2011/04/12 (Tue) 19:01
講談社
2010年12月
「大藪春彦賞&日本冒険小説協会大賞」W受賞第一作!
くたばりぞこないに、怖いモノなし!
警察に追われ、ヤクザに撃ちまくられても、ひたすら突っ走る!
生きているという真の意味を問うために――。
ネット心中を計画した5人の男女が、山中で実行間際に、ヤクザに追われている少女を助ける。自殺延期を決めた5人だったが、山を下りると、自分たちが指名手配されたことを知る。ネット心中者に仕掛けられた「罠」。誰が味方で、誰が敵なのか――。
ノンストップのジェットコースター・ノベル!!
痛快ドタバタ活劇。
思いっきり楽しめました。
車は何回空飛んだかな?
ありえない~なんていうのは、この小説では野暮というもの。
何しろ活躍するのは自殺志願者たち。
そんな彼らが沈まず行動するには、かなりの勢いとエネルギーのある舞台がなければ。
考える暇もなく、行動し続ける彼ら。生きるってそういうことなのかも。
とにかく、元気のもらえる小説でした、
「俺たちに明日はない」や「トゥルー・ロマンス」に近いものも感じました。
内容★★★★
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