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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2024/04/28 (Sun) 14:57
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2009/10/29 (Thu) 09:38

2008

幼い頃に視力を失った盲目のバイオリニスト、シドニー(ジェシカ・アルバ)。彼女は、姉に勧められ、角膜移植手術を受ける。だが、視力が回復していくにつれて、彼女の目には、見えないはずのものが見えるようになる。それは、カフェで突然襲いかかってくる女性やマンションを徘徊する少年、不気味な部屋の風景、怪しげな黒い影、“106”という謎の数字など…。なぜ自分にだけ、次々と不可解なものが見えるのか? 真相を探るうちに、シドニーは自分に角膜を提供した女性の哀しくも衝撃的な過去にたどり着く。そして、その女性の目を受け継いだシドニーの目には、果たさなければならない“ある宿命”を映し出していたのだ――。


原題:The EYE

2002年の同名の香港・シンガポール映画のリメイクだそうです。
話題作だったらしいのですが、私はまったく知りませんでした…。
しかも、サスペンスだと思っていたのに、ホラー色がかなり強かったです。

角膜云々の話は、昔「ブラック・ジャック」で読んだ気がします。
内臓とかにも細胞単位での記憶があるそうで、そちらがとても気になりました。

ストーリー的に怖いというより、効果音が大きく、どちらかというと驚かすタイプの映画で、それが結構頻繁なのが、私には少しストレスでした。
単に私が驚かされるのが苦手なだけかもしれませんが。
あと、ジェシカ・アルバがあんまり可愛く映されていないのが、ちょっと悲しかったです。

内容★★★


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2009/10/27 (Tue) 13:10

2008

コーヒーは世界で最も日常的な飲物。全世界での1日あたりの消費量は約20億杯にもなる。大手企業がコーヒー市場を支配し、石油に次ぐ取引規模を誇る国際商品にしている。私たちは「おいしいコーヒー」にお金を払い続けている。しかし、コーヒー農家に支払われる代価は低く、多くの農家が困窮し、農園を手放さなくてはならないという現実。
一体なぜ?
このパラドックスが最もよく現われているのが、コーヒーの原産国エチオピアだ。
その原因は、国際コーヒー協定の破綻による価格の大幅な落ち込み、貿易の不公正なシステム。
農民たちは教育を受けることも、食べることもままならず、貧困にあえいでいる。
エチオピアでは毎年700万人が緊急食糧援助を受けており、緊急支援に依存せざるを得ない状況にある。しかし、アフリカの輸出シェアが1パーセント増えれば年700億ドルを創出できる。この金額はアフリカ全体が現在受け取っている援助額の5倍に相当する。必要なのは援助ではなく、自立を支援するためのプログラムなのだ。
エチオピアの74000人以上のコーヒー農家を束ねるオロミア州コーヒー農協連合会の代表、タデッセ・メスケラは、農民たちが国際市場で高品質で取り引きされるコーヒー豆の収穫のために奮闘するかたわら、公正な取引(フェアトレード)を求めて世界中を飛び回る。
コーヒー産業の実態を暴きながら、貧困に苦しむコーヒー農家の人々を救おうとするタデッセの戦い。生産者、企業、消費者。コーヒーが飲まれるまでの道のりに、深いドラマがある。1杯のコーヒーを通して、地球の裏側の人々の生活と世界の現実を、あなたは深く知ることになるだろう。


これも食に関するドキュメント。
「いのちの食べかた」とは見る角度が違い、こちらでは生産者にスポットが当てられています。
こちらも現実を知ったら、おいそれと気軽にコーヒーを飲んではいけない気なります。
無知は罪とはよくいったものです。

衣類、電化製品などでも同じような状況があると思うのですが、コーヒーは消費者の価格に反映されていない気がします。
衣類、電化製品は価格競争の煽りで仕方ないとしても、コーヒーはまるまる商社の儲けなのでしょうか?
日本でも漁業を助けるために、中間マージンを省く流通システムをつくる動きなどがあります。
エチオピアもそうなる日が、そう遠くないことを願います。

内容★★★★


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2009/10/27 (Tue) 10:39

2006

「いただきます」って、だれに言いますか?
「食」の不安は、「食」を知ることでしか解決できない!
きっと、誰かに教えたくなる。食べ物があなたの食卓に並ぶまでの、驚くべき旅。
私たち日本人が1年間に食べるお肉(牛・豚・鳥)は約300万トン。だれもが毎日のように食べている膨大な量のお肉。でも、そもそもお肉になる家畜は、どこで生まれ、どのように育てられ、どうやってパックに詰められてお店に並ぶのだろう? 本作は、そんな私たちの生とは切り離せない「食物」を産み出している現場の数々を描いたドキュメンタリー。世界中の人の食を担うため、野菜や果物だけでなく、家畜や魚でさえも大規模な機械化によって生産・管理せざるをえない現代社会の実情。ピッチングマシンのような機械で運ばれるヒヨコの群れ、わずか数秒で解体される魚、巨大なマジックハンドで揺すぶり落とされる木の実、自動車工場のように無駄なく解体される牛…etc。まさに唖然とするような光景の連続。その生産性の高さと、時に絵画のごとく美しい撮影に驚愕しつつも、改めて私たちが生きていることの意味が問い直される!


ナレーションもBGMもテロップもインタビューも何もないまま、映像だけですすで行くのにも関わらず、圧倒的に訴えかかけてくるドキュメンタリー。
ブロイラーとか少しは知っていたけど、ここまで効率化されているのを目の当たりにすると声も出ませんでした。

登場する生産現場は、トマト、キャベツ、キュウリ、リンゴ、アーモンド、パプリカ、ホワイトアスパラガス、ヒマワリ、岩塩、サケ、鶏卵、鶏肉、豚肉、豚の種付け、乳牛、牛肉、牛の種付け、牛の出産(帝王切開)

偽善者な私は、屠殺の場面や解体の場面では目を逸らしたくなったのも事実です。
想像力がないから、肉を食べていても結びつかないのですね。
形が違うし。

効率化って無機質というか、そういう面でも恐ろしいものがありました。
働いている人はどんな気持ちでやっているのでしょう。
でも、その効率化のおかげで食に困らない生活を送れることも事実です。
なくてはならないでしょう。
でもそこで失われる命を思うと、食べ物を粗末になんてできないはずです。
あるのが当たり前でなく、どの食べ物でも、どうやってつくられているのか、少しずつでも考えながら食べるようにしていきたいと思いました。

内容★★★★★


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2009/10/13 (Tue) 11:39

2006

マンハッタンの銀行で強盗事件が発生し、犯人グループのリーダー、ダルトン(クライブ・オーウェン)は人質を取って銀行に立てこもってしまう。現場に急行した捜査官フレイジャー(デンゼル・ワシントン)は事件発生から7時間経っても行動を起こさない犯人たちに対し、時間稼ぎをしているのではないかとの疑問を抱き始める。


これは面白いです!
まず、シナリオが秀逸。
奇抜なアイデアと意外な展開。
事件進行の途中に、巧みに事件後の取調べシーンを挿入するあたりも素晴らしかったです。
2時間たっぷり楽しませていただきました。
細かいところまで良くできていると思います。


監督スパイク・リー…名前は良く聞きますが、私はほとんど観てないですね…。

NY市警役デンゼル・ワシントン…といえば、私が真っ先に思い浮かべるのは何故か「ボーン・コレクター」。「マーシャル・ロー」や「戦火の勇気」も結構面白かったような気が。この人、ホントたくさん出てますね。私も10作以上は観てますね。

犯人役クライブ・オーウェン…「ボーン・アイデンティティ」?…出てましたっけ?「シン・シティ」のドワイト。言われてみれば、そんな気が…。自分の記憶力にへこみますね。

弁護士役ジョディ・フォスター…「ブレイブワン」は観たばかり。結構観てますが「ジャック・サマースビー」以外あんまり面白かった印象がないですね。

警部役ウィレム・デフォー…この人はいい映画にたくさん出てますね。「プラトーン」「スパイダーマン」「ストリート・オブ・ファイヤー」「イングリッシュ・ペイシェント」…きりがないです。


そんな素晴らしい映画の続編も2010年公開予定とか。
監督、デンゼル・ワシントン、クライブ・オーウェンは続投、ジョディ・フォスターはまだ未定だとか。
楽しみです。

内容★★★★★



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2009/09/30 (Wed) 09:38

2009

ジョン・F・ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機…。
かつて世界で起きた数々の事件の陰で、<監視者>たちがいた。彼らは“ウォッチメン”と呼ばれ、人々を見守り続けてきたはずだったーー。そして1977年には、政府によりその活動を禁止され、ある者は姿を消し、ある者は密かに活動を続けていた。
 1985年、アメリカ合衆国はいまだニクソン大統領が政権を握り権力を欲しいままにしている。ソ連の間で一触即発の緊張関係が続き、漠然とした不安感が社会を包んでいた。
ニューヨーク、10月のある夜。高層マンションの一室から、ガラス窓が豪快に割れる音とともに、一人の男が突き落とされ殺された。死体のそばには、血がついたスマイルバッジが落ちていた。平和のシンボルに不吉な血痕。世界の終末が近づいているのかもしれない。殺された大男の名はエドワード・ブレイク。かつて“ウォッチメン”と呼ばれていた者の一人であり、スマイルバッジは彼が胸に着けていたトレードマークだった。
しばらくして事件現場に現れたのは、ロールシャッハと呼ばれる薄汚いトレンチコートにフェドーラ帽をかぶった謎の男。顔が白と黒の模様が変化するこの男が、血のスマイルバッジを手に取り見つめている。この“顔のない男”は何者なのか? この暗殺事件を不審に思った“顔のない男”は独自で捜査をはじめ、ダン・ドライバーグ、エイドリアン・ヴェイドなど、かつて“ウォッチメン”とよばれた者たちの周辺を嗅ぎまわり始めた。そして、事件の捜査を進めれば進めるほど、なぜか次々とかつてのヒーローが無残にも消されていく…。いったい何が起きているのだろうか。
なぜ、ウォッチメンが狙われるのか? 誰が何を仕組んでいるか?
何の目的で、かつてのヒーローを殺し続けるのか…。
やがて、世界を揺るがした歴史的事件に関わってきた“ウォッチメン”の真実が徐々に明らかになるにつれて、想像を絶する巨大な陰謀が待ち構えていた。それは世界の未来を脅かす驚くべき計画だった。
これまで人々を監視してきた“ウォッチメン”と呼ばれる者たちの本当の目的とは何なのか。いったい誰が<ウォッチ>して、誰が<ウォッチ>されているのか?


まず、原作をここまで忠実に映像化できていることに驚きました。
難解であの長い話をうまくまとめたことにも感心しました。しかも、あまりアレンジすることなく。
ただ、原作への愛が強すぎるためか、忠実すぎて、原作を読んでいない人には、1回見ただけでは理解しきれないかもしれないという懸念はあります。
でも、原作はヘビーなので、映画でざっと流れを掴んでから原作を読んだほうがわかりやすいかもしれません。
それでも劇中劇(子供が読んでいるコミック)はごっそりカットされたりはしているのですが。(正直この部分は私も読んでいてちょっとかったるかったです)
一般受けを狙うのであれば、もう少しシンプルにする必要があったかもしれませんね。できるかどうかは別にして。

キャラ設定はしっかりしており、各キャラの想いや考えがしっかり描かれていてます。
キャスティングも素晴らしく、原作のイメージを損ねていません。
あえて言わせてもらえば、ナイト・オールが原作より恰好よくなっているのが映画的かなと。(スタイルとコスチューム)

時間と情報量の関係か、「300」ほどのインパクトは感じられませんでしたが、ここまでの表現ができるとなると、これからのアメコミの映像化に期待は膨らむ一方です。

万人受けかどうかは置いておいて、共通の敵を作ることでしか和解できない人間、そして本当の平和というテーマは考えさせられるし、人間の理屈ではない感情という部分がうまく描かれている素晴らしい映画だと思いました。

内容★★★★














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