2009/09/10 (Thu) 10:57
2007
19歳の椎名(濱田岳)は、大学入学で一人暮らしをするため、アパートに引越してきたその日、奇妙な隣人・河崎(瑛太)と出会う。彼は初対面だというのに突然“一緒に本屋を襲わないか?”と持ちかけてきた。彼の標的は、たった一冊の広辞苑であった。そして、河崎は2年前に起きた、彼の元カノの琴美(関めぐみ)とブータン人留学生と美人ペットショップ店長・麗子(大塚寧々)にまつわる出来事を語り出す。過去の物語と現在の物語が交錯する中、全てが明らかになったとき、椎名が見たおかしくて切ない真実とは…?
伊坂幸太郎原作ということで観てみました。
原作は未読です。でもそれでよかった気もします。
思わぬ展開に驚きを隠せませんでした。
省かれている経緯とかもあるらしいので、そのうち原作も読んでみようと思います。
瑛太の演技が素晴らしかったです。
見終わった後、なんともいえない切なさがこみあげてきます。
「オレが外国人だったら、頼みを聞いてくれたか?」という台詞が今でも心に残っています。
やっぱり日本も差別の国だと思います。
表立ってしているわけではないですが、日本人と外国人の見えない壁は確かに存在していると思います。
私の勤め先にも中国の人、ベトナムの人とかも働いていますが、彼らの孤立感のどれだけを私が知っているでしょうか?
ただ映画と違い、彼らは英語も話せないので、コミュニケーションがさらに難しいのも事実ですが…。
内容★★★★★
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