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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2024/05/09 (Thu) 23:24
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2010/03/06 (Sat) 11:39

2008
監督:是枝裕和
出演者:阿部寛、夏川結衣、YOU、高橋和也、田中祥平、樹木希林、原田芳雄
上映時間:114分

ある夏の日、かつて開業医を営んでいた横山恭平(原田芳雄)と妻・とし子(樹木希林)の家に、長女・ちなみ(YOU)一家と次男・良多(阿部寛)一家が訪れてくる。良多は子連れのゆかり(夏川結衣)と結婚したばかりなのに、いまは失業中の身。ちなみは営業マンの夫と2人の子供に恵まれた専業主婦。家族一同が久しぶりに集まったのは、事故で亡くなった横山家の長男・純平の命日のためである。ごくありふれた夏休みの光景、それはいつものように過ぎていくはずだったが…。


もう本当にリアル。
小道具から部屋の明るさ、会話、すべてにおいて臨場感に溢れてます。
何かがおきるわけではない1日なのだけれど、最後まで目が離せないのは、樹木希林さんが演じる日本の母親像にかかるところが大きいと私には感じられました。
人の噂、愚痴、差別、いい大人になってる息子の世話もついつい焼いてしまったり…。決して理想的な母親とはいえないのだけれど、憎めない、つい自分の母親と重なってしまう部分もある、そんな人物…。
これは、日本映画ならではの作品であることは間違いないでしょう。
典型的な日本の家庭の雰囲気がうまく表現されている、心に沁みる映画でした。

あっ、この映画のタイトルの由来も、ちゃんと出てきます。



















内容★★★★★


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2010/02/09 (Tue) 11:23

2008
監督:冨樫森
出演者:竹野内豊、水野美紀、広田亮平、吉田里琴、小池栄子、小日向文世
上映時間:115分

写真館を営む父・深沢雅仁(竹野内豊)と音楽教室で働く母・慶子(水野美紀)、恥ずかしがり屋で心優しい小学4年生の長男・英治(広田亮平)、元気いっぱいの幼稚園児の長女・絵里奈(吉田里琴)といたずら好きなゴールデン・レトリーバーの金之助。美しい田舎の町で、笑いの絶えない日々を送っていた深沢家に、突然、不幸が降りかかった。2人で買い物に出た英治と絵里奈が交通事故に逢い、英治は命を取り留めたものの、絵里奈は帰らぬ人となってしまった。子供だけで外出させてしまったことに自責の念に駆られる雅仁に、悲しみに暮れる慶子。そして妹を失い心に傷を抱えながらも、健気にふるまう英治。それぞれに重すぎる苦しみを背負わされた家族が、たどる再生の道とは…。7年ぶりとなる竹野内豊主演、悲しみを乗り越えていく家族の愛と絆を描いた、感動のドラマ。


原作は、"Wenny Has Wings" by Janet Lee Carey。
いつもは当たり前のように生活してしまっていますが、家族一人が欠けるということが家族全体のバランスを崩し崩壊させてしまうということを、改めて考えさせられる映画でした。
だれが欠けても悲しいけど、その悲しみを乗り越えるためには、家族がお互いに支えあっていかなければならないですよね。

理屈はわかっていても、すぐに心を切り替えられないというのもわかる気がします。
心を閉ざしてしまった両親に拒絶された形になった息子は友達やカウンセラーに支えられ、母親は息子と身篭っている子供に支えられ、立ち直ってゆきます。
こういうのをみると、人っていうのもいいものだなぁなんて思ってしまいます。人はやっぱり一人では生きてゆけないですよね。

英治君の妹に宛てた手紙にも泣けたけど、エンディングに流れる平井堅「いつか離れる日が来ても」が止めを刺しました。
日々を当たり前と思わずに、家族で過ごせることを感謝しながら生きてゆきたいと思いました。

内容★★★★★




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2010/02/01 (Mon) 10:58

2005
監督:羽住英一郎
出演:玉山鉄二、堀北真希、田中直樹、藤岡弘、青木崇高
上映時間:115分

弱小野球部を廃部させないために、甲子園出場を校長(藤岡弘)と約束したキャプテン・不屈闘志(玉山鉄二)。だが不屈の行く手にはさまざまな“逆境”が待ち受けていた……。
突然、校長より廃部を言い渡された全力学園野球部キャプテン・不屈闘志。何事にも“全力”な不屈は、無謀にも甲子園出場を宣言。だが、彼の行く手には様々な“逆境”が待ち受けていた!野球を知らない監督…。“恋”か“野球”か究極の選択…。逆転不可能な9回裏ツーアウト112点差…。弱小野球部を守るため、不屈闘志と“逆境”との闘いの幕が上がる!!


原作は島本和彦作の同名マンガ。
原作も読んだことがありますが、ほぼ再現されていたように思います。
この独特のおバカで熱いマンガを、よくここまで実写でやったものだと感心しました。
多分、このおバカさ加減を受け入れられるか、られないかでこの映画の評価はわかれるとは思います。
ギャグだけだったら私はそんなに評価できないとは思いますが、そのとことんバカになって一生懸命やっている姿には、何故か不思議な感動さえ覚えてしまいます。
困難を「逆境」と考え。立ち向かう。何か素晴らしいではないですか。
観ていて楽しい映画で、た。

内容★★★★









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2010/01/25 (Mon) 11:12

2007
監督:北野武
出演者:ビートたけし、江守徹、岸本加世子、鈴木杏
英題:Glory to the Filmmaker!
上映時間:104分

“おバカ”な映画監督キタノ・タケシ(ビートたけし)は、次に撮る映画の内容で珍しく悩んでいた。彼のこれまでの代表作で最も得意とするのはギャング映画だったが、あろうことか「暴力映画は二度と撮らない!」と宣言してしまったのだ。後悔先に立たず!今度ばかりは心底参ってしまった。とはいえ、ヒット作を世に送り出そうと、これまで手のつけてこなかったタイプの映画に片っ端から挑戦してみることに。まずは海外の映画祭に受けそうな<小津安二郎風人情劇>。しかし今のご時勢、平凡な庶民の幸福をのんびり描く映画に客が入るわけがない。それじゃブームに便乗してノスタルジー溢れる<昭和30年代映画>。ちょうどおいらの生まれ育った時代だし、誰よりもうまく料理できるはず!・・・なんて思ったのも束の間、リアリティーがあり過ぎて、暴力映画よりもひどい話になってしまった。これもダメ。じゃあハリウッド・リメイクを期待した<ホラー映画>、お涙頂戴の<ラブ・ストーリー>、殺陣・ワイヤーアクション全開の<時代劇>、さらには<SFスペクタクル>はどうだ!しかしことごとく“ありえない?!”理由で中断してしまう。ああ、しょせんおいらは才能に見放された哀れなダメ監督か・・・。お先真っ暗、しかし追いつめられた監督は、“映画を愛する”全人類に向けて「これでも食らえ!」とばかり閃いた1本の映画にとりかかることにした―。


正直よくわからない映画でした。
安易な企画の低級映画を連発している映画界への批判なのか、自虐ネタなのか、それともギャグ映画に徹している?
いずれにしても、ギャグが古く私には笑えず、牽引力には欠ける映画に思えてしまいました。すみません、最後まで観るのがつらかったです。
それ以上に込められたメッセージが何かあるとしたなら…私が鈍いのか、まったく伝わりませんでした。

強打者は空振りが多いので、北野監督の次の作品に期待です。

内容★★


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2010/01/21 (Thu) 11:01

2008
監督:原田眞人
出演者:堤真一、堺雅人、尾野真千子、高嶋政宏、山崎努
上映時間:145分

1985年8月12日。群馬県、北関東新聞の遊軍記者・悠木(堤真一)は、同僚の安西との谷川岳衝立岩への登頂のための準備を進めていた。そのとき、通信社の速報が第一報を伝える。「羽田発・大阪行き日航123便が墜落した模様。乗客乗員524名――」。興奮入り交じる編集局の中で、悠木が全権デスクを命じられた。この未曾有の大事故を巡って、熱狂と苦悩に満ちた濃密な一週間が幕を開ける。そして、高揚と疲労が極限に達した悠木は、あるスクープを前に厳しい判断を迫られることとなる…。1985年に起きた日航機墜落事故を背景に、スクープ合戦を繰り広げる地元新聞社の記者たちの人間ドラマを描いた、横山秀夫の同名小説を映画化。


う~ん、期待していたほどの感動はなかったです。詰め込みすぎで、焦点がぼけちゃっているというか、多分原作のいいとこどりに失敗したのかなぁなんて思いながら観てました。原作を読んだわけではないですけれど。
派閥、部署衝突、因縁、人間関係、スポンサー、締め切りなどなど、新聞社の大変さはすごく伝わってきて、とても勉強にはなりました。
ただドラマ性の観点からみると、人としての背景説明とかが少ないせいか主人公には感情移入しにくいし、その主人公とそれを取り巻く人間関係、家族さえもが描写不足な感じがしました。世界に入れなかったです。
これに懲りず、原作は読んでみたいですね。
しかし、読みたい本ありすぎ。

内容★★★





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