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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2024/05/20 (Mon) 13:01
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2009/09/10 (Thu) 10:57

2007

19歳の椎名(濱田岳)は、大学入学で一人暮らしをするため、アパートに引越してきたその日、奇妙な隣人・河崎(瑛太)と出会う。彼は初対面だというのに突然“一緒に本屋を襲わないか?”と持ちかけてきた。彼の標的は、たった一冊の広辞苑であった。そして、河崎は2年前に起きた、彼の元カノの琴美(関めぐみ)とブータン人留学生と美人ペットショップ店長・麗子(大塚寧々)にまつわる出来事を語り出す。過去の物語と現在の物語が交錯する中、全てが明らかになったとき、椎名が見たおかしくて切ない真実とは…? 


伊坂幸太郎原作ということで観てみました。
原作は未読です。でもそれでよかった気もします。
思わぬ展開に驚きを隠せませんでした。
省かれている経緯とかもあるらしいので、そのうち原作も読んでみようと思います。
瑛太の演技が素晴らしかったです。
見終わった後、なんともいえない切なさがこみあげてきます。

「オレが外国人だったら、頼みを聞いてくれたか?」という台詞が今でも心に残っています。
やっぱり日本も差別の国だと思います。
表立ってしているわけではないですが、日本人と外国人の見えない壁は確かに存在していると思います。
私の勤め先にも中国の人、ベトナムの人とかも働いていますが、彼らの孤立感のどれだけを私が知っているでしょうか?
ただ映画と違い、彼らは英語も話せないので、コミュニケーションがさらに難しいのも事実ですが…。

内容★★★★★





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2009/09/07 (Mon) 13:40

2008

大木琢郎、33歳、独身。天国へ行った母親が残した庶民的な定食屋「こころ屋」を営む心優しいブサイク。イタリア留学経験もあり料理の腕前も人柄も完ぺきでお店の人気者だが、女性とはまったく縁がない。ある日「こころ屋」に新人アルバイトで超美人の寛子ちゃんが入ってくる。彼女の一挙一動に胸がキュンキュンする琢郎。ついに、思い切って告白するが、あっさり振られてしまい、寛子ちゃんはお店から出て行ってしまった。
その後、琢郎は友人の結婚式に着ていくスーツを買いに行った紳士服屋で、着るだけでハンサムになれる「ハンサム・スーツ」を手に入れる。愛くるしい顔にもこもこボディの着ぐるみのようなスーツに袖を通すと、スーツが体にぴったりとフィットして顔も体型も目覚めるようにハンサムになった。ハンサムな男に変身した琢郎は、光山杏仁として、瞬く間に人気カリスマモデルとなる。
一方、告白してからお店を辞めてしまった寛子ちゃんへの想いを断ち切れない琢郎。杏仁に変身して、ハンサムな姿で彼女の前に現れるものの、再び振られてしまう・・・。
しかし、ハンサムな杏仁の日々は超モテモテ! 誰もが憧れる人気トップモデル來香からアプローチされる。生まれて初めて美人に好意を抱かれ、夢見心地の琢郎。そして、琢郎として定食屋に戻ると、寛子ちゃんの代わりに入った新人アルバイトの本江が笑顔で迎えてくれる。ブサイクだけど仕事は完ぺきで、一緒にいると落ち着く存在。だんだん本江のことが気になっていく。
定食屋の主人とモデルとしての二重生活を送る琢郎。いつしか、杏仁としての華やかな人生に比べ、本来の自分の人生が色あせて見えてきてしまう。
そんなある日、琢郎は「ハンサム・スーツ」にお湯がかかると、シワシワになってしまう弱点があることに気付き、再び紳士服屋を訪れた。そこで、お湯がかかっても平気な「パーフェクト・スーツ」を勧められる。しかし、そのスーツは一度着ると、二度と脱げない!
琢郎は究極の選択を迫られる。「こころ屋」とその仲間や友達を捨て、杏仁としての超人気モデルで女性にモテモテのハンサムな人生を選ぶのか?琢郎としてのブサイクでモテない人生を選ぶのか?そして、憧れの寛子ちゃんとは・・・。
モデルとしての大舞台、東京ガールズコレクションのステージが数日後に迫っていた。


軽い気持ちで観られる映画。
ストーリーは単純ですが、谷原章介さんのその滑稽な仕草や姿勢に笑ってしまいます。
もてない人は、その仕草や姿勢に拠るものも大きいのかもしれません、なんて思ったりもしました。
クサイといってしまえばそれまでかもしれませんが、純な気持ちで観ればかなり楽しめるはずです。

ただ、人間は外見より中身が大事だよ、というのがこの映画のテーマだとするならば、何かそれは違う気もします。
そうであるならば、「恋しくて」のような結末にならなければいけない気がします。
この映画の結末はそれより少しずれています。

深く考えると手放しでは楽しめなくなるので、まあありえない話なので、肩の力を抜いてみんなでワイワイ観るのが向いている映画かもしれませんね。

内容★★★★







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2009/09/05 (Sat) 09:57

2006

夏のある日、ヘルシンキの街角に「かもめ食堂」という小さな食堂がオープンしました。その見せの主は日本人の女性サチエ(小林聡美)でした。道行く人がふらりと入ってきて、思い思いに自由な楽しい時間を過ごしてくれる、そんな風になればいい、そう思ったサチエは献立もシンプルで美味しいものをと考え、かもめ食堂のメインメニューはおにぎりになりました。ホントはおにぎりにはちょっとだけサチエのこだわりがあったのでしたが…。
しかし、見慣れない日本人の女性がひとりでやる店を興味本位に覗く人はいましたが、来る日も来る日も誰も来ない日が続きます。それでもサチエは毎日、食器をピカピカに磨き、夕方になるとプールで泳ぎ、家に帰って食事を作る。そして翌朝になると市場に寄って買い物をし、毎日きちんとお店を開く、ゆったりとしたヘルシンキの街と人々に、まるで足並みを合わせるような、そんな時間を暮らしていました。
サチエは、毎日真面目にやっていれば、いつかお客さんはやってくる、とそう思っていたのです。
そんなある日、ついにかもめ食堂の初めてのお客さんがやってきました。日本かぶれの青年トンミに「ガッチャマン」の歌詞を教えてくれと頼まれたサチエでしたが、出だしの歌詞しか思い出せません。
その日の夕方、サチエは「アカデミア書店」のカフェで、難しい顔をして「ムーミン谷の夏まつり」を読んでいる日本人の女性ミドリ(片桐はいり)を見かけます。思い切って「ガッチャマン」の歌の歌詞をたずねると、彼女は突然の出来事に怪訝な顔をしつつも、すらすらと歌詞を教えてくれたのです。
お礼を言うサチエにミドリはフィンランドに来ることになった理由を話し始めます。目をつぶって世界地図を指差したらフィンランドだったというミドリの話に、何か感じたサチエは自分の家に泊まるようにすすめます。そしてやがてミドリはかもめ食堂を手伝い始めます。
トンミとミドリとサチエ、三人だけの日々が続いていたそんなかもめ食堂にもやがて少しずつではありますがお客さんが来るようになってきました。
そんな頃、またひとり訳ありげな女性、マサコ(もたいまさこ)がヘルシンキのヴァンター空港に降り立ちます。空のターンテーブルが回るのを見つめ続けるマサコは一体…。
高い青空と、ゆったり歩く人々。そんなヘルシンキの街角にある、小さいけれど堂々としたたたずまいの店、「かもめ食堂」。優しいけれどきりっとした潔さを持った主人公サチエを取り巻く、普通だけど何だかおかしい人々。そんな人々が織り成す妙に懐かしく心地よい、かもめ食堂の物語が始まります。


映画が始まるとそこには、理想の生活がありました。
喧騒やしがらみ、追われる毎日から切り離されたおだやかな空間がありました。
ストーリー的には何か特にあるわけではないのに、どうしてこんなに惹きつけられるのでしょうか?

主人公のサチエは自然体です。
強く感情を出すわけでもなく、慌てもせず落ち着いています。
「やりたくないことはやらないだけ」
「いつまでも同じというわけにはいかないでしょう。人は変わっていくものですし…」
いつも誰にも敬語。そしてブレがありません。
ああ、こういうのを恰好いいというんだな、なんて思いました。

お金持ちになることより、欲や見栄や妬みなどを捨てた生き方のほうが幸せなんだとしみじみ思わせてくれます。
見かけより深い映画でした。

内容★★★★



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2009/09/02 (Wed) 09:30

2008

「命が惜しければ、五日以内に幻の殺し屋“デラ富樫”を見つけて来い!」
街を牛耳るボス・天塩(西田敏行)の愛人・マリ(深津絵里)に手を出してしまった手下の備後(妻夫木聡)。命の代償に伝説の殺し屋“デラ富樫”を連れて来ると誓うが、期日が迫ってもデラは見つからない。窮地に陥った備後が取った苦肉の策は、無名の俳優村田大樹(佐藤浩市)を雇って、殺し屋に仕立てあげることだった。
まるで映画のセットのような不思議な港町、守加護(すかご)で、すべてを映画の撮影だと信じ、伝説の殺し屋を演じ続ける村田。その俳優を本物の殺し屋だと勘違いし、雇ってしまう天塩。そして、自分の命を賭けて、2人の男をだまし通そうとする備後。果たして、<彼ら>と<彼らに巻き込まれていく人々>の運命は一体どうなるのか!?


邦画というかドラマにもあまり詳しくない私でも観たことある人たちがたくさんチョイ役で出演しています。
とにかく笑えました。
「アマルフィ」を見て間がないからかもしれませんが、佐藤浩市さんのその役のギャップがひどく可笑しかったです。
コミカルな役ですが、哀愁さえ漂っているのはさすがですね。
細かい点でも気が利いているし、何も考えず笑いたいときには特におススメです。
街並みがすべてセットというのも驚きでした。


内容★★★★




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2009/08/31 (Mon) 12:26

2009

“血の大みそか”から15年が経った2015年。日本は“ともだち”率いる友民党党首の万丈目胤舟(石橋蓮司)が実権を掌握し、“ともだち”は世界の救世主として崇められていた。それというのも、2000年12月31日、21世紀最後の日に起きた巨大ロボットによる人類滅亡計画は、悪魔のテロリスト・ケンヂ(唐沢寿明)とその仲間たちによって実行されたもので、それを阻止したのが“ともだち”だと公表されていたからだ。
ケンヂ(唐沢寿明)の姪・遠藤カンナ(平愛梨)は、新宿歌舞伎町のラーメン屋・珍宝楼でバイトをする高校生。“血の大みそか”以来行方不明になっている伯父の代わりに、ユキジ(常盤貴子)に育てられていた。しかし、“血のおおみそか”の真相を知っているだけに、学校の授業で習うねじ曲げられた歴史に憤りを感じ、“ともだち”を中心にした国家に反抗を露わにしていた。そのため、担任教師に問題児扱いされ、同級生の小泉響子(木南晴夏)とともに洗脳施設「ともだちランド」に送り込まれることに。ところが、カンナはこの施設で“ともだち”の真相へと近づき、“ともだち”と戦う決意を固める。
しかし、日本どころか世界的にも絶大なる権力を握る“ともだち”と戦うには、カンナだけでは、あまりにも無力だった。そこでカンナはマフィアが牛耳るカジノに乗り込むことに。ロシアから伝わった、“ラビットナビコフ”と呼ばれるギャンブルに手を出すカンナだが、これは一発で大勝することも可能だが、同時に大負けして自殺へと追い込まれる人が後を絶たない危険なゲーム。カンナは人生をチップに賭けたような強い眼差しで、マフィアの巣窟へと入り込んでいく――。果たして、カンナの真の目的とは――。
一方、“血の大みそか”以来散り散りになっていた秘密基地のメンバーたちも、それぞれ秘かに戦いを続けていた。脱獄不可能とされる海ほたる刑務所に幽閉されていたオッチョは、漫画家の角田(森山未来)とともに脱獄をはかり、ヨシツネはとある集団を率いて地下に潜伏。また、マルオ(石塚英彦)は歌手・春波夫(古田新太)のマネージャーとなり、反撃のときを待っていた。そして、ある日ついにマルオに絶好のチャンスがやってくる。春波夫が“ともだち”と面会することになったのだ。マルオはスーツの下に爆弾を仕かけ、“ともだち”とともに自爆をしようと決心する。そんななか、モンちゃん(宇梶剛士)が新たに「しんよげんの書」というものの存在を発見する。これにより、“ともだち”の正体を知るはずの秘密基地の仲間たちのバラバラだった遠い過去の記憶が、細い糸で少しずつ繋がっていく。一体、“ともだち”とは誰なのか――。“ともだち”が仕掛ける新たな人類滅亡のシナリオとは――。


TVオリジナル。
映画版「第2章」とは異なり、カットされたシーンがあったり、追加シーンがあったりとか、だそうです。
こうなってくると、原作を読んだ私には記憶がごっちゃになり、どのシーンがあるとかないとかわかんない状態になってしまいます。
原作を読んでいない人のために完全版が欲しいところですね、ってこれ、もし完全版出すのだったら、商売根性逞しいですね。

原作を読んでしまっている私には、ラストが異なるといわれている第3章以外、原作に忠実ですね、という感想しかないわけですが、今回もキャストの選択には感心しました。
春波夫役の古田新太さんも雰囲気出ていて納得でしたが、なんといっても小泉響子役の木南晴夏さんがすごかったです。
何がすごいって、コミックそのままの表情というかリアクションが再現できてるからすごい。思わず笑っちゃいました。

内容★★★★




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