2010/12/06 (Mon) 09:49
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2010年10月
10月放送の、NHK・BSハイビジョン紀行番組「プレミアム8」に登場する4人の女性作家が、それぞれヨーロッパのスローフードやソウルフードを求めて旅をし、その土地を舞台に書かれる短編小説アンソロジー。その小説は、ドラマ化され、番組に挿入される。井上荒野はピエモンテ州(イタリア)、江國香織はアレンテージョ地方(ポルトガル)、角田光代はバスク地方(スペイン)、森絵都はブルターニュ地方(フランス)。
ほとんどテレビを見ない私は、当然その番組の存在さえ知ることなく、この本を手に取りました。
人と食事って本当に密接なんだなって改めて実感しました。
勿論生きていくうえで食べることは重要ですが、食事と思い出との繋がり、人との繋がり…。そう、料理は料理としてただ存在するだけではないんだなと。
そこらへんをもっと考えながら、感じながら、食事するときただ食べるのではなく、そんなことを意識していきたいな、なんて思います。
内容★★★
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