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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
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2024/04/28 (Sun) 18:57
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2009/09/24 (Thu) 10:42

2002

1991年、ストリート育ちの青年ラウは香港マフィアに入ってすぐ、その優秀さに目を付けたボスによって警察学校に送り込まれる。一方、警察学校で優秀な成績を収めていた青年ヤンは突然退学となる。彼は、警視に能力を見込まれマフィアへの潜入を命じられたのだった。やがて2人の青年は、それぞれの組織で台頭していく。そして10年後、警察はヤンから大きな麻薬取引の情報を受け取る。しかし警察の包囲網はラウによってマフィア側に筒抜けとなっていた。検挙も取引も失敗に終わったことで、警察、マフィア双方がスパイの存在に気づいてしまうのだった…。


評判がかなりよいみたいなので、今更ながら観てみました。
派手なアクションがあるのかと思っていたら、そうではなく知力を使った戦いが見物でした。
巧みなストーリー展開もすばらしいです。
また、スパイの孤立感と焦燥感がうまく表されています。
なぜこんな行動を?と思うところもないわけではないですが、そんな粗探しを吹き飛ばすほどの勢いはすごいです。
評判に違わない、よい映画でした。

続編も作られ、3部作となっているので、そのうち続きも観るつもりです。

内容★★★★




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2009/09/22 (Tue) 10:43

2007

マイケルズとマッケルロイはアメリカ・フィギュア男子シングル部門でのライバル同士。マッチョでロックスターのように振舞う男性的なマイケルズに対し、マッケルロイは繊細で女性的と、演技も対照的だ。二人は大会で共に1位になるが、その表彰式で乱闘を始めてしまい、金メダルは剥奪、スケート界から永久追放されてしまう。失意の日々を送っている二人だが、シングル部門以外なら復帰できることを知り、ペアを組むのだが…。


何も考えず、ひたすら笑っちゃいました。
たまに、こういう映画を観るのもいいですね。
中途半端でなく、こだわりをもって徹底しているのが良かったです。
主演の2人も、微妙に格好良くないところが、またたまりません。
ライバルも徹底して悪い人たちで、同情の余地もなく、最後はスカッとさせてくれます。
くだらないと片付ける人もいるかもしれませんが、こういう映画も絶対必要だと私は思います。
真面目に作るおバカ映画は、それだけで素晴らしいです。

内容★★★★




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2009/09/12 (Sat) 13:19

2006

2006年、硫黄島。
地中から発見された数百通もの手紙。それは、61年前にこの島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。届くことのなかった手紙に、彼らは何を託したのか―。
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、日本軍の最重要拠点である硫黄島に新たな指揮官、栗林忠道中将が降り立った。硫黄の臭気が立ち込め、食べ物も飲み水も満足にない過酷な灼熱の島で掘り進められる地下要塞。
このトンネルこそが、圧倒的なアメリカの兵力を迎え撃つ栗林の秘策だった。最後の最後まで生き延びて、本土にいる家族のために一日でも長く島を守り抜け―。
「死ぬな」と命じる栗林の指揮のもと、5日で終わると思われた硫黄島の戦いは36日間にも及ぶ歴史的な激戦となる。
61年振りに届く彼らからの手紙。そのひとりひとりの素顔から、硫黄島の心が明かされて行く 。


クリント・イーストウッドが日本側の視点に立って、硫黄島の戦いを描いた映画。
キャストもほぼ日本人で言語も日本人という、まさに邦画ともいえるべき映画。
渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、中村獅童といった私でも知っている俳優が起用されています。
観終ってから知ったのですが、アメリカ側からの視点でこの戦いを描いた「父親たちの星条旗」もあるそうです。

この映画で描きたかったのは、この戦争をしている日本人もアメリカ人も本質的には同じだということだと思います。
戦争をやりたくてやっているわけではなく、残してきた家族が心配で、怖くて、死にたくなくて…。
戦争という大きなうねりに飲み込まれ、なす術もなく従うことしかできない過酷な状況…。
戦いたくない人たちを無理に戦わせる…。
戦争って一体何なのでしょう。
戦争で失われるものがどれだけなのか、ここまでわかっていて、それでも戦争がなくならないのは何故なのでしょう。

内容★★★★





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2009/09/10 (Thu) 10:23

2004

パリ、1870年代。オペラ座では”ファントム”(オペラ座の怪人)の仕業とされる謎の事件が続いていた。リハーサル中の事故で、プリマドンナの代役を務めることになったクリスティーヌは、その初主演のステージで喝采を浴び、幼馴染のラウルと再会。だが、その喜びも束の間、仮面を被った謎の怪人・ファントムにオペラ座の地下深くへと連れ去られる。クリスティーヌは、ファントムを亡き父親が授けてくれた”音楽の天使”だと信じ密かに慕ってきたが、地下の隠れ家で仮面の下に隠されたファントムの正体を知ってしまう…。


原題:The Phantom of the Opera
超有名なミュージカルの映画化。
原作はガストン・ルルー「オペラ座の怪人」。
圧倒的で重厚な音楽と映像美に魅せられました。
クリスティーヌ役のエミー・ロッサムの歌声には震えが走るほどでした。
ストーリーには、キャラクターの掘り下げなど物足りない部分もなくはないですが、ミュージカルが好きなわけでもない私をここまで夢中にさせる魅力が、確かにこの映画にはあります。
サントラも欲しくなってしまいますね。
また、DVDにはミュージック・チャプターもついていて、選択してミュージック・ビデオみたいに楽しめるのもなかなか嬉しかったです。
でも、この壮大な音楽を映画館の大音量で聴いてみたかったな。
日比谷みゆき座ではリバイバルがやるらしいです。近くの人、うらやましいなぁ。

ファントム役は、「300」「P.S.アイラヴユー」のジェラルド・バトラー。これだけ続けて見ると、何か親近感なんか覚えちゃったりして。
クリスティーヌ役のエミー・ロッサムは、「ミスティック・リバー」や「デイ・アフター・トゥモロー」に出演していたらしいですが、まったく印象がありません。最近ではあの「ドラゴンボール EVOLUTION」にブルマ役で出演しているらしいですが、ここまで評価が低いとちょっと観る気がしませんね。

あと、原作ではないのですが、ファントムの生涯を描いた Susan Kay"Phantom" も気になるところです。

内容★★★★















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2009/09/01 (Tue) 10:30

2007

クリスマスを目前に控えたある夜のこと。助産師としてアンナ(ナオミ・ワッツ)が働く病院に、身元不明の少女が運び込まれた。彼女は子どもを身ごもっており、女の子を産んだ後、息を引き取ってしまう。手術に立ち会ったアンナは、彼女のバッグから日記を取り出す。孤児となった赤ん坊のために、少女の身元を割り出そうと考えたのだ。日記はロシア語で書かれており、そこには“トランスシベリアン”というロシアン・レストランのカードが挟みこまれていた。ロシア人とのハーフでありながらロシア語が解らないアンナは、カードを頼りにレストランを訪ねる。
店の前で、アンナはひとりの謎めいた男と出会う。ニコライ(ヴィゴ・モーテンセン)という名前のその男は、悪名高きロシアン・マフィア<法の泥棒>の運転手で、組織の跡取りであるキリル(ヴァンサン・カッセル)のために働いていた。ニコライはエンジンのかからないバイクを前に困惑するアンナを車で家まで送り届ける。
やがて少女の日記を読んでしまったアンナのロシア人の伯父が、彼女にこの事件から手を引くよう忠告する。日記にはロシアン・マフィアが関わる「イースタン・プロミス」=人身売買についての恐ろしい事実が記されていたのだ。かつて流産した辛い過去を持つアンナは子どものことだけを考えており、「日記」と引換に少女の身元を教えてもらう、という取引をマフィアと交わすことに。取引の場所に現れたのは、ニコライだった。日記を渡すアンナに彼は少女の身元は伝えず、今回の事件は忘れ、自分たちには近づくな、とアンナに忠告する。アンナは時折やさしさを見せてくれるニコライに図らずも惹かれはじめる。果たしてニコライの本当の姿とは?日記が示す犯罪の行方は?ふたりの運命はいつしか絡み合っていく…。
知らず知らずのうちに危険な場所へと身を置いてしまったアンナに、時折ニコライが見せるやさしさの意味とは…?出会うはずのなかったふたりを運命が引き寄せ、物語は静謐で重厚なクライマックスを迎える。


「クラッシュ」の監督デヴィッド・クローネンバーグ繋がりで本作を観ました。
舞台はイギリス。
そして、そこで暗躍するロシアン・マフィアが描かれています。
人身売買。
それがまかり通ってしまうロシアの貧富の差の実情。
他国と比べるとやはり日本は平和なのかもしれませんね。
でも、日本人が売られることはなくても、この映画のイギリスみたいに日本がマフィアの温床とならないとも限りません。
いや、実際行われていても、私が知らないだけかもしれません。
KGBがFSBに変わっていたことも知らなかったのですから…。
知らないことが多過ぎで、悲しいです。

主演のヴィゴ・モーテンセンの鬼気迫る演技はすごかったです。
もう、目は釘付けでした。
顔に見覚えがあったので調べて見ると、「ロード・オブ・ザ・・リング」のアルゴランでした。
私の記憶力って、どんだけ少ない…。

ナオミ・ワッツは覚えてますよ。
「マルホランド・ドライブ」とか「21g」が印象に残っています。

内容★★★★


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