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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2024/05/09 (Thu) 22:47
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2009/12/16 (Wed) 09:48

2008
監督:デヴィッド・エアー
出演者:キアヌ・リーブス、フォレスト・ウィテカー、ヒュー・ローリー、クリス・エヴァンス
原題:Street Kings
上映時間:109分
製作国:アメリカ合衆国

善と悪が交錯する“フェイク シティ”。ロス市警のトム・ラドロー刑事(キアヌ・リーヴス)は正義のためなら手段を選ばず、誰もが嫌がる闇の仕事に手を染めてきた。そんな彼はある日、かつてのパートナーを目の前で殺され、犯人を取り逃がしてしまう。だがそれは、単なる殺人ではなく、この事件の裏には想像を絶する“何か”が隠されていた…。彼は巨大な悪に操られていたのだった。やがてラドローは、踏みにじられたプライドを賭け、決して後戻りできないエリアに足を踏み入れていく――。


観る前は、ちょっと地味目かな、なんて印象を抱いていたのですが、そんなことはありませんでした。(私がサブタイトルのある映画にいいイメージを持っていないのかもしれません)
結構、アクション激しいです。
でも、それだけでなく、考えさせられる映画でした。
正義を貫くには、法を超えたものも必要なのだと痛感しました。
それだけ、社会が腐敗しているっということなのでしょう。
今日も新聞で、警部補が麻薬所持という記事を見ました。
まだ明るみに出ていない犯罪ってどれだけあるのでしょう。この平和といわれる日本でさえ…。

容疑者だとわかっていながら、捜査方法が制限されるため、逮捕できないってパターンは、一体どれだけ存在するのでしょう。
容疑者の人権を尊重するあまり、被害者の危険を回避できなくなっているように感じられます。
確かに誤認逮捕などの弊害を孕んでいるとは思いますが、もう少しシステムを変えられるような気もします。
私的には、幼女誘拐犯に人権など認めたくはないです。

…難しいですね。
法だけが正義っていうのもおかしい気がするし、じゃあ、誰の判断、基準が正義なのか?それは、立場によって変わってくるだろうし…。
人が人を裁くって事自体に無理があるのかもしれません。
みんな平和に暮らせるのが一番いいに決まっていますが、今の社会を見ている限りありえそうにないですね。
文明は進化しても、人間の精神って進化していないような気がします…。

内容★★★★★




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2009/12/09 (Wed) 11:21

2006
監督:クリストファー・ノーラン
出演者:クリスチャン・ベール、ヒュー・ジャックマン、マイケル・ケイン、スカーレット・ヨハンソン
原題:The Prestige
上映時間:128分
製作国:アメリカ合衆国、イギリス

19世紀末のロンドン。若き奇術師アンジャーとボーデンは、中堅どころの奇術師ミルトンの元で修行をしていた。しかしある日、アンジャーの妻で助手のジュリアが水中脱出に失敗し死亡。事故の原因はボーデンの結んだロープが外れなかったことだった。これを機にアンジャーは復讐鬼へと変貌し、2人は血を流す争いを繰り返すことになる。その後、結婚し幸せな日々を送るボーデンは、新しいマジック「瞬間移動」を披露するのだが…。


マジックのためならば何でもする2人の執念に圧倒されました。
「チアーズ!」を観た直後だっただけに、お互いの舞台での足の引っ張り合いには、恐ろしいものを感じました。そして、醜い…。
「瞬間移動装置」、ラストのトリックなどを問題視されている声もあるようですが、私にはそんなことが些細なことに思えるほど、この暗黒のうねりに圧倒されっぱなしでした。2人がどこまで堕ちていくのかと。
何かに一生懸命になるのは素晴らしいことだとは思いますが、呑まれたらお終いなんですね。すべては、バランスなのでしょうか。
ドラマ性も素晴らしいですが、ラストですべてが明らかになる見事なシナリオもよかったです。

ただ、私はウルヴァリンのファンなので、というか最初に仕掛けたのはボーデンだと思うので、終わり方は好きではないですけど。(トリックのことではなく)

内容★★★★★




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2009/12/07 (Mon) 10:20

2006
監督:アレクサンドル・アジャ
出演者:アーロン・スタンフォード、キャスリーン・クインラン、ヴィネッサ・ショウ、エミリー・デ・レイヴィン
原題:The Hills Have Eyes
上映時間:107分
製作国:アメリカ合衆国

25年間勤め上げた警察を退職したボブ・カーターは、トレーラーで家族旅行に出た。その途中、人里離れた砂漠を移動中に車が故障、一家は荒野の只中で立ち往生してしまう。家族をトレーラーに残し、ボブと娘婿のダグが助けを呼びに向かう。やがてカーター一家は、彼らのいる場所が政府の核実験場で、そこに潜む恐るべき謎の怪物一家が彼らを餌食にすべく罠を仕掛けて誘い込んでいた、という戦慄の事実を思い知らされるのだった…。


評判ほどではなかった…というのが正直な感想。
怖くもなかった(私が麻痺してしまったのでしょうか?)し、襲ってくる人たちの行動もどこか不自然な感じが拭えませんでした。
核実験による悲劇という設定はいいと思うのですが、襲い掛かってくる動機がイマイチ伝わってこないというか、中途半端な感じ。
主人公たちもなんだか煮え切らない態度だから、あまり爽快感もないし…。
せめて、演出をもう少し何とかするか、メッセージ性を強くすれば、もう少し楽しめたのかも知れません。
続編もあるようですが、多分私は観ないでしょう。

内容★★



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2009/11/21 (Sat) 09:19

2008
監督:ロジャー・ドナルドソン
出演者:ジェイソン・ステイサム、サフロン・バロウズ、リチャード・リンターン、スティーヴン・キャンベル・ムーア
原題:The Bank Job
上映時間:110分
製作国:イギリス

1971年9月のある日曜日。ロンドンのベイカー・ストリートにあるロイズ銀行が襲われる。強盗団がトンネルを掘って、銀行の地下にある貸金庫に侵入したのだ。彼らは数百万ポンドにも及ぶ現金と宝石類を強奪し、行方をくらませる。テリー(ジェイソン・ステイサム)ら犯人たちの手がかりはあったが、ロンドン警視庁は結局なにも見つけられず、誰ひとり逮捕することもできなかった。事件は連日、トップニュースとして報じられる。しかし数日後、突如すべての報道が打ち切られる。イギリス政府が、歴史上数回しか発したことのない“D通告・国防機密報道禁止令”を発令したためである。なぜなら犯人たちが強奪した金品の中に、イギリス最大のタブーである王室スキャンダルの証拠となる、英国王女のスキャンダル写真が含まれていたのだ。また、そのほかにも、政府高官や裏社会の顔役、汚職警官らが預けていた、決して公にすることのできない秘密の証拠もあった。こうして、実は寄せ集めの小悪党集団にすぎなかった7人の実行犯たちは、筋金入りのプロの刺客に狙われるようになる。1人、また1人と犯人たちは追いつめられ、強奪した“秘密”を巡る、命を懸けた駆け引きが繰り広げられる。


派手なアクションとかがあるわけではないですが、実話を元に、かなり説得力のあるリアルな作りになっています。
強盗自体が良いことだとは思えないですが、被害者のうち100人以上が被害届を拒否してるってどうなんですかね。
そんなにみんな、言えないものを所持しているのですか…。
この事件で摘発された汚職警官も多数に及ぶらしいし。
私が知らないだけで、世の中には相当不正が蔓延っているのかもしれないなんて思えてきました。いや、蔓延っているのでしょうね。

しかし、ジェイソン・ステイサムの声って渋いですね。

内容★★★★



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2009/11/17 (Tue) 11:51

2006
監督:ポール・ヴァーホーヴェン
出演者:カリス・ファン・ハウテン、セバスチャン・コッホ、トム・ホフマン
原題:Zwartboek
上映時間:144分
製作国:オランダ、ドイツ、イギリス、ベルギー

1944年、ナチス・ドイツ占領下のオランダ。
若く美しいユダヤ人歌手ラヘルは、ドイツ軍から解放されたオランダ南部へ逃げようとするが、何者かの裏切りによって両親や弟をナチスに殺されてしまう。誰かが彼女たちの命を売ったのだ。
彼女は名前をエリスに変え、ブルネットの髪をブロンドに染め、レジスタンスのスパイとして諜報部のトップであるドイツ将校ムンツェにその美貌と歌声を武器に近づいて行く。だが憎むべき敵であるはずのムンツェの優しさに触れ、彼女は次第に彼を愛するようになる。
一方レジスタンスたちは、ドイツ軍に囚われた仲間たちを救出しようと画策する。しかし作戦は失敗に終り、ドイツ側に寝返ったという濡れ衣がエリスに着せられてしまう―。


「スターシップ・トゥルーパーズ」のはじけっぷりで一躍私がファンになってしまったポール・ヴァーフォーヴェン監督が祖国オランダで製作した映画です。
なので、言語がオランダで英語の勉強にはなりません。

ナチスの残酷さも描かれていますが、私にとって印象的だったのは、ナチスから解放されてからの市民の行動でした。
ナチスに関わっていた人たちへの残忍な報復。
好き好んで、ナチスに関わっていた人ばかりではないだろうに。生きるために仕方なくという人が大半だと、私は思うのですが…。
鬱積された感情の放出なのか、結局みんな、立場が違うだけで、残酷さは同じように見えます。
人助けといいながら、私利私欲を貪る人たちも描かれています。
戦争を通して、人間の暗部を公平に描いた作品に私は思えました。

そうそう、この主演の女優カリス・ファン・ハウテン、「ワルキューレ」でトム・クルーズの妻役をやっています。私はまったく気付きませんでした…。

内容★★★★


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