2011/07/04 (Mon) 18:25
ポプラ社
2011年4月
主将を交通事故で亡くし、勢いを失った弓が丘第一中学水泳部。やる気のない顧問の教師から廃部を詰め寄られた代表選手の龍一は、「水泳部を再建して、メドレーリレーで大会優勝してみせる」とタンカを切ってしまう。けれど残っていたのは、飛び込みも息継ぎもできないような、ダメダメ部員ばかり。メンバー集めに奔走する中、人魚のように泳ぐ謎の美少女が彼らに希望をもたらすが…。大人と子供、ジェンダーの壁にぶつかりながら、痛みとともに成長していく新たな青春小説の傑作。第5回ポプラ社小説大賞特別賞受賞作。
ベタな設定ですねー、なんて読み始めたけどちょっと捻ってあった感じで、なかなか楽しめました。
一人ではなく、みんなでやっていく素晴らしさを、主人公の成長と共に教えてくれます。
クサくてもいいので最後は盛り上がりたかったと思うのは、私がこの物語にのめりこんだ証拠かもしれません。
内容★★★★
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