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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
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2024/11/15 (Fri) 20:52
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2011/04/02 (Sat) 10:57

2011
監督:波多野貴文
出演者:岡田准一、真木よう子、香川照之、堤真一
上映時間:128分

官房長官を狙ったテロ事件から2ヶ月―。
井上薫(岡田准一) 、笹本絵里(真木よう子)、山本隆文(松尾諭)、石田光男(神尾佑)ら警視庁警護課第四係のメンバーたちは、テロリストとの死闘による怪我も回復し、要人警護の通常任務をこなしていた。だが、尾形総一郎(堤真一)の思惑を確実に感じ取っている井上のシンクロの症状は悪化の一途を辿っている。そんな中、いつものように任務に就く第四係の面々。この日、尾形の人生をかけた計画が実行に移されようとは知る由もなかった……。

一方、尾形の実家を訪ね、衝撃の事実を突き止めた直後に何者かに襲われた公安部員・田中(野間口徹)は、瀕死の重傷を負いつつも、病院を抜けだし、上司に緊急のメッセージを伝える。「尾形は身分詐称をして入庁しています。本物の尾形総一郎は別にいます!」

尾形の「野望」が実現する舞台。それは麻田内閣不信任案の採決が行われる国会議事堂だった。井上らSPに警護された国会議員が、次々と衆議院棟・本会議場内へ。閣僚たち、そして麻田首相もひな壇に現れ各大臣席に着いていく。尾形と野望を共有してきた与党幹事長・伊達國男(香川照之)は、麻田を睨みつけ、「すぐにそこから引きずりおろしてやるからな」とつぶやく……。

麻田内閣の行方をマスコミが注視する中、いよいよ本会議がスタート。同時に、尾形が命をかけて挑む、計画の火蓋が切られる。国会議事堂を占拠し、一斉に活動を開始するテロリスト。そして尾形と行動を共にする意外な人物たち……。誰が敵で、誰が味方なのか。騒然とする国会内の様子が一部始終、日本全国に生中継され全国民が見守るという異常事態。初めて明かされる、尾形の決意と行動の真の意味とは?その時井上は、何を考え、何を願うのか?





久々の劇場鑑賞。
ドラマ「SP」は2年前にシナリオを読んだきりで、その後ドラマ見るぞ、などと云いながらずるずる来てしまい、「野望篇」の上映も終了というところまで来てしまいました。
これではいかんぞと、再放送の最終話を乏しい記憶力を総動員しながら観て、「2時間スペシャル」「革命前夜」と勉強しました。
そのかいあって、映画はしっかり堪能することができました。
「野望篇」は観ていないけれど、「革命前夜」があってよかったです。
逆に、「野望篇」は観たけど「革命前夜」は観ていないという人にはつらいかもしれません。
アクションもすごいけれど、内容もかなり詰め込んであって、回想シーンなんかはあまりなかったので、ドラマさえ観ていない人には優しくないつくりとなっています。
すっかり夢中で画面から目の離せない2時間ちょっとでしたが…。
まだはっきりしていないところがいくつか…。
「Episode Final」とかいいつつ、まだ続きがあるのでは。
いや、あったほうがうれしいですけどね。





















内容★★★★★




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2010/05/12 (Wed) 11:27

2006
監督:西川美和
出演者:オダギリジョー、香川照之、伊武雅刀、新井浩文、真木よう子、蟹江敬三、木村祐一
上映時間 119分

写真家の猛(オダギリジョー)は、母の一周忌で帰郷。その夜に、兄・稔(香川照之)が想いを寄せる幼なじみの智恵子(真木よう子)と関係をもった猛だったが、次の日には何もなかったように稔、智恵子と渓谷へ向かう。ひとりはぐれた場所にいた猛が、ふと吊橋を見上げると、もめている様子の稔と智恵子がいた。そして次の瞬間、智恵子は谷底へ。兄をかばうため猛が奔走する中、稔の裁判が始められる。事故だったのか、事件なのか。次第にこれまでとは違う一面を見せるようになる稔に、猛の内面はゆれ始める。





「ゆれる」という表現を使い、「不確かさ」をうまく描いた映画だと思いました。
それは感情のゆれであり、記憶のゆれであり、橋のゆれであり…、最終的には画面さえゆれます。
そんな演出や、無言の間合いも効果的に使われ、素晴らしい作品となっています。

お互いに持っていないものを持っているのを、うらやましく、またはコンプレックスに思っている兄弟。
猛が智恵子と寝たのも、楽しそうにやっている兄への嫉妬からだと思うし、稔は稔で、都会で颯爽とやっているように見える弟がうらやましくもあり、卑屈になっています。
誰もが自分に自信がなく不安で、足元が常に不安定に感じる感覚…。
他人を見れば見るほど、自信に溢れているように見え、その感じは強まって…。
時には、自分の記憶さえ、歪めてしまうのかもしれません。
人間はそれほど感情に支配される、不安定な生き物なのでしょうね。

監督が自ら執筆した同名小説もあり、もっと深く知るためにも是非読みたいところです。



























内容★★★★



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2010/05/03 (Mon) 10:58

2006
監督:市川崑
出演者:石坂浩二、松嶋菜々子、尾上菊之助、富司純子、松坂慶子、萬田久子、深田恭子、中村敦夫
上映時間:134分

日本の製薬王といわれた信州の犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛(仲代達矢)はある遺言状を残して永眠した。佐兵衛には腹違いの3人の娘、松子(富司純子)、竹子(松坂慶子)、梅子(萬田久子)がおり、それぞれに佐清(尾上菊之助)、佐武(葛山信吾)、佐智(池内万作)という息子がいた。さらに犬神家屋敷には、佐兵衛が地盤を築く上で世話になった大恩人の孫娘・野々宮珠世(松嶋菜々子)も住んでいた。
残された遺言状が一族の不吉な争いの元凶となることを予期し、遺言を管理する法律事務所の若林は金田一耕助(石坂浩二)に調査を依頼する。しかし若林は、金田一との対面の直前、何者かに殺されてしまう。
やがて公開された遺言状は、“3人の孫、佐清、佐武、佐智のいずれかとの結婚を条件に、犬神家の全財産を珠世に譲渡する”という驚愕の内容だった。血で血を洗う争いに一族を駆り立てるかのごとく仕組まれた遺言状に、遺族は騒然となる。そして若林が危惧した通り、巨額の財産と、その鍵を握る珠世をめぐり、凄惨な殺人事件が次々に発生する。
名探偵・金田一耕助は、殺人事件の犯人を推理する過程で、犬神家の血の系譜の裏にある謎を解き明かしていく…。そしてある想像を絶する真相が暴かれることに!





30年前の同名映画のリメイク。
原作は横溝正史の同名小説。

感想は「?」です。
オリジナルを観たのはかなり昔ですが、その記憶とほぼ同じ演出、ストーリーで、なぜリメイクしたのかまったくわかりませんでした。
当時では怖かった演出も、CGの発達などで目が肥えてしまっているため、当時とあまり変わらない技術のままの映像は、苦笑する以外ありませんでした。
私には、ただ役者が入れ替わり、カメラの発達で映像が鮮明になった分、おどろおどろしさがなくなっただけにしか映らない映画でした。
ストーリーは悪くないので、オリジナルを観ていない人にはそこそこ楽しめるかもしれませんが。
リメイクするなら、もう少し工夫が欲しかったです。もしくは、思い切って斬新なアプローチをするとか。
…残念です。





























内容★★



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2010/04/26 (Mon) 12:20

2007
監督:草野陽花
出演:安良城紅、福本有希、足立理、岡田将生、近野成美、徳永えり、若葉竜也、南明奈
上映時間:93分

高校に入学したての白波瀬歩は、ひとり音楽室でうっとりとホルンを奏でる女性と遭遇する。惹き込まれるように自分もトランペットを吹き始め、メロディが最高潮に達した時、なんと彼女は突然白波瀬を押し倒し、ボタンを引きちぎる勢いで制服を脱がしてしまった!突然のことに驚き、思わず彼女を蹴り倒して逃げ出す白波瀬だったが、翌日1学年先輩として再会したその人・芹生百合子は、“事件”を全く覚えていなかった・・・。
天才的な音楽センスを持ちながら、ある“悪癖”の為に自由に音楽が楽しめない芹生のために、白波瀬と仲間たちはブラスバンド部を設立!ちょっとした下心と吹奏楽への熱い思いをない交ぜに、ブラスバンドの甲子園とも言われる「普門館」目指して、彼らの演奏が始まる!


う~ん、最近観た「うた魂」とか「フレフレ少女」と比べると、エネルギー不足というか、感情移入しにくい映画でしたね。伝わってこないというか。
それは、主演の芹生百合子役の棒読みと、無表情さのせいかもしれません。こういう役なのか、演技のせいなのかは、原作を読んでいない私には判別できませんが。
語り手の男の子にしても、なんだかぱっとしないし、情熱も見受けられないようです。
ストーリー的にも、ホルンから指揮者に転向、しかも要となってしまう流れが、あまり納得できませんでした。
吹奏楽の名門といわれている学校がどれくらいの練習力をしているのか考えてみると、ラストの展開のいい加減さというか、ご都合主義にも受け入れがたいものがありました。
いい味出していたのは、部長さんくらいですか。



















内容★★




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2010/04/24 (Sat) 16:00

2008
監督:渡辺謙作
出演者: 新垣結衣、永山絢斗、柄本時生、斎藤嘉樹、染谷将太、内藤剛志
上映時間:114分

 櫻木高校2年の百山桃子(新垣結衣)は小説の恋に夢中な純情女子高生。しかしある日、下校途中の桃子の脳天を野球部エース・大嶋(本多拓人)の暴投が直撃!! 優しく介抱してくれた大嶋に、桃子は運命の一目惚れをしてしまう。その想いを伝えられなくて悩む桃子の耳に、校舎の屋上から絶叫が聞こえてきた。「我々は〜、どんな困難にも諦めず立ち向かわねばならない〜っ!」。それは応援団たったひとりの団員・龍太郎(永山絢斗)が叫ぶ団の訓示だった。桃子はその天の声に従い、応援団に入り、大嶋への想いを貫くことを決意する。
 部員不足で廃部寸前の応援団のため、団員探しに奔走する桃子は、やっとのことでパンク好きの元吹奏楽部員・譲二(柄本時生)、音痴な元合唱部員・晃(染谷将太)、モテたくて入団した元ウエイトリフティング部員・泰平(斎藤嘉樹)を集めることに成功。ところがこの団員たちは、応援歌を歌えば音程を外し、大団旗を持てばフラフラ。頼りないことこの上ないへなちょこだった。そんな桃子たちの前に、伝説の応援団OB・柳原源蔵(内藤剛志)が現れる……。


単純明快なストーリー展開だけど、試合とかがあるわけではなく、縁の下の力持ちといった感じで盛り上がりにくそうな応援団にスポットを当てているのが、今時新鮮でした。
しかも、新垣結衣ちゃんが細い声で頑張って叫んでいるのを見ると、ついつい一緒に応援したくなっちゃいます。
応援する側も努力をしなければならない。それでなければ気持ちが伝わるわけがない。なんて、いいテーマも盛り込まれています。
タイトルが違えば、もっと人気が出たと思うのですが、どうでしょうか。
こういう、何か一つのことに全力を傾ける青春を送りたかったです。自分の学生時代を振り返ると、赤面するばかりです。寂しい…。
私には、眩しすぎる映画でした。





























内容★★★★



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