2010/09/22 (Wed) 13:27
河出書房新社
2010年7月
両親の離婚により転校することになった音和。野川の近くで、彼と父との二人暮らしがはじまる。新しい中学校で新聞部に入った音和は、伝書鳩を育てる仲間たちと出逢う。そこで変わり者の教師・河合の言葉に刺激された音和は、鳥の目で見た世界を意識するようになり…。ほんとうに大切な風景は、自分でつくりだすものなんだ。もし鳥の目で世界を見ることが、かなうなら…伝書鳩を育てる少年たちの感動の物語。
両親に離婚され、失業した父親と暮らすことになった主人公。
そんな境遇の彼が、面倒見のいい先生や先輩と出会うという爽やかな物語です。
舞台の風景の描写も美しいです。
でも、ストーリーとしては中途半端な印象が残りました。
えっ、これで終り?って感じです。
何か納得いかないなぁ。
ならば、登場人物をもっと絞って、短編でよかったのでは…。
内容★★★
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