2010/10/17 (Sun) 21:34
新潮社
2010年8月
このままずっと小説を書き続けるか、あるいは……。小説家と、彼女を支える夫を突然襲った、あまりにも過酷な運命。極限の選択を求められた彼女は、今まで最高の読者でいてくれた夫のために、物語を紡ぎ続けた――。「Story Seller」に発表された一篇に、単行本のために書き下ろされた新たな一篇を加えて贈る完全版!
今まで読んできた有川浩さんの作品とは違い、嫌な人たちも結構出てくるし、悲しみにも彩られている感じ。
主人公である二人が純粋なのが救いですが。
人はいつか死にます。
そのとき、こんな風に相手を思いやって逝きたいし、見送りたいと思いました。
作風は少し違っていますが、相変わらず泣かせてくれます。
内容★★★★
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