2011/04/06 (Wed) 10:45
早川書房
2010年12月
コンサートのチケットを高値で転売する「ダフ屋」行為は許せても、医療や教育へのアクセスがお金で取引されることに、多くの人が抵抗をおぼえるのはなぜだろう? 遺伝子操作でより優れた人間をつくる――こうした試みがはらむ、私たちが見落としがちな本当の問題とは何だろうか?
2010年8月、東京・六本木で開かれた、ハーバード大学屈指の政治哲学の教授、マイケル・サンデルによる一夜限りの特別授業。教授と読者500人が繰りひろげた活発な対話の先にある、「正義にかなう社会」の姿とは?
日英対訳テキストと2カ国語音声DVDでおくる、英語学習にも最適な永久保存版ブック。
ベストセラー「これからの「正義」の話をしよう」も購入してありますが、とっつきやすそう(薄い)なこちらから読むことにしました。
さすが講義の名手といわれるだけあって、引き込むのがうまいです。
問題定義で終わっている感もありますが、いろいろ考えさせられたし、これからサンデル教授の本を読んでいくにあたっての導入として、わかりやすくとても良いと思いました。
次は「ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業」を読もうかと思っています。
この本の形式は日英対訳テキストとなっていて、前にスクリーンプレイシリーズで勉強したことを懐かしく思い出しながら読んでいました。
付属のDVDとテキストはまったく同じ内容で、DVDに日本語字幕はなく、英語の勉強には使いづらいかも。
内容を吟味したいわたしにとっては、DVDはいらなかったかな。
講義はこんな感じなんだよ、っていう雰囲気は味わえましたが。
内容★★★★
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