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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
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2024/05/09 (Thu) 23:54
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2010/01/19 (Tue) 10:27

2006
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演者:イヴァナ・バケロ、セルジ・ロペス、アリアドナ・ヒル、マリベル・ヴェルドゥ
原題:El laberinto del fauno、英題:Pan's Labyrinth
上映時間:119分
製作国:メキシコ、スペイン、アメリカ

1944年のスペイン。内戦で優しかった父を亡くしたオフェリアは、母カルメンの再婚相手、独裁者フランコに心頭するヴィダル大尉の元に身を寄せる。大尉の子供を宿した母は日に日に衰弱し、その義父は残忍な本性をオフェリアにちらつかせる。孤独と不安に苛まれ、森を彷徨うオフェリアが足を踏み入れたのは謎めいた迷宮(ルビ:ラビリンス)。驚く彼女の前に羊の姿をしたパンが現れ、夢のような言葉を囁く。「あなたは魔法の国のプリンセスかもしれない」。空想好きなオフェリアは、その言葉を真実だと思った。少なくとも、今自分が暮らしている現実の世界よりリアルに思えたのだ……。


映画全編を覆う暗い雰囲気。
ファンタジーと言っても、「ハリー・ポッター」や「ナルニア」とはまったく違います。
勇気や友情や希望がテーマというわけではないようです。
その、生理的に訴えてくる気持ち悪い魔法の国の世界観と、悲惨ともいえる現実…。
正直、私はどっちも嫌でした。
少女が現実逃避のために作り出した世界なのか、実在するのかは、観る人の判断に委ねられた映画なのだと思いますが、私は悲観的に見る傾向があるので、どうしても前者に思えてしまいます…。こればっかりは直りそうにないですね。

内容★★★★



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2010/01/12 (Tue) 09:33

2004
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
出演者:ブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・マリア・ララ、ユリアーネ・ケーラー
原題:Der Untergang、英題:Downfall
上映時間:156分 (エクステンデッド・エディション:175分)
製作国:ドイツ、イタリア、オーストラリア

1945年4月20日。ソ連軍の砲火が押し寄せるベルリン。ヒトラーとその側近たちは、総統官邸の地下要塞に避難していた。もはや敗戦を疑う者はいなかったが、正常な判断力を失ったヒトラーは、わずかに残った軍勢に戦況の挽回を命じ、惨状をさらに悪化させてゆく。狂気の独裁者を前に、選択を迫られる側近たち。最期まで運命をともにしようとする者、袂を分かって逃亡を謀る者、酒と享楽に溺れて現実逃避する者。そんな一部始終を間近で目撃していた総統付き秘書のユンゲは、ある日、ヒトラーから遺書の口述筆記を依頼される―。


私が観たのはエクステンデッド・エディションですが、劇場公開版を観ていないので比較はできません。
重い映画でした。最後のほうは思わず目を背けたくなるほどでした。
ヒトラー=悪魔というイメージがありましたが、この映画では人間らしく描かれています。というか、人間だから当たり前ですね。
残酷な面もあれば、優しい面もある。そんな様子にリアルさを感じてしまいました。

秘書のユンゲの証言を元に作られた映画だそうですが、確かに地下の基地にいれば戦争の実感は何もないかもしれません。
私が戦争や殺人をニュースで見ても、遠い世界の話に感じるように。
ましてやその時代は、入ってくる情報は限られているのだし。
でも、映画の最後でユンゲは言っています。「知らなかったでは済まされない」と。
何か、自分に言われたようで、グサッときました。

没落の様はかなり悲惨で、特にゲッベルスの子供たちが殺されていくシーンは見るに耐えなかったです。
何でこんな悲しいことばかりなのに、争いごとはなくならないのでしょう。
戦争の当事者でなく、頭の良くない私が感じるのは、これが限界なのかも知れません。

ヒトラー夫人の服などに群がる、勝者の国の女性たちなど、書きたいことはまだまだありますが、今回はやめておきます。

ラントルさんのおススメの映画です。観るの遅くなってすみません。

内容★★★★★




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2010/01/08 (Fri) 10:32

2007
監督:アダム・シャンクマン
出演者:ニッキー・ブロンスキー、ジョン・トラヴォルタ、ミシェル・ファイファー、クリストファー・ウォーケン
原題:Hairspray
上映時間:117分
製作国:アメリカ

ヘアスプレー企業が提供する大人気のTV番組「コーニー・コリンズ・ショー」に出演することを夢見る16歳のトレイシー。
ダンスだってオシャレだって申し分ない彼女には、1つだけ問題が・・・それはBIGすぎるサイズ!
ところが、偶然番組のホストの目に留まり、ショーへの出演が決定!
愛しのアイドル、リンクと共演?!美人でスリムなライバル母娘が仕掛けた罠からトラブルに巻き込まれ、
やがては警察から指名手配まで受けることに・・・。
そんな中、アメリカ中が憧れる一大イベント、"ミス・ヘアスプレー"を決める大会日がやってきた!


オリジナルは1988年の映画。それが2002年にミュージカルになり、それの映画化が本作。
「マンマ・ミーア」や「サウンド・オブ・ミュージック」など、ミュージカルって面白いですね。ずっと毛嫌いしていたけど、今では本物を観に行きたいとさえ思ってしまいます。

この作品は、元気を与えてくれます。
体型、人種など、外見上の差別との戦いがテーマになっていますが、主人公がとにかく明るくへこたれないのが気持ちいいです。
輝くっていうのがどういうことなのかを教えてもらったような気がします。
また、今これを書くにあたって、出演者にジョン・トラボルタの名前が…。あっ、そうだったんだ。観ているときはまったく気がつきませんでした。しばし呆然…。すごいですね。

内容★★★★


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2010/01/01 (Fri) 17:00

2008
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演者:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン
原題:The Curious Case of Benjamin Button
上映時間:167分
製作国:アメリカ合衆国

1918年、ニューオーリンズ。黒人女性・クイニー(タラジ・ヘンソン)はある日、置き去りにされた赤ん坊を拾う。のちに“ベンジャミン”と名づけられたその男の子は、すぐにクイニーが営む施設の老人たちの中に溶け込んでいった。そう、彼は80歳の老人の姿で生まれてきたのだ。ベンジャミン(ブラッド・ピット)は、クイニーの惜しみない愛情に包まれ、車椅子から立ち上がって歩き出し、シワが減り、髪が増え…日に日に若返っていった――。80代で生まれ、年を重ねるごとに若返っていくひとりの男の姿を描いた、F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説の映画化。米国・ニューオリンズを舞台に、1918年の第一次世界大戦から21世紀に至るまでの、ベンジャミンの誰とも違う人生の旅路を描く。


素晴らしかったです。長い映画のはずなのに、まったく時間を感じさせませんでした。
監督の名前を聞いて驚きでした。彼はこういう作品もつくれるのですね。

どんどん若返っていくなんて、ちょっと荒唐無稽とも思える設定なのに、いつしか画面に惹きこまれて、人生を考えている自分がいました。
心に残る台詞も多いです。
For what it's worth, it's never too late or, in my case, too early to be whoever you wanna be.
There's no time limit.
Start whenever you want.
You can change or stay the same.
There are no rules to this thing.
We can make the best or the worst of it.
I hope you make the best of it.
I hope you see things that startle you.
I hope you feel things you never felt before.
I hope you meet people with a different point of view.
I hope you live a life you're proud of.
And if you find that you're not, I hope you have the strength to start all over again.
そうです、今からでもやれることを精一杯やっていこうと思います。
そして、そんな言葉を胸を張って子供に伝えられようになりたいです。

内容★★★★★




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2009/12/27 (Sun) 11:42

2003
監督:P・J・ホーガン
出演者:ジェレミー・サンプター、ジェイソン・アイザックス、レイチェル・ハード=ウッド、リュディヴィーヌ・サニエ、オリヴィア・ウィリアムズ
原題:Peter Pan
上映時間:113分
製作国:アメリカ合衆国、オーストラリア、イギリス

舞台は、ロンドン。銀行員の父(ジェイソン・アイザックス)と母(オリビア・ウィリアムズ)、弟のジョン(ハリー・ニューウェル)、マイケル(フレディ・ポップルウェル)、乳母である犬のナナと暮らしている小説家を夢見る13歳の少女、ウェンディー・ダーリング(レイチェル・ハード=ウッド)。ある晩、ミリセント伯母さん(リン・レッドグレーヴ)が家にやって来てウェンディー顎のラインが大人びてきたことから、レディのための教育を始める時だといいだす。
ウェンディーが、子供として過ごす最後の夜。寝静まった子供部屋に、ピーター・パン(ジェレミー・サンプター)とティンカー・ベル(リュディヴィーヌ・サニエ)が忍び込んだ。ピーターは、ウェンディーが語るお話を聞きに、何度も遊びに来ていた。そして今夜は、ナナに捕らえられた自分の影を取り戻しに来たのだった。暴れる影を取り押さえたのに、身体にくっつけられない。ピーターの泣き声で目覚めたウェンディーは、針と糸で影を縫いつけてあげる。
ピーター・パンは、海賊と妖精が住むネバーランドにゆこうと誘う。妖精なんていないと言いかけるウェンディーを、ピーター・パンは止めた。誰かがその言葉を言う度に、妖精が一人死んでしまうから。ネバーランドへの旅立ちに向け、弟たちも加わり飛行練習が始まった。楽しいことを考えてティンク(ティンカーベル)の妖精の粉を振りかけると、3人の身体はふわりふわり、宙に浮いた。
ネバーランドに春が訪れた。それによりピーター・パンが帰ってきたことを知るフック(ジェイソン・アイザックス)。雲に寝そべるピーター・パン達を、大砲で攻撃するよう命令を下す。そのときジャングルにいるロストボーイズは、衝撃で落下するウェンディーを発見した。ところがティンクは「あの鳥を射落しなさい。ピーターの命令よ」と嘘をつくのだった。それはヤキモチからでた言葉だったのだが…。


ラストが私の記憶と若干違っていたことを除けば、ほぼ原作に忠実につくられていたような気がします。
奇を衒うこともなく、正統派といえますね。
配役が良かったですね、とくにピーターとウェンディ。
とにかく2人とも可愛いです。
そんな2人を見ているだけで、微笑ましいです。
特撮は若干お粗末な気もしましたが、そんなことは些細なことですよね。
フック船長の結末はブラックで、予想外でした。

内容★★★★



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