2010/08/12 (Thu) 11:37
文藝春秋 文春新書
2010年6月
夢の内閣をつくってみた。大臣たちは、私が慣れ親しんできたローマの皇帝にする─治者とは?戦略とは何か?現代日本が突き当たる問題の答えは、歴史が雄弁に物語っている。大好評『日本人へ リーダー篇』につづく21世紀の「考えるヒント」。
前作に劣らず、勉強になりました。
サミット、国連、オリンピック、仕分け、などなど興味深い意見がたくさんあります。
考え方が揺るぎ無い人は、恰好いいですね。
ただ、低価格化の話題では、あまり同調できませんでしたが。20万円のアルマーニのスーツかぁ。ここら辺はやはり、生活レベルの差を痛感しました。
まあ、同感できる点やそうでない点もあるからこそ、読む価値があるのだと思っていますが。
「(指導者は、)たとえ地獄に落ちようと国民は天国に行かせる、と考えるような人でなくてはならない。その覚悟がない指導者は、リーダーの名に値しないし、エリートでもない」
そうですよね。でもそんな指導者、このところ見かけないです…。
この本読んだら、無性にワインとチーズが欲しくなりました。
缶ビール1本で真っ赤になってしまう私なのですが…。
でも、塩野さんの代表作でもあり、この本にもよく出てくる「ローマ人の物語」だけでもそのうち挑戦したいとは思っています。
内容★★★★
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