2010/12/06 (Mon) 11:26
講談社
2010年8月
誰がうそをついている?幼なじみの四人が校庭に埋めた拳銃は、二十三年の時を経て再び放たれた。それぞれの想い出が重なるとき、時を越えたさらなる真実が目を覚ます―!全てはタイムカプセルにとじ込めた―はずだった。第56回江戸川乱歩賞受賞作。
途中で全部わかってしまう、伏線が見え見え過ぎる書き方は、ある意味フェアといえなくもないけど、興醒めしてしまうのは確か。
そうであるならば、主人公たちの苦悩をもっと掘り下げて書くなどの、惹き込む要素が欲しかったです。
ただ、よく細部まで考えて作られているのはよかったと思います。これおかしくない?と思っていたところもフォローされているし。
推理小説入門者には十分楽しめると思います。(って私もほとんど読んでいるとはいえませんが)
しかし、お金の行方はどうなったのかなぁ…?
内容★★★
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