2009/07/14 (Tue) 10:39
2008
花岡靖子は娘・美里とアパートで二人で暮らしていた。そのアパートへ靖子の元夫、富樫慎二が彼女の居所を突き止め訪ねてきた。どこに引っ越しても疫病神のように現れ、暴力を振るう富樫を靖子と美里は大喧嘩の末、殺してしまう。今後の成り行きを想像し呆然とする母子に救いの手を差し伸べたのは、隣人の天才数学者・石神だった。彼は自らの論理的思考によって二人に指示を出す。
そして3月11日、旧江戸川で死体が発見される。警察は遺体を富樫と断定、花岡母子のアリバイを聞いて目をつけるが、捜査が進むにつれ、あと1歩といったところでことごとくズレが生ずる事に気づく。困り果てた草薙刑事は、友人の天才物理学者、湯川に相談を持ちかける。
すると、驚いたことに石神と湯川は大学時代の友人だった。彼は当初この事件に傍観を通していたが、やがて石神が犯行に絡んでいることを知り、独自に解明に乗り出していく。
東野圭吾さん原作のベストセラー小説の映画化。
気に入っている原作なので、「ガリレオ」シリーズの映画化と聞いたとき、ちょっと不安でした。
原作では、湯川教授は脇役に徹しているのですが、シリーズモノということで、湯川教授を前面に押し出したアレンジを加えるのではないかと。
でも、それは杞憂でした。
かなり原作に忠実なつくりとなっていて、しかもイメージが違うと思った堤真一さんの迫真の演技も素晴らしいものでした。
原作と同じくらいよかったです。
理不尽な運命、そして無償の愛…。
また泣いてしまいました。
内容★★★★★
PR
2009/07/06 (Mon) 12:31
2007
2月4日、売れないアイドル・如月ミキの一周忌。
家元の呼びかけによって、都内某所の一つの部屋にファンサイトで知り合ったオダ・ユージ、スネーク、安男、いちご娘の5人の男が集まった。愛するミキちゃんの追悼会として、思い出話に花を咲かせ、盛り上がるはずが、「彼女は自殺じゃない、殺されたんだ」という一言から事態は急変してしまう。もしかして犯人がこの中に・・・!?次々と明かされる意外な事実。果たして如月ミキの死の真相は!?たった一つの部屋の中で生まれる謎は、誰も知らなかった思わぬ結末へと向かっていく・・・。
小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之の5人が一室だけの舞台で繰り広げるコメディサスペンスです。
こういうシチュエーションの場合、もうシナリオと役者の演技が勝負といってもいいと思うのですが、どちらも素晴らしかったです。
展開もスピーディで気持ちいいし、笑いどころも満載。
みんなであーだこーだいいながらみんなで見るのもいいかも。
ラストも思わせぶりで、私は気に入っています。
内容★★★★★
2009/01/09 (Fri) 09:24
関東に直下型地震が発生して数週間後。都心の機能は回復しつつあったが、この地震の影響で太平洋の海水温度が急上昇、史上最大規模の巨大台風が臨海副都心に迫りくる! 東京消防庁のハイパーレスキュー隊が必死の救助にあたるなか、音波探索機が壊滅した新橋の地下から「2、5、2(ハイパーレスキューが実際に使用している生存者ありの暗号)」の音を捉えた…。地下に残された生存者の命を救うため、巨大台風の猛威に立ち向かうハイパーレスキュー隊(消防救助機動部隊)の活躍を描く。
家族で大晦日に映画館に見に行きました。
「海猿」っぽいイメージがあり、始めはあまり気が進まなかったのですが、何のことはない、見ている間に4回くらい泣いてしまいました。
意外な展開(私は基本的にここを重視してしまいます)があるわけではありませんが、泣き所のツボはかなり押さえられていて、見に行った甲斐はありました。
↓の台風をクリックすると…