2010/09/22 (Wed) 18:34
幻冬舎
2008年1月
隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車―人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。
ピュアですね。
何だろう、内容的には甘過ぎる、べたべたなお話だと思うのですが、素直に微笑んだり、涙ぐんで読んでしまう自分がいます。
語りがうまいのかな?私には全部ツボ?
なんだか読んでいて、爽やかな気分に包まれます。
「キケン」もよかったし、こんなに気持ちのいい読後感を与えてくれる有川浩さんの作品は全部読まねば。
中谷美紀さん主演で映画にもなるそうですね。
果たして映画で、この気持ちよさを出せるのかどうか…。
内容★★★★★
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