2010/11/29 (Mon) 10:15
幻冬舎
2010年9月
新型ドラッグの卸しにより急成長を遂げたマフィア組織で、刈田誠次は武闘派として暗躍していた。しかし、最愛の弟を守るために組織の掟を破ったことから、ボスの神宮寛孝によって、弟と元恋人を惨殺されてしまう。自身も瀕死の重傷を負わされた刈田は復讐を誓い、最も忌み嫌ってきた警察と手を組み、古巣に舞い戻ることを決意する。顔も、声すらも変えて。だが、肝心の神宮は姿を消していた―。身体に馴染む危険と興奮。隣にはかつての親友。バレたら命はない。それでも男は、孤独な魂に炎を焼やし、熾烈な戦いを始める。書き下ろし、『このミス』大賞作家が仕掛けるノンストップミステリーの一大エンターテインメント。
息詰るアクション、潜入のスリル、練りこまれたストーリー展開。
まるでハリウッド映画を観るかのよう。
「ディパーテッド」や「フェイス・オフ」を思い起こしました。
文句なしに面白かったです。
思いがけず出会う素晴らしい作品。これだから乱読はやめられないです。
ラストまで続く緊張感が一気に読ませます。
考えさせられる小説もいいですが、こういう小説も捨てがたいです。
内容★★★★★
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