2010/08/04 (Wed) 15:45
河出書房新社
2010年4月
ある日、看護師の前に現れた、ひとりの男。彼は女性にこう囁いた。「この病院は、まもなく倒産します」……鬼才・新堂冬樹が病院乗っ取りという社会問題をテーマに挑む、衝撃と感涙の書き下し長篇!
個人的には、同時に読んでいた「憚りながら」と同じ肝臓移植について書かれていたので、その偶然には感じるものがありましたが、それだけでした。
病院関係についての描写は、海堂尊さんが作品に書かれていた以上のものがあるわけではなく、目新しさや勉強になるところは特にありませんでした。
ストーリーは、文章が読みやすくサクサク進むのですが、展開もスケールも2時間サスペンスドラマみたいな感じでした。
内容★★★
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