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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
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2024/04/20 (Sat) 22:49
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2010/03/27 (Sat) 11:16

2003
監督:ラース・フォン・トリアー
出演者:ニコール・キッドマン、ポール・ベタニー、ローレン・バコール、クロエ・セヴィニー、ステラン・スカルスガルド
原題:Dogville
上映時間:178分
製作国:デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、他

山あいの小さな村ドッグヴィルにひとりの女・グレース(ニコール・キッドマン)が逃げ込んでくる。どうやらギャングに追われているらしい。村一番のインテリを自負し、人々を正しく導くことに情熱を燃やすトム(ポール・ベタニー)は、素性の知れない彼女をかくまうことを住民たちに提案する。グレースを受け入れる条件は、2週間で彼女が村人全員から気に入られること。閉鎖的な人々と打ち解けようと、グレースは肉体労働を申し出て必死に尽し始める…。


これは衝撃的な映画でした。
チョークで線を引いただけの、おままごとみたいというか、壁のない建物台、そう、まるで演劇を見ているような舞台に、まず好奇心がそそられます。
プロローグと9章に物語が分かれている点も演劇っぽいかもしれません。
でも、この映画はそれだけに終わらず、人間の暗黒面というか、エグイ部分を曝け出すように描かれていて、それがすごいのです。
最初は人のいい村人たちが、時が経つに連れ、慣れというか、調子に乗るというか、本性が現れていくというか、見ていて憤りを覚えるほど醜いというか、酷いというか、悲しいです。
でも、大小の差はあれ、これが人間の本性かなって思います、悲しいけれど。
遠回しに人を脅して服従させる様は、ある意味殺すことよりえげつなくも感じました。
3時間もある映画なのに、長さを感じることなく、圧倒されっぱなしでした。
何故主人公はここまで我慢し続けるのか、というストレスも観ていて感じるのですが、それも最後には解消されれます。
集団心理、偽善、残虐性、自己防衛、羨望、嫉妬などなど、いろいろ考えさせられる深い映画でした。

「機会の土地-アメリカ」の3部作の第1章ということらしいですが、続編の「マンダレイ」「Wasington」も是非観たいところです。





























内容★★★★★







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2010/03/25 (Thu) 11:03

2009
監督:マイケル・ベイ
出演者:シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョン・タトゥーロ、ジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン
原題:Transformers: Revenge of the Fallen
上映時間:150分
製作国:アメリカ

町を出て大学へ進学することになったサム(シャイア・ラブーフ)は、離れ離れになってしまうガールフレンドのミカエラ(ミーガン・フォックス)との未来やボディガードのトランスフォーマー、バンブルビーにも町を離れる事を説明しなくてはならず頭を悩ませていた。そんな悩みを抱えているある日、サムはディセプティコンのリーダー、メガトロンを倒した“キューブ”のかけらを発見、キューブによってサムの体にはある“情報”が刷り込まれてしまう。
一方、米政府は2年前の戦いでディセプティコンと戦ったレノックス(ジョシュ・デュアメル)、エップス(タイリース・ギブソン)らを中心にオートボットと協力し、世界に散らばるディセプティコンを掃討する精鋭部隊、NESTを組織。しかし、隠然たる権力を持つ国家安全顧問のセオドア・ギャロウェイ(ジョン・ベンジャミン・ヒッキー)はNESTの存在に異を唱え、「オートボットとディセプティコンの争いは人類とは無関係だ」と主張し、NESTの廃止を画策していた。トランスフォーマーたちと人類の関りは大きな転機を迎えていた。
大学での新生活を始めたサムには突然、頭のなかで稲妻が光るような強烈な幻覚に惑わされるようになる。徐々に形を成し、何かを指し示すサインであることを確信。
「遥か古よりトランスフォーマー達は存在し、人類と深く関っていたことを」
復活したメガトロンを中心に、スタースクリームなど続々と地球に送り込まれるディセプティコンが"リベンジ<復讐>"に動きだした。新たな脅威"ザ・フォールン"も姿を表す。この戦いの鍵を握るサムとともに迎え撃つオプティマスプライム率いるオートボットは再び激しい戦いの渦中に巻き込まれる。この戦いはアメリカに留まらず、パリ・ロンドン・上海・エジプトと地球規模に拡大、宇宙の運命すら左右するものに・・・


どうなんでしょう。
原作を知らない私にはちょっときつかったかな、って感じです。
CGはすごく、アクションもお金かけてるなって感じはすごく伝わってくるのですが、ロボット出すぎで、見分けが全然つかなかったです。
後、変形が頻繁で長すぎるのもちょっと気になりました。
ストーリーは重視しないとしても、アクション映画としてみてもどうなんでしょう。
無駄なシーン(例えば大学での両親)とか削れば、スピード感あるしまった作品になった気もします。
150分という長い映画の割にはラストがあっけなく、こちらに時間を割くべきだと思ったのは私だけでしょうか。
いろいろな意味で勿体無い作品だと思いました。





























内容★★★







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2010/03/12 (Fri) 12:47

1982
監督:シドニー・ポラック
出演者:ダスティン・ホフマン、ジェシカ・ラング、テリー・ガー、ビル・マーレイ
原題:Tootsie
上映時間:113分
製作国:アメリカ

俳優マイケルは向こう気の強さからニューヨーク中のプロデューサーを敵に回し、さっぱり仕事が回ってこない。窮地に立ったマイケルは、女装し“ドロシー”と名乗ってオーディションに出場。見事大役を勝ち取る。すべてがトントン拍子に進んでいたが、共演者のジュリーを好きになったことから歯車が狂い始め…。


もう30年近く前の映画になるんですね…。
観ようとは思っていたのですが、ついついそんなに経って初めて観ました。
とにかくダスティン・ホフマンが素晴らしいですね。CGなしであそこまでやれるとは。
しかも、なんていうのか、気持ち悪さっていうのか、いやらしさもないです。妙に爽やか。
ストーリーも、笑いありの、切なさもありのバランスがよいつくりになっています。
気分よく観終えることができます。



















内容★★★★



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2010/03/01 (Mon) 11:35

2004
監督:ジョン・ダイガン
出演者:シャーリーズ・セロン、ペネロペ・クルス、スチュアート・タウンゼント
原題:Head in the Clouds
上映時間:121分
製作国:イギリス、カナダ

1933年、英国の貧しい大学生ガイ・マリオン(スチュアート・タウンゼント)は、ささいなことから美貌と天真爛漫な振る舞いで名高い上流階級の娘ギルダ・ベッセ(シャーリーズ・セロン)と出会う。全く生きる世界が違うゆえにお互いに強く惹かれ合い、一夜を共にする二人。しかし、ギルダはガイの愛の告白を受け入れることなく華やかでスリルのある人生を求め、単身パリへと旅立っていく・・・。
 3年後、大学を卒業したある日、忘れかけていたギルダからの手紙に導かれパリに渡ったガイは、女優やカメラマン、アーティストと次々と自己表現の場を求め、華やかに暮らすギルダと再会する。しかし、芸術活動の援助を目当てにパトロンとベッドを共にすることを止めない奔放なギルダ。彼女は、14歳の時に占い師から「あなたの34歳以降の人生が見えない」と告げられたことが脳裏から離れず、とにかく生き急いでいた。そして、その本当の願いは、恋人のガイ、スペインの内戦を逃れてきた友人のミア(ペネロペ・クルス)の3人で暮らすことだった。迫りくる戦争の現実に背を向け、1930年代パリ特有の享楽的な生活を謳歌する3人。しかし、台頭するナチスの勢力は次第に彼らの生活に影を落とし始め、ガイとミアはいつまでも快楽主義的な生活を追い求めるギルダを残して内戦の激化するスペインに渡ってゆくのだった・・・。
 月日が流れ、世界は遂に戦争に突入していった。そして、レジスタンス活動のためにナチス占領下のパリに舞い戻ったガイが見たのは、ドイツ将校に寄り添い街を歩くギルダの姿だった。相変わらず自分の幸せだけを追い求めているかに見えるギルダ。しかし、戦争の荒波は彼女の人生、そして彼女自身をも大きく変えていたのだった・・・。


前半の、ガイがギルダに翻弄されているあたりでは結構期待していたのだけれど、後半の戦争に関係していってからは、ありふれて見飽きたストーリー展開になってしまって、ちょっと残念でした。
美女二人の共演はいいけれど、昔の映画のただ焼き直しで終わってしまっては勿体無いです。
細かい点で見れば、戦争の無意味さ、人間の残酷さは伝わってきますが、ただそれだけでは…。

























内容★★★


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2010/02/28 (Sun) 11:17

2008
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
出演者:ジージャー・ヤーニン、阿部寛、ポンパット・ワチラバンジョン、アマラー・シリポン、タポン・ポップワンディー
原題:ช็อคโกแลต  英題:Chocolate
上映時間:93分
製作国:タイ

日本人の父とタイ人の母との間に生まれた美少女・ゼン(“ジージャー”ヤーニン・ウィサミタナン)。母に引き取られたゼンは、成長するにつれアクションのビデオを見ただけで、その技を習得できるという並はずれた能力を備えていることが分かり、密かに技を磨いていた。そんなある日、母が癌に侵されていることが発覚。ゼンは母を救うため、母から全てを奪ったマフィアとの抗争に挑む。だが、そこには生き別れになっていた父・マサシ(阿部寛)との再会が待っていた…。


何の予備知識もなく観たので、驚きがありました。
まず阿部寛さんが出てて、しかもヤクザ映画?真面目にDVD間違えたかと思って、取り出して確かめちゃいましたよ。
そして、この主演の少女のアクション。凄過ぎる。
もう、目が釘付け。かなりの身体能力ですね。
この映画でストーリーを語るのは、野暮でしょう。
これは、彼女のアクションを観るための映画だと言い切っちゃいます。
一見の価値ありです。
そして、スタッフロールでのメイキングシーン。
やっぱりかなり怪我してますね。他の出演者もですが。
これ、日本の映画ではありえないですよね。多分ハリウッドでも。
みんな、体当たりでやっています。頭が下がります。
一生懸命ってやはり心動かされます。
早く彼女の次回作が観たいです。

もうひとつ驚いたのが彼女の年齢。
1984年生まれ?見えないです。もっと幼いと思っていました…。
ちなみにこの映画のために4年間基礎トレーニングをし、撮影には2年かかったそうです。





























内容★★★★★


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