2011/07/25 (Mon) 11:51
角川学芸出版
2011年4月
愛知県立刈谷東高校に赴任した著者は、元不登校の生徒たちが自分たちの経験を語る朗読劇を上演。大きな感動を呼んだ同校演劇部の活動は、生きづらさを抱える大人たちも参加する、大きなうねりへと育っていった―。自分を認め、人と向きあう心と体を発見した先生と生徒と大人たちの、“再生”の物語。
正直、地元の話ということで手に取っただけでしたが、これほどとは。
著者の、真っ向から生徒と向き合いながら常に考える姿には頭が下がります。
確かに「人と向き合うこと」は不登校の生徒たちだけではなく、ほとんどの人ができていないのだと思います。
自分を省みても、避けるかかわしているのがほとんどです。
ごまかしでなく本当に人とうまくやっていくために、著者の実践している授業はどこでもやったほうがいいと思いました。
勉強より大事なことだと思います。
内容★★★★
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