2010/04/24 (Sat) 16:00
2008
監督:渡辺謙作
出演者: 新垣結衣、永山絢斗、柄本時生、斎藤嘉樹、染谷将太、内藤剛志
上映時間:114分
櫻木高校2年の百山桃子(新垣結衣)は小説の恋に夢中な純情女子高生。しかしある日、下校途中の桃子の脳天を野球部エース・大嶋(本多拓人)の暴投が直撃!! 優しく介抱してくれた大嶋に、桃子は運命の一目惚れをしてしまう。その想いを伝えられなくて悩む桃子の耳に、校舎の屋上から絶叫が聞こえてきた。「我々は〜、どんな困難にも諦めず立ち向かわねばならない〜っ!」。それは応援団たったひとりの団員・龍太郎(永山絢斗)が叫ぶ団の訓示だった。桃子はその天の声に従い、応援団に入り、大嶋への想いを貫くことを決意する。
部員不足で廃部寸前の応援団のため、団員探しに奔走する桃子は、やっとのことでパンク好きの元吹奏楽部員・譲二(柄本時生)、音痴な元合唱部員・晃(染谷将太)、モテたくて入団した元ウエイトリフティング部員・泰平(斎藤嘉樹)を集めることに成功。ところがこの団員たちは、応援歌を歌えば音程を外し、大団旗を持てばフラフラ。頼りないことこの上ないへなちょこだった。そんな桃子たちの前に、伝説の応援団OB・柳原源蔵(内藤剛志)が現れる……。
単純明快なストーリー展開だけど、試合とかがあるわけではなく、縁の下の力持ちといった感じで盛り上がりにくそうな応援団にスポットを当てているのが、今時新鮮でした。
しかも、新垣結衣ちゃんが細い声で頑張って叫んでいるのを見ると、ついつい一緒に応援したくなっちゃいます。
応援する側も努力をしなければならない。それでなければ気持ちが伝わるわけがない。なんて、いいテーマも盛り込まれています。
タイトルが違えば、もっと人気が出たと思うのですが、どうでしょうか。
こういう、何か一つのことに全力を傾ける青春を送りたかったです。自分の学生時代を振り返ると、赤面するばかりです。寂しい…。
私には、眩しすぎる映画でした。
内容★★★★
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