忍者ブログ
アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
Admin / Write
2024/11/16 (Sat) 10:56
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2010/09/30 (Thu) 19:23

講談社
2010年5月

『永遠の0』『ボックス!』『風の中のマリア』『モンスター』、1作ごとに読者を驚かせてきた百田尚樹
今度は、ついに時代小説!
ここに、時代小説でなければ、書けない男たちがいる。

生涯の契りを誓った2人の少年。1人は異例の出世を果たし、1人は貧困のなかで朽ち果てた。
光があるから影ができるのか。影があるから光が生まれるのか。
父の遺骸を前にして泣く自分に「武士の子なら泣くなっ」と怒鳴った幼い少年の姿。作法も知らぬまま、ただ刀を合わせて刎頚の契りを交わした14の秋。それから――竹馬の友・磯貝彦四郎の不遇の死を知った国家老・名倉彰蔵は、その死の真相を追う。
おまえに何が起きた。おまえは何をした。おれに何ができたのか。





予想通り、今回も泣かせてくれました。
時代小説はほとんど読んだことがないので、時代小説特有の単語の意味を辞書で調べなければならないときはちょっと焦りましたが、それも最初の方だけで、すぐに物語の世界に惹きこまれました。
前半の構図は「ボックス!」に似てなくもないけれど、友情は完全にパワーアップしています。
勿論感動させるだけでなく、その時代の暮らしぶりなども詳細に描かれていて勉強にもなります。
「ボックス!」「永遠の0」同様、戦いの描写の臨場感も素晴らしいです。

ボクシング、美容整形、戦争、そして時代劇。
異なるジャンルで書き続けているのに、どれもクオリティが高いからすごいです。
百田尚樹さん、これからも目が離せません。

内容★★★★★


拍手[0回]

PR
Comment
Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
  HOME   2773  2772  2771  2770  2769  2768  2767  2766  2765  2764  2763 
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリー
フリーエリア
にほんブログ村 英語ブログ 洋書・映画の英語へ blogram投票ボタン ↑ランキングに参加していますので、いずれかクリックしていただけると励みになります。 しかっちさんの読書メーター
ブログ内検索
プロフィール
HN:
しかっち
性別:
非公開
バーコード
カウンター
最新コメント
最新TB
忍者ブログ [PR]