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2010/12/15 (Wed) 14:21

小学館
2010年9月

花魁の死を追う、若き金四郎が掴んだ彼女の切ない思い
文化8年(1811年)、江戸吉原の日本堤の外に広がる田んぼで、稲本屋の雛菊という花魁が、刀を袈裟懸けに斬られて殺されていた。見つけたのは吉原の茶屋を出てきたばかりの18歳の金四郎。彼は歌舞伎の森田座で笛方をして暮らしていたが、実は旗本家の遠山家の跡継ぎでもあった。昨晩顔を合わせていた雛菊の死の真相を、金四郎は探り始める。旧知の狂歌師・大田南畝、浮世絵師の歌川国貞とともに、雛菊の周囲をあたるうちに、彼女がかねてから会う男たちに心中を持ちかけていたことを知る。彼女は、なぜ心中を望んでいたのか。金四郎は、いつしか雛菊の深く暗い心のうちに踏み込んでいくのだった。
「小学館文庫小説賞」第11回受賞作。





わりとあっさり風味。
それは、金さんの慟哭はわかるものの、被害者の内面にあまり踏み込んでいないからかも。
結局金さん中心のお話なので、そちらを全面に出したほうが受け入れやすかったかも。読み易いのに、タイトルで敷居が高くなってしまっている気がしないでもないです。
今も格差が叫ばれているけど、やはり江戸時代のほうが酷いですね。理不尽さは比較になりません。

内容★★★


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