2010/11/19 (Fri) 09:45
2007
監督:デヴィッド・シントン
出演者:バズ・オルドリン、マイケル・コリンズ、ジム・ラヴェル、ジーン・サーナン
源題:IN THE SHADOW OF THE MOON
上映時間:100分
製作国:イギリス
1960年代初頭、アメリカとソビエトは宇宙開発を競い、互いに有人宇宙飛行を成功させていた。そんな中アメリカは人類初の月着陸を目指す「アポロ計画」を発動。悲劇的な事故を起こしながらも、69年7月16日、3人の宇宙飛行士を乗せたアポロ11号が月着陸飛行へと旅立つ。そして同7月21日、月着陸船イーグルが月面に着陸。世界中が見守る中、アームストロングとオルドリンが歴史的な一歩を月面に残すのだった。
月への有人飛行を目指し、アメリカで1960〜70年代に行われた「アポロ計画」。作品では合計12人の宇宙飛行士を月面へと運んだこの計画を、実際に月へ行った宇宙飛行士の言葉や当時の映像と共に振り返っていく。圧倒的な臨場感を持つ映像の一部は、今作品で初のお披露目となるNASAの蔵出し映像。冷却保管されていたものをデジタルリマスターし、現代に甦らせた。宇宙飛行士たちの体験に基づく言葉の数々が、その映像に感情や思考を肉付けしていく。月への第一歩を標すシーンでは、思わず喝采を上げたくなるほどの感動と興奮に包まれるはず。月の存在感と、そこへ行く宇宙飛行士たちの感情を、“観る”のではなく“体験”できる作品だ。
今思えば、1960年代にすでに月へと到達していたのですよね。
それを考えると、その先が停滞気味だと言えなくもないのがちょっと寂しいですね。多分、その当時から考えれば、40年先にはもしかしたら移住してるかも、なんて思わなくはなかったはずだと思うのです。
月から見た地球は綺麗ですね。画面を通してでなく、実際に見てみたいですね。みんながその美しさを見ることができれば、もっと地球に優しくなるかも、なんてのは甘い考えでしょうか。
おそらく私もそんな体験もできないまま死んでいくのかと思うと、残念ではありますが。
一番印象に残っているのは、月面到達後に世界中を周ったときのお話。
「アメリカはついにやりましたね」ではなく、「我々はついにやりましたね」とみんな言ったそうです。
その喜びは世界を一つにしたのですね。
私は、世界が一つになるなんて、外敵が現れたときくらいしかないと思っていたので、意外でもあり、感動しました。
例えそれが、米ソの対抗意識なしでは発展しなかったものだとしても…。
内容★★★★
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