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2010/12/06 (Mon) 19:58

集英社
2010年9月

定年後の夫婦の形を見つめる、異色の長編小説
大手広告代理店を定年退職、バラ色の第二の人生のはずが、威一郎を待っていたのは、家族との深い溝だった。娘は独立、妻は家を出てしまう。寄る辺なくさまよう威一郎が出会ったのは…。





う~ん。主人公に共感できないどころか、腹立たしかったですね。
読んでいてストレスが溜まってしまいます。
家庭・家族というものは、思っている以上に脆いもので、全員で支えて育んでいかなければならないものだというのが、私の考えです。
誰がどうしているから偉いとか大変とか、そういうものではなく、やれるときにやれる人がやればいいと思うのです。家族間でも思いやりは大切です。
妻に毎回水を持ってこさせるだけで、この主人公、私にはアウトでしたね。
仕事をしているときはともかく、退職してやることがないのだったら、せめて自分のことくらい自分でしろ!せめて自分の立ち位置は把握していたいものです。プライドが高いのって、傍から見るとみっともないだけですね。
そんな風になってしまった状況の責任の一端は、妻にもあるのかもしれませんが、それにしても…。
自分の両親がこんな風ではないので、あまり実感はなかったのですが、熟年離婚、こんな夫だったらさもありなんといったところです。
終わり方も納得がいきませんが(主人公にはもっとダメージを負ってもらいたかったですね)、反面教師として、ある意味参考になる本かもしれません。
でも私は、幾つになっても夫婦間の愛はあると信じたい…。

内容★★★


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