2010/04/26 (Mon) 12:20
2007
監督:草野陽花
出演:安良城紅、福本有希、足立理、岡田将生、近野成美、徳永えり、若葉竜也、南明奈
上映時間:93分
高校に入学したての白波瀬歩は、ひとり音楽室でうっとりとホルンを奏でる女性と遭遇する。惹き込まれるように自分もトランペットを吹き始め、メロディが最高潮に達した時、なんと彼女は突然白波瀬を押し倒し、ボタンを引きちぎる勢いで制服を脱がしてしまった!突然のことに驚き、思わず彼女を蹴り倒して逃げ出す白波瀬だったが、翌日1学年先輩として再会したその人・芹生百合子は、“事件”を全く覚えていなかった・・・。
天才的な音楽センスを持ちながら、ある“悪癖”の為に自由に音楽が楽しめない芹生のために、白波瀬と仲間たちはブラスバンド部を設立!ちょっとした下心と吹奏楽への熱い思いをない交ぜに、ブラスバンドの甲子園とも言われる「普門館」目指して、彼らの演奏が始まる!
う~ん、最近観た「うた魂」とか「フレフレ少女」と比べると、エネルギー不足というか、感情移入しにくい映画でしたね。伝わってこないというか。
それは、主演の芹生百合子役の棒読みと、無表情さのせいかもしれません。こういう役なのか、演技のせいなのかは、原作を読んでいない私には判別できませんが。
語り手の男の子にしても、なんだかぱっとしないし、情熱も見受けられないようです。
ストーリー的にも、ホルンから指揮者に転向、しかも要となってしまう流れが、あまり納得できませんでした。
吹奏楽の名門といわれている学校がどれくらいの練習力をしているのか考えてみると、ラストの展開のいい加減さというか、ご都合主義にも受け入れがたいものがありました。
いい味出していたのは、部長さんくらいですか。
内容★★
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