2010/08/04 (Wed) 20:45
文芸社
2010年5月
時は30世紀。ある王国で、王様が前代未聞の通達を発した。「自分以外の者が<佐藤>を名乗ることを許さない。王国にいる500万人の<佐藤>姓の人々を、“鬼ごっこ方式”で抹殺する」と……。かくして死のゲームの準備が整えられ、狂気に満ちた日々が始まった! 期間は7日間、夜11時から12時までの1時間を、主人公・佐藤翼は無事に逃げ切れるのか? そして、“死の鬼ごっこ”の途中で生き別れた妹を救うことはできるのか?──発売以来驚異的な売り上げを記録し続け、各種マスコミでも大きな話題を呼んだ傑作ホラーノベル!
2008年に大ヒットを記録した映画「リアル鬼ごっこ」に待望の続編が登場。2010年6月5日、いよいよ映画「リアル鬼ごっこ2」が全国ロードショーされることを記念して緊急リリース。ミリオンセラーを記録した都市型ホラーの金字塔『リアル鬼ごっこ』に、16ページのカラー口絵による映画「リアル鬼ごっこ2」名場面集や監督による見どころ紹介などを加えて限定発売!!
小説「リアル鬼ごっこ」に映画「リアル鬼ごっこ2」のカラー写真&監督インタビューを巻末に足しただけの内容です。
小説も少しは手直しされているようですが、読んでいて悲しい稚拙な文章に変わりはないです。
ごめんなさい、やっぱりこの作者、私にはあわないなぁ。
文体は言うまでもなく、この手のストーリーにこういう情けない主人公を持ってこられるとストレスがたまります。
「ニホンブンレツ」もそんなような感じだった気がします…。
運命に流され、ふさぎこんでいる主人公なんて、小説の中でまで見て炊くないです。
驚く展開が待っているわけでもなく、緊迫感もないし、設定もあまりに杜撰…。
褒める要素が見事に見当たらない本でした。
何故売れるのか、何故映画化されるのか、まったく理解できません。
内容★
PR
Comment