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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
Admin / Write
2024/05/09 (Thu) 20:08
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2010/04/14 (Wed) 10:19

2008
監督:田中誠
出演者:夏帆、ゴリ、石黒英雄、徳永えり、亜希子、薬師丸ひろ子、岩田さゆり、ともさかりえ、間寛平
上映時間:120分

函館・七浜高校合唱部のソプラノリーダー、萩野かすみ(夏帆)は自分の歌声とルックスに過剰なまでの自信を持つ女の子。ある日、写真好きのイケメン生徒会長・牧村純一(石黒英雄)に自分の歌っている姿を撮りたいと言われ、有頂天になっていた。しかし、出来上がった写真を見ると、そこには無様な表情で歌う自分の姿が写っており、かすみはすっかり自信を喪失。そこに現れたのが、番長・権藤洋(ゴリ)率いる湯の川学院高校のヤンキー合唱団。合唱祭で熱く歌う彼らの姿に感激したかすみは、やがて忘れかけていた歌への思いに気づき…。


最初は、妄想癖のある少女のお話なのかな、なんて気持ちで観ていましたが、なかなかどうして、ちゃんとした青春映画でした。
ひたむきに頑張る姿の美しさ、共同で作り上げるということの大切さ、など重要なこともきちんとストーリーに組み込まれています。
ラストの演出が大袈裟に感じてしまい何故か恥ずかしかったのは、私が素直な心を失くしてしまったからかもしれませんね…。
主演の夏帆さんは本当に楽しそうで、素晴らしい演技だと思いました。





























内容★★★★




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2010/03/30 (Tue) 10:58

2009
監督:森淳一
出演者:加瀬亮、岡田将生、小日向文世、鈴木京香、吉高由里子、渡部篤郎
上映時間:119分

春が二階から落ちてきた。
春(岡田将生)というのは、泉水(加瀬亮)の二歳下の弟の名前だ。桜が満開に咲き誇る高校の構内を、泉水からバットを受け取った春は、「じゃあ、行こう」と言ってゆっくりと歩き出す。「どこに?」「やっつけに」春は、クラスのある高飛車な女生徒を襲おうとする男子生徒を退治しに、体育倉庫へ向かっていた。遠くから女の悲鳴が聞こえる。すると、春は弾かれたように倉庫へ駆け込み、逃げ出す男子たちを追って、二階から鮮やかに飛び降りていく。あっさりと片をつけ、礼を告げる女生徒にもバットのグリップで一撃を加える春。「別におまえを助けにきたんじゃないんだ」泉水はその光景を呆然と見つめていた。
7年後。母・梨江子(鈴木京香)の命日に実家へ集った泉水と春、そして父・正志(小日向文世)は、正志お手製のおでんシチューを突きながら団らんを囲んでいる。大学院で遺伝子の研究をする泉水と、落書き消しの仕事をして働く春は、父と母の溢れるような愛情を受けてすくすくと育った。ある日、泉水は食あたりを疑い病院へ行った父を、実家に見舞った。「ガンだって」とあっけらかんと告白する正志。本当に大丈夫なのか? とため息をつく泉水に、春は「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」と諭す。重たい空気が、一瞬、ふわりと軽くなる。
その頃、仙台市内では連続放火事件が発生していた。春は自分が落書き(グラフィティアート)を消した場所の近くで、必ず放火が起きていることに気づき、泉水に相談する。春が写した落書き現場のポラロイドには、壁に大きく描かれた「God」「Can」「Talk」「Ants」「go to」「America」といった文字。放火犯からのメッセージだと考えた春は、半信半疑な泉水を誘って夜の街を見張りに出る。だが、手分けして張り込みをするふたりのそばで、またしても火の手は上がる。
だが、放火と落書き(グラフィティアート)にどんな関係があるのか? 頭を悩ます泉水に、大学院の友人・山内(岡田義徳)は、24年前の連続事件の鍵を握る葛城(渡部篤郎)という人物がこの地に戻ってきたことを知らせる。
「お前たちに話しておくことがある」。7年前、梨江子が自動車事故で亡くなった時、正志は泉水と春のふたりの前で、家族のある秘密を初めて語った。「俺たちは最強の家族だ」どこか誇らしげな表情の正志のことを、泉水と春は笑って見ていた――。
新たに見つかった落書き(グラフィティアート)の写真を携え、今度こそ放火魔を捕まえようと話す春に、「そんなことやってるヒマなんかないんだ」と、抑えていた感情を爆発させる泉水。外に飛び出た泉水は、そこで以前も何度か見かけた謎の美女(吉高由里子)の姿を発見する。春をつけ回す夏子は、泉水に向かって放火事件の真相に関わる衝撃的な事実を語り始めた――。


伊坂幸太郎さんの同名小説が原作。
原作を読んだのが半年くらい前なので、細かいところは覚えていませんが、少なくとも原作のイメージを損ねることのない映画に仕上がっていると思いました。
イメージは人それぞれ違うとは思いますが、私の場合、泉水、春、葛城の三人がイメージどおりでした。かといって、後のキャストが違和感があったわけではないです。あくまで、私が小説を読んでいたときと人物像が違うというだけで。
原作の省略、変更は、原作を読んでいない人に対する配慮からも、うまく行われていると思いました。
ただ、その省略されたところももったいないので、是非未読の方には原作を読んでもらいたいところです。

法律は、集団で生きていくためには必要なものですが、法律に縛られすぎ、何のための法律なのか見失っているのではと思うことは、この作品に限らず、思うところがあります。(実は「流星の絆」は、その部分だけが好きでなかったりして。)





























内容★★★★



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2010/03/21 (Sun) 12:45

2007
監督:蜷川実花
出演者:土屋アンナ、椎名桔平、成宮寛貴、木村佳乃、菅野美穂、小泉今日子、安藤政信、永瀬正敏
上映時間:111分

真っ赤な金魚たちが宙を泳ぐ。大門をくぐると、そこは華やかな吉原遊郭。
桜が満開の中、遊郭<玉菊屋>に連れてこられた8歳の少女は、きよ葉と名付けられた…。
 口が悪く、誰にもなつこうとしないきよ葉の面倒をみることになったのは、気位が高く、絶世の美しさと知性を兼ね備えた完璧な高級花魁・粧ひ。女だらけの世界に嫌気がさし、きよ葉は脱走を図るがあえなく失敗。厳しい折檻を受けても逃げ出すことをやめようとしないきよ葉。だが、自分から「吉原一の花魁になってやる」と言ってしまう。その気にさせたのは粧ひだった。きよ葉に、相手に自分が思った通りの言動をとらせる「手練手管」(てれんでくだ)を見せ付けたのであった。そして、粧ひは金持ちの旦那に身請けされ、全ての遊女が最も夢み、羨望するかたちで吉原を出て行く。それは吉原の門を出て、遊女が生きられる、唯一の方法。別れの日にきよ葉は粧ひから、彼女が身につけていたかんざしを受け継ぐ。
 やがて、17歳になったきよ葉は「十年に一度の天女」と楼主が誉めるほどの女に成長し、店に立つ。きよ葉のはじめての客「突き出し」の相手は玉菊屋一の上客であり、花魁・高尾の馴染であったご隠居。鼻っ柱の強さと美貌が気をひき、一躍江戸中の注目の的となる。
そんな、きよ葉も初めて恋に落ちる。うぶな青年・惣次郎がきよ葉目当てに玉菊屋を訪れ彼女を求めたとき、きよ葉はどうしようもなく恋に落ちた。惣次郎の前では弱さも本音も全て曝け出し、ただひたすら彼といられることをこの上もなく幸せに感じていた。遊女は偽りの愛を売る世界に生きるもの。しかし、惣次郎と過ごす時間だけはきよ葉にとっては本物だったのだ。


安野モヨコの同名漫画が原作。
原作は読んでいないので比較はできませんが、ストーリーが平坦なのとありきたりすぎて、引っ張っていく力が足りないように思えました。
人物もどこか薄っぺらな印象。
映像や色彩は美しく、はっとするようなシーンもあるのですが、それだけでは…。
音楽もそぐわない感じだし…。
私は、日本人が作ったわけではないのに「SAYURI」のほうが好きです。



















内容★★★



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2010/03/21 (Sun) 11:50

2009
監督:紀里谷和明
出演者:江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ゴリ、要潤、玉山鉄二、チェ・ホンマン、中村橋之助、寺島進、平幹二朗、伊武雅刀、奥田瑛二
上映時間:128分

1582年、天下統一を目指した織田信長はその夢目前にして、家臣、明智光秀の謀叛により本能寺で暗殺される。しかし、信長の右腕であった豊臣秀吉が光秀を討伐。その功績をもって信長の後を継ぎ、豊臣政権を樹立する。
世は火種を残しつつも、一時の平和を謳歌していた。とはいえ格差は広がり、景気は悪く、民衆の生活は一向に楽にならない。そこに彗星のごとく現われる一人の義賊。天下の大泥棒、その名は石川五右衛門。超人的な身体能力を武器に、金持ちから盗み、貧しきものに分け与える英雄に庶民は熱狂していた。
ある夜、五右衛門は紀伊国屋文左衛門邸の財宝の中に南蛮製の箱を見つけるが、盗み出した後で中身が空であることを知り、屋根から放り捨ててしまう。
翌日、五右衛門は行動を共にしている猿飛佐助から、石田三成が紀伊国屋邸に乗り込みながら箱を手に入れることが出来なかったため、当代随一の使い手である霧隠才蔵を差し向け、躍起になっていることを聞く。
箱を再び手に入れようと貧民街へ向かった五右衛門は、役人の又八が偶然箱を手にした少年、小平太の母を斬り殺す現場に居合わせる。その瞬間、五右衛門の胸によみがえる、両親を斬り殺された悲しい過去。箱を抱えて駆け出していく五右衛門と追う才蔵。森を抜けて戦うふたりを見つめるのは、かつて2人を信長の忍びとして厳しく育て上げた服部半蔵だった。
石田三成が霧隠才蔵を、徳川家康が服部半蔵を使い、血眼で手に入れようとしている箱の中には、織田信長暗殺に関する重大な秘密が隠されていた。衝撃の事実を知った五右衛門は単身で大坂城に乗り込むが、思いがけなくも茶々と再会することになる。かつて信長のいた安土城で、五右衛門は少女だった茶々の護衛を任され、互いにほのかな恋心を抱いていたのだった。
ついに自らの運命と向き合い、闘うために立ち上がった五右衛門。侍を夢見ながら運命に翻弄されていく霧隠才蔵。権力を手に五右衛門の愛する人々を奪っていく豊臣秀吉。次の天下を狙い、秀吉暗殺を企てる石田三成。戦乱の世を終わらせるために心を砕く茶々。新しい時代を目指そうとする徳川家康と服部半蔵。それぞれの思いを胸に、壮絶な戦いの火蓋は切って落とされようとしていた。


時代劇というより、時代劇の舞台を借りたヒーロー物という印象。
アクションも演出も格好良く、映像も美しく、ストーリーも明快な割には飽きさせなかったです。
アクションヒーロー物が大好きな人には、堪らない映画だと思います。
日本のアクション系の映画もここまできたか、という感じでうれしかったです。
キャストもかなり豪華で、見知った顔があちらこちらに出ています。
大胆にアレンジした歴史観も、私は気に入りました。

CGが数箇所、やりすぎというか、しょぼかった点がなかったわけではありませんが、大満足の映画でした。

続編の予定もあるとかないとか。
かなり期待しちゃいますね。





























内容★★★★★










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2010/03/18 (Thu) 10:15

2008
監督:タナダユキ
出演者:蒼井優、森山未來、ピエール瀧、佐々木すみ江、笹野高史、齋藤隆成
上映時間:121分

佐藤鈴子(蒼井優)は、短大を卒業後、就職浪人中でウェイトレスのアルバイトをしている21歳。ある日、バイト仲間のリコからルームシェアを持ちかけられ実家を出ることにするが、それがきっかけで一騒動が勃発。鈴子は警察のお世話になることに。
 再び実家へと戻ってきた鈴子は、中学受験を控える弟の拓也(齋藤隆成)から食事の席で「受験に響く」と非難され、家族の前で「百万円貯まったら出て行きます!」と宣言。その日から、新聞配達、ビル清掃、苦情受付係のバイトを掛け持ちして懸命に働く。
 狭い町だけに、鈴子が警察の厄介になった噂はたちまち広まり、買い物中の鈴子は昔の同級生にからかわれる。「前科者」とあざ笑う同級生たちに反撃する鈴子の姿を、小学校でいじめにあっている拓也が物陰からそっと見つめていた。帰り道、鈴子に追いついた拓也は、家を出たら手紙をくれるようにと声をかける。
 やがて、百万円を貯めた鈴子は、実家を出る。海辺の町ではサーファーのユウキ(竹財輝之助)、山間の村では桃畑農家の絹さん(佐々木すみ江)と息子の春夫(ピエール瀧)と出会いながら、また百万円を貯めては次の土地へと旅を続ける鈴子。そしてやってきた地方都市のショッピングセンターでアルバイトを始めた鈴子は、バイトの先輩で大学生の亮平(森山未來)と出会う――。


タイトルから想像していたより爽やかな映画でした。
タイトルからは、勝手にどケチでいじわるな主人公なのかなぁなんて漠然と考えていました。そのキャラと蒼井優さんのミスマッチが面白いのかと…。
でも、実際は大真面目なお話でした。
人と合わせられないというか、自分をうまく表現できないというか、嘘をついて生きていくことができないというか(何か「西の魔女が死んだ」の主人公とも共通点があるような。)、そんな女性の物語。
人との深い係わり合いが嫌で転々としている彼女ですが、やはり心のどこかで引き止めてくれる人を待っているようにも感じられました。
なんだかリアルじゃないようで、でもとってもリアルに感じる部分もあって、不思議な映画でした。
ラストはちょっと寂しかった気もするけど、これでよかったのかもしれません―。

























内容★★★★


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