2010/09/22 (Wed) 21:21
講談社 モーニングKC
2010年1月
茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千利休から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。はるばる来たぜ朝鮮半島窯景色。秀吉による無謀な海外侵略の最中、織部密航団はやきもの革命を誓う。生か死か、武か数奇か、それがますます問題だ!!
シリアスな展開が続き、ギャグはおとなしめになったように感じていたのですが、
「溶岩をぶん投げたような迫力に加え、とって付けたが如き、投げやりな銘の響きが!」
など、まだまだそのセンスは健在のようです。
命の危険を冒してまでのその探究心には、男のロマンを感じます。
秀吉の老い、家康の茶嫌い、伊達の奮起、柳生の登場などなど、これからも目が離せません。
内容★★★★
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