないと。人生、そんなに長くはないのだから。

内容★★★★


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2010/08/30 (Mon) 10:53

新潮社
2009年7月

妻はそれきり11年、口を利かなかった――。
30を過ぎて結婚した男女の遠く隔たったままの歳月。ガルシア=マルケスを思わせる感覚で、日常の細部に宿る不可思議をあくまでリアルに描きだす。過ぎ去った時間の侵しがたい磐石さ。その恵み。人生とは、流れてゆく時間そのものなのだ――。小説にしかできない方法でこの世界をあるがままに肯定する、日本発の世界文学! 第141回芥川賞受賞作。





多分私に読解力がないのでしょうね。
改行がほとんどなく、会話もなく、最近の本にしては読みにくかったです。
人間の思考そのままの羅列といった感じを受けたのですが、それならば筒井康隆さんのほうが面白かったような…。素人意見ですけどね。
で結局、何が言いたかったのか理解できない私にとってこの本は、悲しいかな、時間の浪費にしかなりませんでした。
「ペナント」という書き下ろし作品も収録されているのですが、こちらはさらに理解できず…。
う~ん、苦痛でしかない読書は、さっさとやめるべきでした。
おそらく私には、こういう小説は何年たっても理解できる気がしません…。

内容★★


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2010/08/24 (Tue) 19:49

角川書店
2009年12月

江戸、四代将軍家綱の御代。戦国期の流血と混迷が未だ大きな傷として記憶されているこの時代に、ある「プロジェクト」が立ちあがった。即ち、日本独自の太陰暦を作り上げること。武家と公家、士と農、そして天と地を強靱な絆で結ぶこの計画は、そのまま文治国家として日本が変革を遂げる象徴でもあった。実行者として選ばれたのは渋川春海。碁打ちの名門に生まれながら安穏の日々に倦み、和算に生き甲斐を見いだすこの青年に時の老中・酒井雅楽頭が目をつけた。「お主、退屈でない勝負が望みか?」日本文化を変えた大いなる計画を、個の成長物語としてみずみずしくも重厚に描いた新境地。時代小説家・冲方丁誕生の凱歌がここに上がる!

渋川春海:
寛永16年(1639年)江戸幕府碁所・安井算哲の子として京都で生まれる。承応元年(1652年)、父の死によって二世安井算哲を継ぐ。囲碁の研鑽の一方で天文・数学・暦学などを学び、21歳の時に各地の緯度を計測して、当時用いられていた誤差のある宣明暦からの改暦を申し出る。申し出ること三回、ようやく朝廷に採用され、春海がつくった新しい暦は、貞享暦として後の太陰暦の基本となる。その功により貞享元年(1684年)碁所をやめ初代幕府天文方に任じられる。正徳5年(1715年)77歳で没。

第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第7回北東文芸賞を受賞。





まったく知らない人物だっただけに、勉強になりました。
1つのことに生涯を捧げる―ロマンですね。
何のために生きているのか、その目的も定かで、正直羨ましかったです。その情熱も。
また、自分のためだけでなく、支えてくれた人たちのために、というのも挫折せずに続けられた大きな要因だったとも思います。
受け継ぎ、受け渡していく…。こういうのを読むと、何か壮大な物に触れてしまった気がします。
何気に使っているもの、当たり前と思っているものにも、そこには人の苦悩があり、戦いがありで編み出された歴史があるのだと痛感させられました。
もっといろんなことを知りたいと思わせてくれる本でした。

内容★★★★


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