2010/03/27 (Sat) 20:19
Marvel Comics
August 2004
Marvel Comics
August 2004
Marvel Comics
September 2004
Hell's KitchenのパブでFrank(Punisher)が食事をしているとき、突然店が爆発した。悲惨な現場を目の当たりにしたFrankは、その犯人を許しはしない。MI6の旧友と協力し、捜査を進めるうち、この事件に2つのギャングの抗争が絡んでいることが浮かび上がってきた…。
"Kitchen Irish"全6話・前半。
かなりハードな展開です。
爆発現場の被害者の描写もあり、拷問シーンもありです。
1000万ドルの金を巡ってのギャングの対立があり、一方が、夜中に店に集まったところを爆破して一網打尽にするつもりが、日中の一般人が多い時間に間違って爆発してしまったようです。
まさに、クライム映画を観ているよう。
内容★★★★
難易度★★★
#07-12
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2010/03/24 (Wed) 13:46
Marvel Comics
May 2004
Marvel Comics
June 2004
Marvel Comics
July 2004
CIAがFrankを拘束した理由は、マフィアなどではなく、ビン・ラディンなどの本当のモンスターを相手にしないかという申し出のためだった。武器も情報も、すべて好き放題にできるということだった。要は、CIAの闇の殺し屋になれということだった。
一方、パーティーで襲撃を受けたマフィアの生き残りたちは、血眼になってFrankを探しているのだった…。
CIAは極秘裏にFrankをホテルの一室に拘束。
Microを通して、Frankを説得させます。
しかし、にべもなく断ったFrankはMicroに、予算の出所はどこだと聞きます。
一方、CIAの一人を拷問にかけ、Frankの居場所を聞き出したマフィアたちはホテルを襲撃。ホテルは修羅場と化します。
場所を変え、決着をつけるFrankとマフィア。
CIAの介入もあり、マフィアはほぼ壊滅。
唯一生き残ったNicolas Cavellaは逃走します。
CIAの予算は、麻薬取引で捻出していたのでした。
それを知りながらも、CIAに誘ったMicroは、Frankの手により…。
大人のコミックですね。
CIAというか、巨大組織の暗黒面、ひいてはアメリカの介入している戦争、その儲けのカラクリまでにも言及されていて、なかなかに味わい深かったです。
さしずめ、社会派アクション映画といったところでしょうか。
内容★★★★
難易度★★
#01-06
2010/03/24 (Wed) 10:53
Marvel Comics
Narch 2004
Marvel Comics
March 2004
Marvel Comics
April 2004
マフィアのドンの100歳の誕生日パーティーに襲撃をかけるFrank Castle(Punisher)。まず建物の中に入り、ドンを射殺。それから野外に出て、追って来る者をマシンガンで待ち受ける。倒れている者にもう一度掃射するといった徹底振りだ。
一方、かつての相棒だったMicrochipは、CIAに協力し、Frankの逮捕を画策していた…。
"The Punisher: Born"に続く、MAXシリーズ。
#75まであり、現在も"Punisher Max"として継続中です。
どうやら、Marvel Universeとは関連性はなく独立しているようです。
MAXのレーベルは、Marvelの大人向けという位置付けらしく、他にも"Alias"とか"Black Widow","The Hood"などがあります。
Marvelのレーベルに比べ、残酷描写が多いです。
生きていたならば、娘は37歳、息子は33歳といったことから、Frankの年齢は60歳前後と思われます。
映画では死んでしまったMicrochipは、Frankとは20年以上の付き合いで、今回の裏切りとも取れる行為には、Frankに、Punisherを引退してもらいたい思いがあるようです。
「そんなことをしても彼らは帰らない。どれだけ悪を倒しても、犯罪は一向に減ることがない。それがわかっていながら続けているのは、殺しが好きだからだ…。家族のことは言い訳にしているだけだ」と。
Microchipは、破滅に向かっているFrankをどうにか止めたいようです…。
内容★★★★
難易度★★★
#01-06
2010/03/22 (Mon) 22:54
Marvel Comics
2003
Marvel Comics
2003
Marvel Comics
2003
Marvel Comics
2003
1971年ベトナム。アメリカ海兵隊のFrank Castle大尉は、南ベトナムとカンボジアの境界のFirebase Valley Forgeに駐留していた。そこの撤退の噂が流れ始めた頃、ベトナム兵の襲撃があり、Castleの隊は壊滅寸前まで追い込まれてしまうのだった…。
Frank CastleがPunisherになる前の、ベトナムでの4日間を描く全4話。
内容的には、戦争映画とよく似たような感じです。
ヒーロー物ではないだけに、Marvelでは珍しいほうかも。
アメリカの理想と現実のギャップを訴えていた黒人の言葉は印象的でした。
隊は全滅し、Frank一人が最後に敵に囲まれて残ったとき、死神が耳元で囁きます。生き残るための、正義を貫くための、パワーとスタミナ。そして、永遠に続く戦闘…。
そして、Frankは死神と契約を結んでしまうのです。
代償がどれだけ大きいのかも考えずに…。
Frankは敵を全滅させ、無事帰国します。
契約したことの記憶は消されているため、この後に待つ悲劇も知らずに…。
"Vengeance of the Moon Knight"でもこの死神の声は登場しています。
Punisherのことにも触れていたけど、このことだったんですね。
なるほど、繋がっていたわけです。
内容★★★★
難易度★★★
2010/02/19 (Fri) 17:54
Marvel Comics
January 2010
Marvel Comics
February 2010
Marvel Comics
March 2010
Marvel Comics
April 2010
以前の身体を埋葬するため、日本にやってきたBetsy Braddock(Psylocke)。だが突然襲い掛かってきた忍者の集団により、その身体を燃やされてしまうのだった。それを命じたMatsu'oに復讐を誓うPsylockeだが、その行く手にはなぜかYukioやWolverineが立ちはだかるのだった…。
結構複雑な人生を歩んでいるX-MenのPsylockeのエピソード・全4話。
サブタイトルは、"KILL MATSU'O"。
これを読めば、Psylockeの過去の概要がわかるようになっています。
現在の彼女の身体は、Kwannon(Revanche)というThe Handの忍者で、Matsu'o Tsurayabaの恋人のものだったもの。Matus'oの企みにより、二人の精神と身体は入れ替えられたようです。
恋人としての思念の残滓があるのか、二人は不可侵条約のような感じで、お互い長い間干渉してなかったのですが、今回Matsu'oは動きます。
なぜ直接Psylockeを狙わず、挑発的な行動をとったかというと、Matsu'oは自分を殺して欲しかったからです。
それには、Wolverineが深く関わっているのですが、ここでは伏せておきます。
ヒントは、Wolverineの最愛の人Mariko Yashidaを殺したのがMatsu'oだということ。
本当の意味での復讐をしているWolverineと、殺し=慈悲ともいえる選択を主張するPsylocke。
意外に奥が深く複雑なエピソードでした。
そして過去の清算をしたPsylockeの新たな人生はここから始まります。
これだからX-Menシリーズはやめられないですね。
内容★★★★
難易度★★