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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2024/05/04 (Sat) 22:34
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2009/09/08 (Tue) 10:38

2007

1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。政府官僚の長女に生まれた美しいヒロイン・セシーリア。兄妹のように育てられた使用人の息子・ロビーを、身分の違いを越えて愛しているのだ、と初めて気づいたある夏の日、生まれたばかりの二人の愛は、小説家を目指す多感な妹・ブライオニーのついた哀しい嘘によって引き裂かれることになる。 生と死が背中合わせの、戦場の最前線に送り出されるロビー。彼の帰りをひたすらに待ち、「私のもとに帰ってきて」と手紙をしたため続けるセシーリア。そして、自分の犯した罪の重さを思い知らされるブライオニー。セシーリアとロビーは、再び会えるのか?ブライオニーが罪を贖える日はやってくるのか?三人の運命は、無情な時代の流れの中に呑み込まれていく…。


原題:ATONEMENT

最初は地味だな~なんて思って見てましたが、とんでもない。
いつのまにか世界に引き込まれている自分がいました。
嫉妬と潔癖さと残酷さという、多感な少女ブライオニーの描写は戦慄さえ覚えました。
ささいなことをきっかけに、長いうねりに巻き込まれ翻弄されてしまう人生…。
人の人生はそういうものかもしれませんね。
そして、衝撃のラスト。
このラストは、私には、「シンドラーのリスト」のこともいっているような気がしてなりませんでした。
すべてはそういうことなのだと思います。

セシーリア役のキーラ・ナイトレイは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ラブ・アクチュアリー」などで有名ですね。同主演・監督コンビの「プライドと偏見」、実在した賞金稼ぎを描いた「ドミノ」を観てみたいと思っています。
ロビー役のジェームズ・マカヴォイは、「ウォンテッド」が印象的でしたが、「ナルニア国物語」のタムナス(ルーシーが最初にナルニアで出会う人物)と知って思わず、あっと声が出てしまいました。どうりで馴染みのある顔だったわけですね。

というわけで、ともかく深い映画でした。
原作の小説"Atonement" Ian McEwan も時間があったら挑戦したいです。

内容★★★★★











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2009/08/28 (Fri) 09:21

2008

アメリカ、ボストン。ストリート・ギャングに脅されチャイナタウンのなじみの質屋を襲撃したジェイソンは、凶弾に倒れた老主人から、元の持ち主へ返すようにと金色の棒を託される。ギャングに追われビルの屋上から転落した彼が目を覚ますと、そこは古代の中国だった。突如兵士に襲われた彼は、酔拳の達人ルー・ヤンに助けられる。彼が手に持つ謎の棒は、悪の将軍によって石に封じ込められた賢人・孫悟空の武器“如意棒”だったのだ。それを彼の元に届け、この世に平和を取り戻すため、ジェイソンはルー・ヤンの案内で旅に出る─。


主役そっちのけで、ジャッキー・チェンとジェット・リーの競演が話題になった映画のようです。
それもそのはず、ジャッキー・チェンは酔拳を使ったり、ジェット・リーは僧衣の袖を使った攻撃を多用したりと、二人の持ち味をちゃんと活かしたアクションシーンになっているからです。
まあ、ストーリーはちょっと「ベスト・キッド」を思わせたり、孫悟空や白髪魔女傳が出てきたりして、ごっちゃ煮の印象で、あまり重視しない方がいいかもしれません。
というか、この映画を観たい人はそんなこと求めてないでしょうね。
カンフー映画として観るなら、よい出来ではないでしょうか。

尚、続編の企画も進行中だそうです。

そうそう、クライマックス近くで、ジャッキーが一言だけ日本語をしゃべっているの気付きましたか?

内容★★★★


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2009/08/18 (Tue) 10:25

2008

元レーサーのエイムズは製鉄所で働きながら、妻と幼い娘の3人で、慎ましいながら幸せな生活を送っていた。しかし製鉄所が閉鎖した日の夜、エイムズはキッチンで倒れている妻を発見し、駆け寄ったところを背後から何者かに襲撃され、気を失ってしまう。日田旅気が付いた時には警官に囲まれ、横には血まみれで横たわる妻と、己の右手には血まみれのナイフが握らされていた。
妻殺しの濡れ衣を着せられたエイムズは、ターミナル・アイランドに収容される。そこでターミナル・アイランドを牛耳る冷酷な刑務所長ヘネシーからある交渉事を持ちかけれる。それはデス・レースのスターレーサー、フランケンシュタインのふりをしてデス・レースに出場することであった。フランケンシュタインはマスクを被った凄腕のドライバーで、今までに既に4勝を挙げていた。しかし5勝目をかけたレースの最中大怪我を負い、手術台の上でそのまましんでしまったのだという。
ヘネシーはスターレーサーであるフランケンシュタインの死を観客に隠すため、エイムズに彼のマスクを被り、最後の5勝目をかけたレースに出場する事を要求する。このレースに勝てば自由の身を保障する、だがもし断ればこのまま二度と娘とは会えなくなる事を仄めかし、エイムズに否応のない選択を迫る…。


車のデザイン、マスクなど、「マッドマックス」みたいな70年代の香りのする映画。
それもそのはず、「デスレース2000」(1975)のリメイクなのでした。
最初に死んでしまう本物のフランケンシュタインの声は、オリジナルのほうを演じたデヴィッド・キャラダインがそのまま演じてるそうです。
こういう細かい気配りっていいですよね。

この、囚人たちがやる種目を一般公開するという設定で思い浮かぶのは、漫画「コブラ」のラグボール、映画では「ロンゲスト・ヤード」「勝利への脱出」とかですね。
どれも面白かったです。

所長ヘネシー役のジョアン・アレンという女優さん、偶然にもここ最近これを含めて私は4作見たことになります。
「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」「きみに読む物語」

こういったアクション映画はシンプルなストーリーのほうがいいような気がしますが、リメイクなのでもう一工夫欲しかったような気がしないでもないです。オリジナルのフランケンシュタインが絡んでくるとか…。

内容★★★★




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2009/08/07 (Fri) 02:05

2008

謎の未確認飛行物体がワシントンDCに飛来。現れたのは人間と同じ姿をした異星人・クラトゥと巨大ロボット・ゴートだった。クラトゥは各国の代表者に、大事なメッセージがあると言うのだが…。


最初、音声が5.1chでないので、漠然とおかしいとは思ったのですが…。
始まって、20世紀FOXのロゴがないので?
5分くらい見て、やっぱり何か違う、とここでようやく停止。
確か、評判はあまりよくないものの、CGは素晴らしいっていわれていたような…。
しかも、何でロボット?
取り出して、タイトルよく見たら、「地球が静止した日」って…。
本物は「地球が静止する日」でした。
こんなの作る方も作る方ですが、騙された自分が情けなくって悲しくって…見るのやめました。時間の無駄っぽいし。
何かもう、本物も見る気なくなってしまいました…。
みなさんも、紛らわしいタイトルにご注意ください。

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2009/07/15 (Wed) 10:51

2008

ゴッサム・シティーに、究極の悪が舞い降りた。ジョーカー(ヒース・レジャー)と名乗り、犯罪こそが最高のジョークだと不敵に笑うその男は、今日も銀行強盗の一味に紛れ込み、彼らを皆殺しにして、大金を奪った。
この街を守るのは、バットマン(クリスチャン・ベール)。彼はジム・ゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)と協力して、マフィアのマネー・ロンダリング銀行の摘発に成功する。
それでも、日に日に悪にまみれていく街に、一人の救世主が現れる。新任の地方検事ハービー・デント(アーロン・エッカート)だ。正義感に溢れるデントはバットマンを支持し、徹底的な犯罪撲滅を誓う。
資金を絶たれて悩むマフィアのボスたちの会合の席に、ジョーカーが現れる。「オレが、バットマンを殺す」。条件は、マフィアの全資産の半分。しかし、ジョーカーの真の目的は、金ではなかった。ムカつく正義とやらを叩き潰し、高潔な人間を堕落させ、世界が破滅していく様を特等席で楽しみたいのだ。
遂に始まった、ジョーカーが仕掛ける生き残りゲーム。開幕の合図は、警視総監の暗殺だ。正体を明かさなければ市民を殺すとバットマンを脅迫し、デントと検事補レイチェル(マギー・ギレンホール)を次のターゲットに選ぶジョーカー。しかし、それは彼が用意した悪のフルコースの、ほんの始まりに過ぎなかった……


まさかこれほどとは…。
昔の4作の「バットマン」に失望していたのですが、これは素晴らしかったです。
街の治安を守る難しさ、そして真の正義とは何かをテーマにかなり深い内容となっています。
ただのヒーロー物と思って見ると火傷します。
アクションも素晴らしかったですが、この映画のよさはシナリオにあると思います。
ルールに縛られないジョーカーの凶悪な、これでもかという連続攻撃。
一方、ルールにがんじがらめになり、苦戦するバットマン…。
そして、最終的にバットマンのとった行動は…。

28歳という若さで亡くなってしまったヒース・レジャーのジョーカー役が特にすごかったです。
もうホント、見ていて怖かったです。
彼の作品は「パトリオット」と「ロックユー」を見たことがあります。

この映画を見て、ようやく「バットマン」の人気の秘密が少しわかったような気がします。
そろそろバットマンのアメコミも読まなくては。
でも、ものすごい数だから、どれから読むべきなのか…。
あと、「バットマン ビギンズ」も見ないと。

内容★★★★★




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