2010/11/29 (Mon) 20:00
徳間書店
2010年9月
新宿の雑踏に色とりどりの風船が浮かび、大音響と共に爆発した!「十二神将」を名乗るテロリストの、それが東京への宣戦布告だった。さらに浅草寺、六本木ヒルズ、新丸ビルを襲った後、突如、犯人は企業へと標的を変えた。「怒れる神々」と称するテロリストの怒りとは何なのか? 神戸で出稼ぎ外国人を束ねる派遣会社社長の惨殺。出稼ぎに来たまま蒸発した従兄弟らを探すペルー国家警察捜査官。東京─神戸を結ぶ闇の謀略ラインとは?
題材の割りに緊迫感はありませんでした。
描写が少ないせい?
キャラの掘り下げも浅いせいか、お話にものめり込めなかったです。
主人公たちもあまり活躍せず、犯人たちも尻すぼみの末路。黒幕はそのままで、全体的に散漫な印象。確かに現実はそんなものかもしれませんけど。
せめて犯人たちの怒りとか狂気でも伝わってくるとよかったと思うのですが。
読みにくいとか、無茶な展開があるわけではなく、よく言えば無味無臭かな。
内容★★★
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