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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
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2024/04/28 (Sun) 20:37
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2009/11/16 (Mon) 09:50

2007
監督:マイケル・デイヴィス
出演者:クライヴ・オーウェン、ポール・ジアマッティ、モニカ・ベルッチ
原題:Shoot'Em Up
上映時間:86分
製作国:アメリカ合衆国

深夜、NYの裏通り。謎の男に追われる妊婦を見たスミス(クライヴ・オーウェン)は、いきがかりから彼女を助けた。しかしそこに男の仲間らしき者たちが乱入し、事態は銃撃戦に発展。そんな中妊婦から赤ちゃんを取り上げたスミスは、流れ弾で死んだ母親の代わりに子どもを抱えて逃走。すると男たちは、今度は子どもを奪うためにスミスに襲い掛かった。子どもが狙われる理由がわからないまま、スミスは娼婦ドンナ(モニカ・ベルッチ)のもとへと逃げ込むが……。


これは拾い物でした。これだから、映画は止められません。
このスピード感、詰め込まれたアイデアの数々。
ありえないでしょ、という突っ込みを許さぬほど、次々と物語は展開して行き、気付けばエンディングということになっていました。
メッセージ性はないけれど、深く考えず、ただ観ることを楽しむのも素晴らしいです。ストレス解消にもってこいの一本でした。
まさに痛快!

クライヴ・オーウェン、どこかで見たことあるような、って、「インサイド・マン」「シン・シティ」。もう忘れていた私でした…。

内容★★★★★



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2009/11/05 (Thu) 09:45

2006

FBI捜査官のメスナー(ライアン・レイノルズ)とカラザーズ(レイ・リオッタ)は、過去に100件以上もの殺しを請け負ったと噂されるマフィア組織のボス、スパラッザ(ジョセフ・ラスキン)の邸宅で張り込み中に、スパラッザの腹心が謎の男にかけた電話の盗聴に成功した。「じいさんはイズラエルを殺すために、スウェーデン人の暗殺者を雇った。『イズラエルの心臓がほしい』と言ってる。おれたちが先に誘拐して、身代金をせしめよう」。スパラッザがイズラエルの心臓に賭けた報奨金は、100万ドルという桁違いの大金だった。メスナーとカラザーズは思わず顔を見合わせた── いったい、そのイズラエルとは何者なのか?
 バディ・イズラエル、通称“エース”(ジェレミー・ピヴェン)──ラスベガスのMGMホテルのメインルームを常に満員御礼にしてしまうほどの人気マジシャンである彼は、スパラッザをはじめとするギャングたちから気に入られ、裏社会に出入りしているうちに、自分もその世界でのし上がれると勘違いし、見よう見まねで独自の組織を築き上げた。だが、しょせんは付け焼刃──彼の強引なやり方はラスベガスの裏社会全体に大混乱を巻き起こし、あげくの果てには“エース”自身が逮捕されるという事態に陥っていた。
 FBI副長官のロック(アンディ・ガルシア)は、過去にFBI捜査官の殺害にもかかわったと見られるスパラッザのこれまでの容疑の証拠を得るために“エース”に司法取引を持ちかけた。一時的に保護監察下に置かれた“エース”がその取引を飲めば、スパラッザに命を狙われることは間違いない。が、その一方で、このままでも終身刑は確実──タホ湖のカジノ・ホテルのペントハウスで、最も信頼する右腕のアイビー(コモン)と共に身を隠す“エース”は、ぎりぎりの決断を迫られていた。自分のもとに、最強の殺し屋たちが近づいていることなど知りもせずに…。
 “エース”の心臓に100万ドルの値段がつけられた噂はたちまち広がり、世界中から名だたる暗殺者たちが群がりはじめた。クールな美貌のサイクス(アリシア・キーズ)とスナイパーのシャリス(タラジ・ヘンソン)の女殺し屋ペア。その場にいる人間をだれかれ構わず容赦なく殺しまくると評判のトレモア兄弟(クリス・パイン、ケヴィン・デュランド、モーリー・サーリング)。非情な拷問のスペシャリストのアコスタ(ネスター・カーボネル)。変装のプロで、正体不明のスート(トミー・フラナガン)。そして、スパラッザが雇ったという正体不明のスウェーデン人…彼らはみな、自分が報奨金を得るためなら、警官やほかの暗殺者を殺すことも辞さない、プロ中のプロばかりだ。
 しかも、“エース”が滞在するホテルに向かっているのは、殺し屋だけではなかった──“エース”の弁護士リード(ジェイソン・ベイトマン)からの依頼でエースをベガスへ連れ戻すしがない保釈保証人、デュプリー(ベン・アフレック)とその仲間たち(ピーター・バーグ、マーティン・ヘンダーソン)の3人組、さらにはイズラエルの保護を任されたFBI捜査官のメスナーとカラザーズもまた、タホ湖のホテルをめざして車を走らせていたのだ。
 錯綜する思惑。すれ違う暗殺者たちの影。ホテルの最上階で待つ“エース”のもとに最初にたどりつけるのは誰なのか? メスナーとカラザーズのふたりは彼の命を守り切れるのか? それとも、暗殺者のうちの誰かが先に“エース”の心臓を手にするのか? それぞれの人生を大きく左右する運命の18時間が、今まさに幕を開けようとしていた…!


原題:Smokin' Aces

序盤、キャラが出まくりなので、心して観ないと混乱します。
といっても、誰だかわからなくなっても十分楽しめるようには作られています。
個性的で判りやすいキャラ設定にされているので、自然に馴染んできます。

目まぐるしい展開でスピード感もあるし、私はこういうの大好きです。
かなり気分は爽快です。
FBI捜査官役のライアン・レイノルズは、「ウルヴァリン X-MEN ZERO」でデッドプール役を演じた人ですね。

続編もあって、

殺し屋のうちの数人は続編にも登場するみたいなので、誰が生き残るのか、予想しながら観るのも楽しいかもしれません。

内容★★★★★



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2009/10/15 (Thu) 11:16

2007

「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」のマイケル・ムーア監督が、今度はアメリカの医療保険問題に鋭いメスを入れる社会派ドキュメンタリー。アメリカは先進国の中では唯一、公的な国民皆保険制度を持たない国。国民の健康保険の大半は民間の保険会社に委ねられている。そのため、高い保険料などが障壁となって、実に約4700万人もの国民が無保険の状態にあるという。しかしムーア監督は、営利を追求する民間企業が運営する現在の健康保険の矛盾は、高い保険料を払って加入している大多数のアメリカ国民にこそ深刻な影響を与えていると主張し、豊富な事例を基にその実態を明らかにしていく。


のっけから目を釘付けにする演出は見事としかいいようがありません。
そして、かなりの攻撃を受けることを覚悟の上で、こういう問題に取り組んでいくマイケル・ムーア監督の姿勢には感心します。
テーマとその切り口も素晴らしいですが、わかりやすく、且つ楽しませてくれるその巧みな演出は、本当に素晴らしいですね。

アメリカの保険制度の驚愕な事実が次々と紹介され、私のアメリカに対して持っていたイメージはどんどん崩れてゆきます。
利益追求の悪しき点も浮き彫りにされ、民主主義一辺倒も問題があることがわかります。

虚偽はないにしても、誇張はあるかもしれません。
それは、わかりやすくするためだと私は納得した上で観ていました。
逆に、ここでは描かれていないもっと恐ろしいこともあるのかもしれません。
どこまで信じるかは個人個人が決めることだと思いますし、これにより医療制度などに関心をもつ人が増えることが重要なのだと思いました。
現に私がそうです。

カナダ、イギリス、フランスなどは治療費がかからないといっていましたが、すべては税金で賄われているはず。
医療だけにスポットをあてているため素晴らしく思えますが、他の面でしわ寄せが来ていないか調べる必要はあるのかもしれません。

とにかく、こういう問題提議ができること自体素晴らしいです。
もうそれだけでこの映画の存在価値があります。
他人事ではなく、日本の医療制度をじっくり考えてみたいと思います。
マイケル・ムーア監督の次作「キャピタリズム~マネーは踊る~」(2010年1月公開予定)にも、期待が膨らみます。

原題は"SiCKO"。
「病的なヤツ」みたいな意味のスラングだそうですが、うまいこと掛けたタイトルですね。
でも、日本でそのままのタイトルはちょっといただけないのではないでしょうか。
ダサいし、硬いけどまだ、「マイケル・ムーアの医療保険制度問題」みたいなタイトルのほうが良かったような気がします。


内容★★★★★



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2009/10/07 (Wed) 09:56

2001

世界中の戦地を撮り続ける戦争写真家、ジェームズ・ナクトウェイの姿を追ったドキュメンタリー。危険な地域に赴く彼を2年間に渡って密着取材。緊迫した状況下で撮影された映像や彼の撮った写真などから、日々戦争を肌で感じる彼の内面を掘り下げていく。


原題:War Photographer

哀しみに明け暮れる人たちに向け、ひたすらシャッターを押す姿がとても冷徹に思えてなりませんでした。初めは。
でも、そこらへんの説明もきちんとされています。
「彼らは受け入れてくれるのだ」と。
「彼らは訴える手段がこれしかないことをわかっている」と。
感情なく、あるがままをフィルムに収めているのかと思っていたら、まったく正反対でした。
自分の認識の甘さと、弱さが再認識できました。
また彼は、大きな声をださないとか、ゆっくり動くなど、とても気を使っているようです。
でもやはり、彼みたいな人ばかりでなく、殺されかけている人を止めることもなく、喜んで撮っている人がいるのも事実のようです。

ルワンダの映画以上に悲惨な現場は衝撃的でした。
虐殺を行っていたフツ族のその後は、これで初めて知りました。

ナクトウェイのその信念を全うするその生き方は、とても眩しいです。
羨望もないことはないですが、自分には絶対できないこともわかっています。
恐怖もありますが、哀しみに押しつぶされそうで…。
彼の精神の強さの半分でも自分にあったなら…。

内容★★★★


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2009/10/01 (Thu) 11:36

1995

ベテラン刑事サマセットとコンビを組んだ、新米刑事ミルズの前に怪事件が発生した。それは拳銃で脅し胃袋が破裂するまで食べ物を食べさせられるという想像を絶する殺人事件だった。捜査を進める二人だったが、第二の殺人事件が発生。腹の肉を1ポンドえぐり出された弁護士の死体。そして現場には被害者の血で「GREED=強欲」と書かれていた。サマセットは、先の変死体が「大食」を意味していること、これらは「七つの大罪」にのっとった連続殺人事件であることに気づくのだった……。


もう15年近く前の映画になるのですね…。
初めて見たときのラストの衝撃は未だに忘れられません。
自分の世界観というか、常識だけで人の行動を判断することはできない、ということを教えられた映画です。
人が人を裁くこと自体間違っている気はしますが、信念を貫き通そうとする者にとって、そんなことは考えもしないだろうし…。
おかしいだろ、とかなんで七つの大罪なんだ、と思った時点でアウトなのかもしれません。

モーガン・フリーマン(ダークナイト、ウォンテッド、ミリオンダラー・ベイビー)
ブラッド・ピット(レジェンド・オブ・フォール、ジョー・ブラックによろしく、ファイト・クラブ)
グウィネス・バルトロー(恋におちたシェイクスピア、リプリー、アイアンマン)
ケヴィン・スペイシー(ペイ・フォワード、交渉人、ユージュアル・サスペクツ)
といった豪華キャストも見所です。(括弧内は代表作というより自分の観た作品で気に入っているものです)


この監督デヴィッド・フィンチャーの作品は、「エイリアン3」「ファイト・クラブ」「パニック・ルーム」と観てきました。
話題作ばかりですね。
「ゾディアック」と「ベンジャミン・バトン」は未だなのでそのうち観ないと。

内容★★★★



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