2010/12/02 (Thu) 21:42
朝日新聞出版
2010年9月
零細コンサルタント会社へ左遷させられた薮内之宏は、業界でも悪名高い社長の伊比大介と共に、長野県の酒造メーカーを大胆な手法で手に入れる。だが2千億円の巨大取引成立寸前に横やりが入った。その所有地の土壌汚染がテレビで告発されたのだ。一体誰が何のために!? やがて予想もしなかった巨大企業が薮内たちの前に立ちはだかる! 息を呑む頭脳戦&どんでん返しの連続――まさに第一級の謎解きエンターテインメント!
日本に住んでいると、あって当たり前と思ってしまいがちな水。
でも、それは世界からみたら少しも当たり前のことなんかではなく、今も10億人の人たちは水不足に苦しんでいるとか。
その水資源さえ商売にしてしまう商社。そこに天下りのシステムを構築する官僚たち。
知らなかった社会の構造をまた一つ学びました。
資本主義だから、食う者と食われる者がでるのは仕方がないことなのでしょうか。
まったく縁のない世界でしたが、商社マンってとても大変ですね。私には絶対無理。
内容★★★★
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