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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2024/04/20 (Sat) 20:04
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2010/09/25 (Sat) 17:10

講談社 モーニングKC
2010年7月

1595年春。密航先の朝鮮から逃亡を図る織部一行。李舜臣将軍の亀船が猛攻撃。絶体絶命の船中で、「この上ない回春」を味わう織部。肥前の海賊王・波多親に救われ、無事帰還を果たしたものの、不倫告白、関白秀次事件、そして別居と、公私ともに激動の日々。翌96年夏、未曾有の大地震により、伏見城も「うぎゃあ」もうつわも灰燼と化す。なにはなくとも妻ではないか。廃墟からたちあがれ日本。がんばろう織部。激動の大航海時代を数奇魂で乗り切りまする。





面白いです。
笑わせながらも、情報量も多く、歴史の勉強にもなりますね。(独自の解釈もあるので、そのへんは含んでおかないといけませんが)
織部の数寄はきわまりつつありますが、日本自体も武からお金へと中心が変わりつつあります。
石田光成、徳川家康の動きも気になりますが、小西行長と沈惟敬の動きが活発になってきたのも気になります。
でも今回のお気に入りは、加藤清正と佐竹義宣です。
勿論、数寄に対する情熱だけでなく、周りを気遣う心を忘れず、妻には真正直で、楽しんで生きている古田織部が一番好きですけど。



内容★★★★★


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2010/09/22 (Wed) 21:21

講談社 モーニングKC
2010年1月

茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千利休から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。はるばる来たぜ朝鮮半島窯景色。秀吉による無謀な海外侵略の最中、織部密航団はやきもの革命を誓う。生か死か、武か数奇か、それがますます問題だ!!




シリアスな展開が続き、ギャグはおとなしめになったように感じていたのですが、
「溶岩をぶん投げたような迫力に加え、とって付けたが如き、投げやりな銘の響きが!」
など、まだまだそのセンスは健在のようです。
命の危険を冒してまでのその探究心には、男のロマンを感じます。
秀吉の老い、家康の茶嫌い、伊達の奮起、柳生の登場などなど、これからも目が離せません。



内容★★★★


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2010/08/25 (Wed) 17:01

双葉社
2009年7月

ハッピーは白くてちいさな子犬。小学生のみくちゃんに拾われて、エサをくれるお母さん、ぶっきらぼうだけどいつも散歩に連れて行ってくれるお父さんと、幸せな日々を過ごしていた。しかしハッピーの成長とともに時は経ち、家族は少しずつ変わっていく。お父さんが体調を崩し仕事を失ったことをきっかけに、家族はバラバラ、自宅も処分することに。お父さんは、愛犬ハッピーとふたり、生きるために、故郷を目指しボロ車で旅に出る。少し不器用で強がりなだけで、ごくありふれた普通の父親でありながら、どうしようもない立場に追いやられてしまった「お父さん」。そんな「お父さん」をひたむきに愛し、ついていくハッピー。ときに可笑しく、ときに切ない、限りある生を謳歌するような短くて永い旅がはじまった──。





これは胸に来ますね。
残酷さとやさしさと寂しさと…。
なんだろう。この寂寥感は。

決して悪いことをしたわけではない「お父さん」。
家族との付き合いが上手くできなかっただけ。
平穏な舞にとを望んでいただけ。でも、全てを失ってしまいます。
困ったときに助け合えない家族ってなんだろう…。
でもそれが今の世相を表しているのかも。

実は昨日、車のタイヤがバーストして立ち往生。(その車はタントで、予備のタイヤはありません)
保険屋さんのロードサービスを呼んでもよかったのですが、自宅からそう離れていないので、迎えにきてもらうことに。
すると、必要ないのに、家族全員で来てくれました。
そんな家族を大事にしていきたいな、と思いました。
家族だからって、いて当たり前と思ってはいけないですね。
家族との関係も、毎日大切に育てていかなければならないのでしょう。
特にこの本を読んで、その気持ちは強くなりました。



内容★★★★★


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2010/08/16 (Mon) 19:13

スクウェア・エニックス ヤングガンガンコミックス
2008年6月

スクウェア・エニックス ヤングガンガンコミックス
2008年11月

スクウェア・エニックス ヤングガンガンコミックス
2009年6月

スクウェア・エニックス ヤングガンガンコミックス
2009年9月

①家庭に問題のある子供達を引き取る施設『鬼燈学園』。そこには、知ってはならない『秘密』がある――。“登ってはいけない階段”。“書き殴られた悲痛の叫び”。“白いワンピースの少女”。そして“嘘が得意な大人達”。自然豊かで優雅な離島が、虚偽と欺瞞で血に染まる…。
②徐々に近づく「死」の気配に怯える子供達は、ついに島からの脱出を決行した。一方、彼らの逃走に気付いた大人達は、殺意に満ちた追跡を開始する…。捕まったら最期の“鬼ごっこ”、果たして――!?
③島からの脱出を決意し、必死に逃げる子供達。それを阻止しようとする、殺意に満ちた大人達。どちらかが果てるまで、『絶望』は終わらない…。
④犠牲者が増えてもなお、逃げる子供と追う大人。そんな互いが向かう先は、虚偽と欺瞞の螺旋道──。それを嘲笑うかのように、血色の鬼燈が静かに揺れる…。





こういうクローズドサークルの設定は、やはりドキドキワクワク読んでしまいます。
人物設定はベタだけど、わかりやすく混乱しないので、好感が持てました。
恐怖感の盛り上げ方もなかなかで、かなり楽しめました。
でも…、最後はやはり拍子抜けかな。
かなり無理っぽい気がします、あの大きさでは…。
よく考えて作られているとは思うのですが、意外性はなかったですね。









内容★★★


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2010/05/27 (Thu) 17:31

集英社 ヤングジャンプ・コミックス
2010年2月

元・女流名人のチッチを仲間に加えた“モンジ隊"は「将棋コロシアム」にて、強敵「ネットスターズ」を迎え撃つ! 先鋒の右角は必殺の右四間飛車で圧倒的な力を見せつけるが……!? 将棋の歴史に刮目する、驚愕の第14巻!!





相変わらずこのバカさ加減が堪りません。
バカらしいのですが、「猫を抱いて象と泳ぐ」にどこか通ずるものもあるから不思議です。
まったくといっていいほど主人公の出番がないのも、面白いところです。



内容★★★★


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